『Final Fantasy 7 Revelation』チャドリーが本編で重要な役割を担う
2026年09月02日 | #ゲーム | GamesRadar+
『Final Fantasy 7 Revelation』では、これまで本編よりもサイドコンテンツの案内役として登場してきたチャドリーが、メインストーリーに深く関わることになりそうです。ディレクターの浜口直樹氏は、過去2作でファンから寄せられたチャドリーへの不満を把握していると明かし、シリーズ完結編では「非常に重要な役割」を担う場面があると説明しました。
ファンからの不評を浜口氏も認識
浜口氏はGamescom 2026でIGNの取材に応じ、通訳を介して、コミュニティの一部にチャドリーへの強い反発があることを「非常によく理解している」と語りました。チャドリーは幼い顔立ちと金髪が特徴の人造人間ですが、これまで物語上とくに重要な人物とは見なされておらず、プレイヤーからは「社会性に乏しく、画面から消えてほしい存在」として厳しい目を向けられてきました。
本作では、そうした評価を変える展開が用意されるようです。浜口氏によれば、前作ではチャドリーがプレイヤーをサイドコンテンツへ導くガイドやチュートリアルの役割を担っていた一方、今回は役割そのものが変化しています。メインストーリーの中で、チャドリーが強い存在感を示す場面が複数盛り込まれるとのことです。
もともとはマテリア入手の導線として登場
チャドリーが最初のリメイク作品に登場した理由について、浜口氏は以前、メインストーリーの進行と並行して、戦闘を強化するマテリアや各種効果を持つマテリアをミッション報酬で入手できるコンテンツを用意したかったためだと説明していました。世界観との整合性を考えた結果、神羅のために研究を行う人物という設定が採用されたといいます。
その出自から、チャドリーにはプレイヤーに好かれるよう振る舞う必然性がなく、ゲーム内では有用な情報を提供しながらも、会話相手としては不快に感じられる場面が少なくありませんでした。前2作での主な役割が、マテリアやサイドコンテンツへの導線を作ることに限られていたからこそ、完結編で本筋に加わることが大きな変化になります。
AIの分身マイにも注目
前作では、チャドリーが自分と同じAIの女性型人格ともいえるマイを作り出しました。チャドリーはプレイヤーと会話する機会を増やす目的で彼女を生み出しましたが、マイは創造主であるチャドリーに対しても敬意を示すとは限らず、2人のやり取りは彼の孤独や不器用さを強調するものになっています。
本作でチャドリーとマイの関係がどのように扱われるのか、またマイがメインストーリーに関与するのかは明らかになっていません。ただ、チャドリーの役割が大きく変わる以上、これまでサイドコンテンツ中心だった設定やAIとしての性質が、物語の展開に結びつく可能性はありそうです。
セフィロスを超える力があるのかは不明
チャドリーが最終的にどれほどの力を得るのかについて、浜口氏はIGNからの冗談めいた質問にも反応しました。セフィロスを超える存在になるのかという問いに対しては、現時点では答えられないとしつつ、実際にゲームをプレイして確かめてほしいとしています。
もちろん、この発言がチャドリーの戦闘能力や超常的な展開を直接示すものかは分かりません。しかし、単なる案内役だったキャラクターが本編の重要人物へ変化することは確かです。2027年に予定されている本作で、チャドリーがプレイヤーの不評を覆すのか、それとも最後まで厄介な存在であり続けるのかが注目されます。