『Exterminauts』は『Helldivers 2』系の協力PvEシューターとして昆虫型エイリアンに挑む
2026年09月09日 | #ゲーム | GamesRadar+
Behaviour Interactiveが開発する新作協力PvEシューター『Exterminauts』が、Gamescom 2026の試遊で披露されました。未知の惑星を舞台に、宇宙害虫駆除会社の従業員たちがエイリアンの大群を排除し、複数の任務をこなして帰還を目指します。『No Man’s Sky』を思わせる色鮮やかな惑星探索と、『Helldivers 2』を連想させる軽快な協力プレイや軍事風のコミカルな演出が特徴です。
宇宙害虫駆除会社の社員として出撃
プレイヤーは、惑星各地に点在する放棄された宇宙基地を巡り、現地に生息するクリーチャーを倒しながらミッションを進めます。舞台となる惑星は赤い土の平原が広がり、鮮やかな色合いの異星植物や生物が見られる、明るく風変わりな世界として描かれています。画面上の方向指示を頼りに次の目的地へ向かい、基地に設置された装置を操作したり、大型の金属構造物を登ってバルブを回したりといった小規模なタスクをこなしていく流れです。
ゲームプレイの中心は、仲間とともに敵の群れを撃退する戦闘です。各キャラクターは通常武器に加えて、固有の属性を持つ強力な重火器を備えています。試遊では、数秒かけて攻撃をチャージしたあと、広範囲に氷の爆発を起こす能力が使用されました。爆発に巻き込まれた敵は凍結し、空を飛ぶタイプを含む複数の敵をまとめて足止めできます。
登場する敵は、現実のアリやゴキブリを巨大化したようなデザインではなく、醜悪なモンスター寄りの姿になっています。原文筆者は昆虫を苦手としているものの、実在の虫を強く想起させる見た目ではなかったことで、試遊を続けられたとしています。虫を題材にしながらも、生理的な嫌悪感より、コミカルなSFモンスターとの戦いを前面に出した表現です。
回復役や属性武器でチームを支援
試遊では、戦場に応急処置用のドローンを展開できる回復役のキャラクターが選択されました。味方の近くに回復手段を置きながら、通常武器と重火器を使い分けて戦う役割です。キャラクターごとの詳細な性能は明かされていませんが、基本武器と、属性の異なる大型武器を使って戦う構成になっています。
重攻撃のゲージは、倒した敵から回収できる体液を利用して補充します。強力な攻撃を無制限に使えるわけではなく、敵を倒して資源を得ることで再び使用可能になる仕組みです。弾薬やグレネードは、マップ上に配置された補給物資から補充できます。
協力プレイでは、味方が必ずしも資源を分けてくれるとは限りません。原文筆者は、仲間のプレイヤーが先に補給物資へ到達し、弾薬やグレネードを取り切ってしまう場面を経験したとしています。そのため、補給地点を見つけた場合は、必要な弾薬とグレネードを確保しておくことが重要になります。協力型の作品でありながら、チーム内での資源確保には競争的な側面もあります。
40分の試遊で印象を変えた戦闘
原文筆者は、これまで『Helldivers 2』を一度もプレイしたことがなく、協力シューターにも馴染みがなかったため、当初は本作のプレイに不安を感じていたとしています。味方同士のボイスチャットや、画面中央で照準を合わせる操作は、ヒーローシューターの『Marvel Rivals』を思わせるものだったとのことです。
しかし、実際には敵を撃ち、グレネードを投げ、氷の爆発で群れを止める戦闘に集中できたといいます。仲間が任務の操作を進める一方で、原文筆者は周囲の敵を倒す役割を担い、試遊セッションでは最多キルかつ最少デスを記録しました。本人によれば、ゲーム中に一度も倒されなかったとのことです。
コミカルな設定と、失敗しても深刻になりすぎない低プレッシャーなゲーム性によって、原文筆者はこれまで理解できなかった『Helldivers 2』系作品の魅力を実感したとしています。40分の試遊を通じて、協力PvEシューターを避けてきたプレイヤーにも、銃撃とギャグを組み合わせた本作の方向性が伝わったようです。
世界観への期待と残された懸念
惑星のビジュアルは鮮やかで遊び心があり、原文筆者はアートデザインを高く評価しています。宇宙を舞台にしながら重苦しい雰囲気に寄せず、赤い大地や異星の生態系を明るく描くことで、敵の大群を相手にする戦闘にも独特の軽さを与えています。従業員が会社の業務として害虫駆除に向かう設定も、戦場を大げさな英雄譚ではなく、風変わりな仕事として見せる要素になっています。
一方で、キャラクターの掛け声に生成AIを用いて制作した音声が含まれていた点について、原文筆者は懸念を示しています。Behaviour Interactiveからは、発売時には人間の声優による音声へ置き換える予定だと説明されたとのことですが、現時点で開発者自身が声を担当する方法もあるのではないか、という批判的な見方を示しました。
対応プラットフォームはPC、PS5、Xbox Series X/Sです。原文筆者は、AI音声に対する不満を抱きながらも、試遊後には本作に強い好印象を持ったとしています。コミカルな設定、属性を持つ重火器、資源を奪い合うような協力プレイ、そして大量の敵を相手にする銃撃戦が、協力PvEシューターに新しく触れるきっかけになる作品として注目されます。