『ペルソナ』初期2作のリメイクは「いずれ実現する」とプロデューサーが言及
2026年09月08日 | #ゲーム | GamesRadar+
ペルソナ1とペルソナ2のリメイクについて、シリーズを率いる和田和久氏が「いずれ実現する可能性が高い」とあらためて言及しました。具体的な開発計画や発売時期が発表されたわけではありませんが、同氏はリメイクやリマスターを過去の作品を未来へ残すための「文化的保存」と捉えており、初期作の再構成にも前向きな姿勢を示しています。
リメイクを「文化的保存」と考える理由
和田氏はRock Paper Shotgunのインタビューで、Persona 3 Reloadから続くリメイク方針について説明しました。Persona 3 Reloadを企画した当初から、次の候補としてPersona 4 Revivalも考えていたといい、両作は同時期に構想されていたものの、Persona 4 Revivalの計画はいったん後回しになったとのことです。
そのうえで和田氏は、リマスターやリメイクについて「クリエイターとして、自分たちが作ったものが失われず、現代にも残り続けるようにするのは責務だ」と考えているとしています。この考え方から、ペルソナ1とペルソナ2についても「いずれは手がけることになるだろう」と説明しました。単なる新作展開ではなく、過去の作品を現行環境で触れられる状態に保つ取り組みとして、初期作のリメイクを位置付けている形です。
過去にも初期作の必要性に言及
和田氏がペルソナ1とペルソナ2のリメイクに触れたのは今回が初めてではありません。別のインタビューでも、実現を断言することは避けながら、「個人的には、ぜひやるべきことだと思う。やらなければならない」と語っていました。今回の発言では、作品を残す責務という考え方が示されたことで、なぜ初期作のリメイクを必要だと考えているのかがより明確になっています。
一方で、現時点でリメイク版の存在や対応機種、内容などは発表されていません。初期2作は現在のペルソナシリーズとはゲームシステムや雰囲気が大きく異なり、リメイクする場合にどの程度まで現代向けに作り直すのかが大きな論点になります。さらに、ペルソナ2は2作品で構成されているため、シリーズ全体を扱うなら実質的に3作品分の再構成が必要になります。
現在はPersona 4 Revivalなどを優先か
アトラスは現在、Persona 4 Revivalや今後のPersona 6を抱えているとみられ、初期作のリメイクが近く発表される状況とは限りません。和田氏の発言も具体的な制作開始の告知ではなく、将来的な可能性と方針を語ったものです。
それでも、近年は過去作が入手しにくくなり、遊ぶ手段を維持するゲーム保存の問題が注目されています。ソニーが2028年から新作PlayStationゲームのディスク生産を停止する方針を示したことも、この議論を強める要因になっています。和田氏の発言は、物理メディアを含めて旧作を取り巻く環境が変化するなかで、初期作を現代に残す選択肢としてリメイクを検討していることを示すものとなりました。