『Aliens: Fireteam Elite 2』は銃撃戦が魅力も粗さの残る協力プレイシューター
協力プレイの銃撃戦には手応えがある一方、物語やミッション設計、接続の不安定さが足を引っ張っています。原文筆者は、前作からの進化を期待して本作をプレイしたものの、Steamのユーザーレビューが指摘していた問題の多くには理由があると感じたとしています。遊べないほどではないものの、前作ほど長く遊び続ける作品ではないという評価です。
4人協力プレイに進化したキャンペーン
本作のストーリーキャンペーンには全15ミッションが収録されており、1ミッションあたりのクリア時間はおよそ20〜30分です。前作の3人編成から4人編成へと変更されており、原文筆者はこの人数増加を無理のない発展と捉えています。ステージをクリアした後は、各キャラクタークラスのメタ進行システムや、繰り返しプレイを想定したHordeモードが利用できます。
一方で、キャンペーンの物語は本作の強みとは言いにくい内容です。Wayland Utaniが放棄した採掘施設で何が起きたのかを調査する、少数派の植民地海兵隊員たちの任務は、導入だけを見ると興味を引きます。しかし、登場人物が話し始めると、その関心は急速に失われたと原文筆者は述べています。
脚本はユーモアを前面に出そうとしているものの、実際には面白さにつながっていないとのことです。会話の中には、原文筆者が「最も苛立たしい」と感じたキャラクターもおり、プレイ中は会話をボタン連打で早送りし、物語をほとんど気にせずステージを進める場面が多かったとしています。本作はストーリーを目的にするより、ゲームプレイを目当てに触れる作品だと評されています。
銃撃戦とクラス構成には確かな面白さ
本作の中心となる射撃は、十分に満足できる仕上がりです。銃には重みと衝撃があり、敵を撃ったときの感触も良好です。新たに追加された属性弾薬は、戦闘に視覚的な派手さを加えています。多数の敵を相手にする場面では、武器やキャラクタークラスを試しながら、自分に合った戦い方を探せます。
特に原文筆者が有効だと感じたのは、新クラスのSpecialistと、MachinistおよびHunterの能力を組み合わせる構成です。プレイヤーがカスタマイズできるマルチクラスのSpecialistでは、複数クラスの要素を組み込めます。Machinistのタレットで攻撃手段を増やし、Hunterの敵を減速させるスタシスボルトを使うことで、敵の大群を効率よく処理できたとしています。Specialistのパークボードを完全にアンロックしていない段階でも、この組み合わせは効果的だったとのことです。
戦闘が最も混沌とする瞬間には、原文筆者が前作を好んだ理由を思い出すほどの楽しさがあります。大量の敵を相手に、銃器やクラス能力を切り替えながら突破する場面は、本作の明確な長所です。ただし、その高揚感は長続きしません。退屈なストーリー上の演出、面白くない目的、あるいは接続トラブルに遭遇すると、すぐに勢いが途切れてしまうと評されています。
単調なミッション設計と技術的な問題
本作の弱点は、銃撃戦そのものよりもレベルとミッションの設計にあります。多くの場面では、A地点からB地点まで移動したあと、コンピューターやドアの前でスクエアボタンを長押しして起動するだけの展開が続きます。敵との戦闘が始まるまでの目的に変化が少なく、撃ち合い以外のゲームプレイが単調になりやすい構成です。
原文筆者は、Steamのレビューで多く指摘されていたPC版の技術的な問題にも触れています。PS5版ではPC版ほど深刻には感じなかったものの、新作として許容しにくいフレームレート低下が何度も発生したとしています。戦闘の最中に動作が不安定になれば、せっかくの銃撃戦の爽快感も損なわれます。
さらに、有線のEthernet接続を使っていたにもかかわらず、マッチ中に接続トラブルが何度も発生しました。問題が起きるたびに数十分分の進行を失ったとのことで、協力プレイを軸にした作品としては大きな不満につながります。開発元のCold Iron Studiosは、これらの問題の一部に対処するとすでに表明しているものの、原文筆者にとっては発売直後のプレイ体験を損なう要因になったとのことです。
短時間なら楽しめるが、強い推薦には至らず
原文筆者は本作を、Steamの一部レビューが示すほどひどい作品ではないとしながらも、いわば「ビデオゲームのファストフード」と表現しています。遊んでいる間は一時的に満足できるものの、特別に優れた体験ではなく、終わった直後にはほとんど印象に残らないという意味です。
協力プレイシューターが数多く存在する現在、本作には決定的に悪質な要素があるわけではありません。しかし、単調な目標、弱い脚本、フレームレート低下、接続問題が重なり、積極的におすすめできる水準には届いていないと原文筆者は判断しています。Helldivers 2のような作品に登場する、権利上は別物として扱われる異星人やアンドロイドではなく、XenomorphやSynthを相手にしたい人なら、選択肢になるかもしれないとのことです。
本作はPS5、Windows PC、Xbox Series X向けに発売されています。