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『PowerWash Simulator 2』FuturLabが未発表プロジェクトを中止し7人を解雇

2026年09月09日 | #その他 | DualShockers

『PowerWash Simulator 2』FuturLabが未発表プロジェクトを中止し7人を解雇

FuturLabが、開発中だった未発表プロジェクトを中止し、7人の従業員を同社から離れさせていたことが明らかになりました。今回の人員整理は社内でも十分に共有されないまま進められたと報じられており、同社は一方で『PowerWash Simulator 2』の開発やアップデート、DLCの提供を継続しています。中止の理由についてFuturLabは、完成まで進めた場合に見込まれる収益よりも開発費が上回ると判断したためだと説明しています。

2〜3年開発していたプロジェクトを中止

海外メディアThis Week in Videogamesが関係者の話として伝えたところによると、FuturLabのCEOであるKirsty Rigden氏は2026年6月下旬、2〜3年にわたって開発されていたプロジェクトの中止を発表したとされています。プロジェクトに携わっていた従業員には、その後数週間にわたって新しい仕事が割り当てられなかったとの証言も出ています。

中止されたのはPowerWash Simulatorシリーズとは関係のない新規プロジェクトでした。Rigden氏は同メディアへの声明で、「開発前段階にあった新しいプロジェクトを最近中止した。完成させるには、予想される収益を超える費用がかかる見込みだったため、継続するのは賢明ではなかった」と説明しています。ゲームの具体的な内容やタイトル、発売時期などは明らかにされていません。

7人の離職をめぐる社内対応

報道によれば、2026年7月下旬には7人がひそかに解雇されたとされています。影響を受けなかった従業員にはこの動きが知らされず、直属の部下が出社しなくなった理由を管理職やチームリーダーも説明されていなかったという証言が紹介されています。関係者の1人は、対象となった従業員が職場に来なくなったにもかかわらず、周囲にはその理由が知らされていなかったと話しています。

さらに、2026年8月上旬の社内ミーティングでは、COOのChris Mehers氏がスタジオの再編を進めていると説明したとされています。その後の別のミーティングでは、この件について「redundancy」という解雇を意味する言葉を使わず、離職した従業員を「the leavers」と呼ぶようスタッフに指示したとのことです。報道では、今回の人員削減が中止されたプロジェクトに起因するものであり、PowerWash Simulatorシリーズの開発継続には必要とされない職種が対象になったとされています。

FuturLabは事実関係を説明

FuturLabは、未発表プロジェクトを中止したことと、7人が同社を離れたことを認めました。Rigden氏は、今回の判断について「簡単でも、短期間で決められることでもなかった」とし、才能に恵まれ、長年スタジオに在籍していた従業員も含まれているとして、離職者への感謝を示しています。そのうえで、早い段階で難しい決断をすることで、将来的にFuturLabを守ることにつながるとしています。

同社は、本作を可能な限り良いゲームにすることに全面的に取り組みながら、将来のゲームに向けた新しいアイデアの試作も続けていると説明しています。その将来計画とスタジオに必要な体制を見直した結果として、7人が離れることになったとのことです。今回の発表を受けても、本作へのアップデートやDLCの提供を止めるという説明はなく、シリーズの開発は継続されます。

解雇の詳細は明かされず

FuturLabは、7人が整理解雇によって離れたのかを直接確認するよう求められた際、「機密性があり、法的拘束力を持つ手続きであるため、これ以上の詳細は明らかにできない」と回答しました。そのため、各従業員がどのような条件で離職したのか、対象となった職種や中止プロジェクトの規模などは不明です。

今回の件では、解雇の実施だけでなく、社内外でその事実をどのように扱ったのかも問題視されています。報道では、ファンに人員削減を知られないようにしようとしたことや、「解雇」と呼ばないことで会社側の責任を小さく見せようとしたように受け取れる対応について、批判的な見方が示されています。現時点で未回答の点は多く、今後さらに情報が出るかどうかは、離職した従業員が自身の経験を公に語るかにかかっているとみられます。