← 最新記事一覧

『Mortal Shell 2』通貨制限を解消する大型アップデートを実施

2026年09月01日 | #アップデート | Eurogamer

『Mortal Shell 2』通貨制限を解消する大型アップデートを実施

発売から1週間あまりで実施された初の大型アップデートにより、『Mortal Shell 2』は批判の多かったゲーム内経済を中心に大きく手が入れられました。Shellや武器を試しにくくしていた資源不足が解消され、戦闘、ボス、チェックポイントの配置にも変更が加えられています。アップデートはSteam向けに配信中で、PlayStationおよびXbox版にも近日配信される予定です。

限定的だった資源とShell育成を見直し

開発元のCold Symmetryは、プレイヤーから寄せられた批判へ対応する形で、ゲームのほぼ全体に及ぶ変更を行いました。特に問題視されていたのが、各種通貨の入手量が少なく、ゲーム内のクラスにあたるShellや武器を気軽に試せなかった経済システムです。

今回の更新では、Souls系作品における指輪に近い役割を持つ新たなTarstoneが追加されました。Tarstoneにはパッシブ効果やアクティブ効果があり、ビルドの調整に利用できます。一定回数使うと壊れるFragile Tarstoneからは、Tarstoneの強化に使えるTarcoreを入手できます。また、一定数の敵を倒すと壊れ、Glimpseを獲得できるGlimpse Stoneも追加されました。

これまでGlimpseはShellとの絆を深めるための最も希少な資源でしたが、入手できる数が限られていたため、1回のプレイで全Shellを十分に育成することはできませんでした。更新後はGlimpseとTarstoneが実質的に有限ではなくなり、1周のプレイで全ShellとTarstoneを強化できるようになります。さらに、Shellとの絆を切って、それまで使ったGlimpseをすべて返還するアイテムMether's Severanceも追加されました。

Tarstoneをすでに強化していたプレイヤーには、従来との差分を補うTarcoreがインベントリへ追加されます。今後は強化を試すたびに、より多くのTarcoreを得られるようになります。

武器・Shell・ボス戦を調整

経済面だけでなく、武器全体とすべてのShellが再調整されました。複数の主要ボスには、これまで欠けていた攻撃モーションを含む変更が加えられています。個々の武器やShell、プレイスタイルへの影響は大きく異なるため、Steamで公開されている詳細なパッチノートを確認するよう開発元は案内しています。

戦闘面で特に大きな変更となるのが、パリィ後に繰り出すriposteの見直しです。敵を一定回数パリィすると発動できる高威力攻撃で、専用アニメーションも用意されています。従来は終盤やNG+、Night Modeで敵の体力に対してダメージの伸びが不足していましたが、更新後はriposteのダメージが強化されました。発動中の無敵時間も、より長く一貫したものになっています。

Beacon不足とダンジョン死亡時の仕様を改善

セーブや休息、レベルアップの拠点となるBeaconは、エリアによって配置数に偏りがありました。必要以上に多い場所がある一方、ほとんど設置されていない場所もあったため、更新ではFainwealdとMammonに新たなBeaconが追加されています。

ダンジョン内のBeacon不足には、Egon's Stoneで対応しました。これを使うと、ダンジョン内で死亡した際に最寄りのBeaconではなく入口へ戻るようになります。石は一定回数の死亡で壊れますが、その死亡についてはGloomを失わずに済みます。

原文筆者は、今回の更新で修正された問題がある一方、未対応の欠点も残っているとしながらも、本作を高く評価しています。Eurogamerのレビューでは、Soulslikeとアクションゲームを組み合わせた作品として、ジャンルを代表する作品と並べて語られるほど魅力的だとしています。