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『Dead or Alive 6 Last Round』セクシー衣装を控える方針にファンから反発

2026年09月11日 | #その他 | IGN

『Dead or Alive 6 Last Round』セクシー衣装を控える方針にファンから反発

対戦格闘ゲームとして長い歴史を持つ『Dead or Alive 6 Last Round』をめぐり、キャラクターのセクシーな衣装を今後は減らしていくという開発方針が明らかになりました。理由として、競技シーンではそうした衣装を使うことを「恥ずかしい」と感じるプレイヤーがいるためだと説明されています。一方で、シリーズを象徴してきた要素を縮小する判断に、ファンからは困惑や反発が相次いでいます。

競技プレイを意識して衣装方針を変更

本作は、対戦格闘ゲームとしての競技性に加え、キャラクターの身体表現や大胆な衣装でも知られてきました。シリーズには、キャラクターの揺れを強調する物理表現や、恋愛シミュレーション要素を前面に出したスピンオフ、豊富な水着系衣装などが存在し、ファンサービスの多さは長年にわたってシリーズの大きな特徴となっています。

現在も追加コンテンツの展開が続いており、新キャラクターのMinatoも発表されています。しかし、開発チームは今後の衣装について、セクシーさを前面に出す方向から距離を置く考えを示しました。プロジェクトマネージャーのTsuyoshi Iuchi氏は、Famitsuのインタビューで、セクシーな衣装を期待するファンがいることは理解しているとしつつ、競技プレイでは恥ずかしさなどの理由から使用頻度が低くなりやすいと説明しています。

Iuchi氏によると、ランクマッチでも相手が水着衣装を選んでいる場面は多くなく、今後は「そのキャラクターが好きな人に使い続けてもらえる」衣装を目指すとのことです。その結果として、衣装におけるセクシーな要素は自然に少なくなるとしています。女性キャラクターの水着系衣装が、複数の対戦格闘ゲームでeスポーツ大会から禁止または制限されてきた背景もあり、競技シーンを意識した判断とみられます。

Minatoの技構成にも疑問の声

今回のインタビューでは、新キャラクターMinatoの技構成についても説明されています。Minatoは既存キャラクターのHonokaと使用する技がよく似ていると指摘されており、プレイヤーの間では新キャラクターとしての独自性を疑問視する声が出ていました。

ディレクターのAkihiro Nakamura氏は、2人が同じ技術を使う点は認めつつも、その習得方法と背景設定が異なると説明しています。Honokaは、目にした技を瞬時にまねできる生まれつきの能力を持つ一方、Minatoは装置を使って研究し、努力を重ねることで技を身につけるキャラクターだということです。

また、Honokaは格闘技やプロレスを見ることを好み、趣味として気に入った技を選んでいるのに対し、Minatoはダンスのような見た目の華やかさや楽しさを意識して技を学んでいるとされています。開発側は設定上の違いを示しましたが、実際のプレイで技構成が似ていることへの疑問を解消するには至っていません。

ファンからはシリーズの姿勢そのものに批判

セクシーな衣装を減らす方針と、Minatoの技構成に関する説明が重なったことで、コミュニティでは開発姿勢への批判が広がりました。Xでは、あるファンが、開発側はファンやゲームを重視しておらず、最小限の努力でコミュニティからさらに金を引き出そうとしているだけだと厳しく批判しています。その投稿では、次回作がクロスプレイやロールバック方式のネットコードに対応しない可能性を懸念する声も示されました。

コミュニティの有力メンバーであるEmery Reigns氏は、MinatoとHonokaが対戦した場合に、Minatoが「盗用された技」をさらに奪うのかという趣旨の疑問を投げかけています。これは、両者の技構成が似ていることを皮肉った反応です。

日本のプレイヤーからも不満が出ています。あるプレイヤーは、Minatoの追加を単なる集金目的ではないかと疑問視し、前作にお金を支払ったにもかかわらず、引き継げる要素が少なく、髪色の変更すらできないうえ、キャラクターを強化することもできないとして、以前より状況が悪化しているのではないかと批判しました。新キャラクターの投入だけでなく、既存プレイヤーが感じている継続利用上の不満も表面化しています。

次回作への期待にも影響

シリーズでは次回作Dead or Alive 7も開発中ですが、現時点で発売日は明らかにされていません。本作は発売時からロールバック方式のネットコードとクロスプラットフォーム対戦に対応しておらず、その点はプレイヤーだけでなくIGNのレビューでも問題視されました。対戦格闘ゲームとしてオンライン環境の改善を期待していたユーザーにとって、今回の衣装方針や新キャラクターの仕様をめぐる議論は、単独の変更にとどまらない問題として受け止められています。

開発チームが次回作でプレイヤーの意見をどこまで反映するかは、まだ分かっていません。ファンサービスを抑え、競技プレイで使いやすい衣装を重視する判断が、シリーズの新たな方向性として受け入れられるのか、それとも従来のファンをさらに離れさせるのかが注目されます。