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『Sandcastle』Steam体験版、砂遊びに5時間没頭できるサンドボックス

2026年09月01日 | #ゲーム紹介 | Polygon

『Sandcastle』Steam体験版、砂遊びに5時間没頭できるサンドボックス

砂を掘り、盛り、波に崩される。Steamで配信中の『Sandcastle』体験版は、明確な勝敗や厳しい目的を設けず、砂浜を自由に造形する時間そのものを楽しめる作品です。原文筆者は、短時間の気分転換を想定して触れたものの、気づけば毎晩プレイするようになり、合計5時間ほど砂遊びに没頭したとしています。

砂浜を好きなように造形

開発を手がけるのは、Haven Parkを制作したBubblebird Studioです。本作では、海が静かに波打つ小さなジオラマ風の砂浜を舞台に、バケツ、シャベル、熊手といった道具を使って地形を変えていきます。城を建てることが中心に見えますが、実際には砂に模様を描いたり、穴を掘ったり、砂を積み上げたりするだけでも構いません。

原文筆者は、最初の5分間を砂熊手で渦巻き状の模様を作ることに費やし、柔らかな効果音を聞きながら何も考えずに過ごせたと紹介しています。音の演出はASMR的で、立派な建築物を完成させるよりも、砂を崩す、ならす、形を変えるといった感触を味わうことが本作の大きな魅力になっています。

海に隠れた道具と装飾品

水をすくうバケツを手に入れると、砂浜だけでなく海の様子も確認できるようになります。海上に浮かぶごみをクリックすると、壁などに飾れる棒や貝殻といった装飾品のほか、新しい道具を発見できます。ボトルには「メッセージ」として道具や玩具、地形を変える方法が入っており、橋を作る機能や、指定した場所に大きな円形の砂を落とす機能などが追加されます。

これらの道具に決められた使い道はありません。原文筆者は、円形に砂を落とす機能で離れ小島に孤立した拠点を作り、ボトルから見つけた玩具の帆船のために、城の中へ湖まで掘っています。海がすぐ近くにあるにもかかわらず、あえて実用性のない湖を作るという選択も、本作ではそのまま遊びになります。

体験版の目標と変化する景観

体験版には、棒を集める、装飾品を使うといった簡単な目標も用意されています。達成を目指してもよく、無視して自由に遊んでも問題ありません。原文筆者は、城壁を高く築いたり、帆船を置くための湖を掘ったりした後、城壁に凹凸を付ける道具で低い港を作り、船を波に浮かべています。

ただし、砂で作った景観は永久には残りません。波が壁を少しずつ削るため、港は崩れ、船はやがて海へ流されていきます。雲を作って日差しを弱め、作品が長く残るようにするスプレーボトルも見つかりますが、原文筆者はそれをほとんど使わず、消えていくこと自体に穏やかな魅力を感じたとのことです。完成品を保存するのではなく、崩壊や余白から新しい発想を得る設計が、本作の落ち着いたプレイ感につながっています。

製品版で追加される要素

体験版で選べる砂浜は標準的な海岸レイアウト1種類ですが、製品版では複数の砂の種類と海岸レイアウトが収録される予定です。海水が川のように砂地を横切る場所、陸地より海の面積が大きい場所、細い砂州の両側を海に囲まれた場所などが用意されます。現時点で発売日は発表されていませんが、体験版だけでも1つのレイアウトを繰り返し遊べる内容になっていると原文筆者は評価しています。