『Cronos: Lazarus』2026年に登場予定、戦闘重視のサバイバルホラーへ変化
2026年09月02日 | #発売情報 | GamesRadar+
『Cronos: Lazarus』は、恐怖から逃げて生き延びるだけだった本編から一転して、圧倒的な火力で異形の敵をなぎ倒す戦闘重視の体験を目指すDLCです。Gamescom 2026で公開された試遊版では、主人公が豊富な銃器を使って多数の敵と正面から戦う場面や、囮とテレポートを組み合わせて状況を切り抜ける能力が披露されました。正式な発売日はまだ発表されていませんが、2026年の配信が予定されています。
生存者から戦う者へ変わるゲーム性
本編のCronos: The New Dawnでは、プレイヤーは「Traveler」として荒廃したポーランドを探索し、世界を襲った終末的な出来事を調査します。物語の途中では1980年代へ移動し、特定の人物を救出することになります。道中で遭遇するのは、かつて人間だったものの、現在は異形の存在へと変わり果てた「Orphans」です。
本編では弾薬が貴重で、敵に撃ち込んでも簡単には倒せないため、銃を撃つタイミングを慎重に見極める必要がありました。敵を倒すことそのものよりも、限られた物資で危機を切り抜けることが重視される設計です。一方、DLCでは「Warden」を操作し、より多くの銃器を手にして敵と戦います。原文筆者は、この変化によってサバイバルホラーにおける「恐怖に追われる側」から「恐怖を与える側」への転換が強く打ち出されているとしています。
多数の敵を銃火器で迎え撃つ
非公開ビルドの試遊では、本編を思わせる荒れ果てた廊下や暗い一角を進みながら、死体のような異形と対峙します。雰囲気そのものは従来のCronosらしい陰鬱なものですが、戦闘が始まると状況は大きく変わります。敵は単体で現れるのではなく、集団となってWardenへ押し寄せます。
Wardenはハンドガンやショットガンを使い分け、接近してくる敵を素早く撃破していきます。原文筆者は、敵の群れに対して立ち止まり、狙いを定めて撃ち続ける場面を体験したとのことです。ただし、敵を倒したあとに焼却して処理しなければ、地面に残った死体が活動中の個体と融合し、よりおぞましいキメラへ変化します。融合した敵は通常より多くの弾薬を必要とするため、単に倒すだけでは安全を確保できません。
別の公開デモでは、Wardenが終末後のポーランドにある別区域を進みます。ここでも敵の数は多く、異形の集団に囲まれながら移動する場面が中心となります。火力によって敵を押し返せる一方、周囲を確認せずに撃ち続ければ弾薬を浪費することになるため、敵との距離や進路を見極める必要があります。
囮とテレポートで戦況を変える
公開デモでは、Wardenの能力として「Decoy」と「Teleport」が紹介されました。Decoyは主人公のホログラムを投げ出し、敵の注意をそちらへ向ける能力です。敵が囮を追っている間にその場を通り抜けたり、背後や側面へ回り込んで銃撃したりできます。
特に大型の敵を相手にする場合、Decoyは重要な手段になります。大型の敵は、Wardenが距離を取ろうとしても素早く間合いを詰めてくるため、ただ後退し続けるだけでは対応しにくいからです。原文筆者は、囮で敵の進行方向をずらしたうえで、逃げるのではなく銃撃に転じる使い方を好んだとしています。
Teleportは、デモ内では主に移動のために使われます。道が途切れていたり、通常のルートが遮られていたりする場所で、空間を越えて先へ進む能力です。操作は簡単で、必要な場面ですぐに使えるとのことですが、今回のデモでは戦闘に直接活用する機会は限られていました。今後、地形だけでなく敵との戦いにも利用できる場面が登場する可能性は示されているものの、原文では具体的な内容までは明らかにされていません。
巨大なOrphanとのボス戦
デモの最後には、Wardenの約2倍の大きさを持つ巨大なOrphanが登場します。この敵は酸を吐き出しながら突進してくるため、近距離にとどまるのは危険です。Wardenは限られたエリア内をジグザグに走って攻撃をかわしつつ、手持ちの弾薬をすべて使って反撃します。
最初は銃撃による効果がほとんど見えず、攻撃が効いているのか判断しにくい状態が続きます。それでも胴体や頭部など、射程内に入った部位へショットガンとハンドガンの弾を撃ち込み続けると、やがて敵はよろめき、うめき声を上げるようになります。原文筆者は、残り2発となったところで巨大なOrphanを倒し、デモが終了したと報告しています。
このボス戦では、特別な弱点や複雑なギミックは示されていません。狭い場所で酸と突進を避けながら、弾薬を惜しまず攻撃し、敵が怯むまで撃ち続ける展開です。弾薬の消費量が非常に多いため、戦闘前にどれだけ残しておけるかが重要になると考えられますが、原文で明言されているのは、Wardenが所持していた弾薬をほぼすべて使って勝利したことです。
原文筆者は、本編が恐怖を生み出す力で印象に残った一方、DLCでは敵を撃ち倒す爽快感が前面に出ていると評価しています。多数の敵、融合によって生まれるキメラ、囮やテレポートを使った立ち回りによって、本作は同じ世界観を保ちながらも、より攻撃的なプレイ感覚を打ち出す内容になっています。発売日は未定ですが、2026年に登場する予定です。