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知られざるアクションゲーム10選、個性派から名作まで遊ぶ価値を再発見

2026年09月15日 | #レビュー | DualShockers

知られざるアクションゲーム10選、個性派から名作まで遊ぶ価値を再発見

有名シリーズの陰に隠れ、十分な評価や注目を得られなかったアクションゲームは少なくありません。原文筆者は、操作性や完成度に課題を抱える作品も含め、独自の戦闘システムや強烈な世界観を持つ10タイトルを紹介しています。万人向けとは言いにくい作品もありますが、定番とは違う刺激を求めるなら見逃せないラインアップです。

強烈な個性で好みが分かれる作品

Yaiba: Ninja Gaiden Z

Yaiba: Ninja Gaiden Zは、シリーズの評価が厳しい時期に登場したスピンオフです。直前のナンバリング作品が大きな批判を受けていたこともあり、本作は発売当初から敬遠されやすい状況にありました。実際、ゲーム本編は短く、展開のバリエーションも少ないうえ、ボタン連打に終始するように感じられる場面があります。

それでも原文筆者は、低い期待で遊び始めたことで、本作の魅力を楽しめたとしています。プラットフォーム移動やクイックタイムイベント、アニメーション、武器の種類はいずれも非常に分かりやすく、複雑さよりも勢いを重視した作りです。手足が切断される派手なアクションと、独特のアートディレクションを組み合わせた演出は、一般的な忍者アクションとは違う方向性を見せています。単調さや短さを許容できるなら、気軽に暴れられる異色作として印象に残るタイトルです。

Hotel Barcelona

Hotel Barcelonaは、連続殺人犯を題材にした横スクロール型のローグライクアクションです。Suda51氏とSwery65氏が関わる作品らしく、物語や演出は非常に奇抜で、同ジャンルの作品と比べても強い個性を放っています。一方で、技術面には疑問が残り、難度は高いとは言えず、コンテンツ量も少なめだと原文筆者は指摘しています。

本作の中心的な仕掛けが、過去のプレイを再現する分身です。以前の周回での行動がゴーストとして次のプレイに現れ、戦闘を助けてくれます。単なるやり直しではなく、自分の過去の動きが新たな攻略に影響するため、ローグライク作品として興味深い変化を生み出しています。華やかなアートスタイル、印象的なカットシーン、予測しにくい物語とシステムも魅力です。最初は受け入れにくくても、遊び続けるうちに奇妙な味わいがクセになる作品として紹介されています。

Romeo is a Dead Man

Romeo is a Dead Manは、2000年代初頭の大作ゲームを思わせる、奇妙でありながら狙いのある作品です。物語、映像、ゲームシステムに複数のジャンルを取り込み、さまざまな要素を大胆に混ぜ合わせています。その結果、統一感よりも意外性を前面に出した仕上がりになっており、原文筆者は今世代のAAタイトルの中でもお気に入りの1本に挙げています。

基本となるのはハック&スラッシュですが、三人称視点のシューティング要素も組み合わされています。ゾンビや巨体の敵との戦闘は、画面上の派手さだけでなく、異なる操作感を切り替える面白さも備えています。時間旅行を取り入れた展開や、Suda51氏の過去作品を思わせる要素、ロミオとジュリエットを大胆に変奏した物語も特徴です。懐かしさを感じさせる一方、戦闘の洗練やテンポによって古さだけにはとどまらない点が評価されています。

戦闘システムと遊びの発想が光る作品

Bastion

Bastionは、Supergiant Gamesのデビュー作です。同スタジオは後にHadesで広く知られるようになりましたが、原文筆者は、その躍進は本作の時点で起きていても不思議ではなかったとしています。見下ろし型のアクションゲームとして、独自の世界観と成長システムを備え、インディーゲームの発展を示す転機になった作品としても扱われています。

鮮やかなビジュアルだけでなく、多彩なエリア、敵、ボスが用意されていることが強みです。武器や強化要素の種類も多く、プレイスタイルに合わせてビルドを組み替えられます。物語はゲームを進める間、プレイヤーを引き込み続ける構成になっており、アクション、成長、演出のバランスが取れています。原文筆者は、最初から最後まで優れた体験を提供する作品であり、完成度だけでなくインディーゲーム史における意義からも遊ぶ価値があると評価しています。

Metal: Hellsinger

Metal: Hellsingerは、FPSとリズムゲームを組み合わせた作品です。音楽を雰囲気づくりのためだけに使うのではなく、攻撃そのものと結び付けている点が最大の特徴です。プレイヤーは楽曲のビートに合わせて射撃し、リズムを保つことでスコアを伸ばしながら、押し寄せる悪魔の群れを撃退します。

敵を撃つ、攻撃を避ける、次の標的を探すといった操作が音楽と連動することで、プレイヤーの入力とサウンドが一体化したような感覚が生まれます。正確にリズムを刻みながら戦えるようになると、集中力が高まり、流れるような操作を続けられる状態に入りやすくなります。原文筆者は、サウンドトラックと銃撃戦がそれぞれ優れているだけでなく、両者の結び付きこそが本作を一般的なシューターとは異なる存在にしていると説明しています。

Absolver

Absolverは、武術を中心に据えたアクションゲームです。後発のSifuが高い評価を受けたことで、その土台となった本作にも注目が集まる一方、作品自体は後発作の影に隠れたままだと原文筆者は見ています。マルチプレイ形式でコミュニティを十分に定着させられなかった点は弱みですが、戦闘システムそのものは非常に奥深く、カスタマイズ性にも優れています。

プレイヤーは荒廃した世界を進みながら、構え、攻撃、能力を組み合わせて自分の戦闘スタイルを作り上げます。技を増やすだけではなく、どの攻撃をどの流れでつなぐかを調整するため、戦闘前の準備も重要です。1人用の難しい場面では、敵の動きを見極めて集中する必要があり、単純な連打では突破できません。原文筆者は、プレイヤーに広く受け入れられなかった理由は理解できるとしつつ、優れた格闘システムを持つ作品を探すなら有力な選択肢だとしています。

DmC: Devil May Cry

DmC: Devil May Cryは、発表時に主人公ダンテの外見や性格の変更をめぐって大きな反発を受けたリブート作品です。従来のイメージから離れたデザインや、過剰に尖った印象の演出が批判され、作品の中身が十分に見られないまま評価を決められた面がありました。原文筆者も、物語が社会風刺を急いで盛り込もうとしている点は痛々しいと認めています。

しかし、ハック&スラッシュとして見ると、戦闘、音楽、ステージ設計はいずれもシリーズ屈指の水準にあると評価されています。戦闘は序盤から優れていますが、物語上の主人公の成長に合わせるように、終盤に向けてさらに華やかさを増していきます。発売時の批判が強かったために遊ばなかった人が多いことを原文筆者は惜しんでおり、シリーズ作品として十分に評価されるだけの内容を持つタイトルだとしています。

過去への敬意と大規模な物語を味わえる作品

The Messenger

The Messengerは、過去のゲーム機時代へのオマージュを、単なる見た目の再現に終わらせなかったアクションプラットフォーマーです。8ビット風の画面から16ビット風の画面へと切り替わる演出が滑らかに組み込まれており、技術的にも発想の面でも、同種の作品より一歩進んだ表現になっています。

時間旅行を取り入れた展開だけが魅力ではありません。移動と戦闘は丁寧に調整され、昔の作品を思わせる手触りを残しながら、現代の開発技術による快適さも備えています。強敵との戦い、ユーモア、印象的な音楽と映像、予想外の展開が次々に用意されているため、プレイヤーは先の展開を簡単には見通せません。原文筆者は、後に登場したSea of Starsと比べると小規模なインディー作品に見えるかもしれないものの、本来はさらに高く評価されるべき作品だとしています。

Castlevania: Lords of Shadow

Castlevania: Lords of Shadowは、MercurySteamが手がけたシリーズ作品です。同スタジオはMetroidシリーズで知られていますが、原文筆者は、もう1つの歴史あるシリーズに対しても同じように優れた仕事をしていたと評価しています。

物語、キャラクター、アートデザイン、音楽、戦闘、成長要素、ステージ構成、ボス戦、パズルのいずれを見ても、大きな弱点がない点が本作の強みです。新しい仕組みでジャンルを再発明しようとした作品ではないものの、その分、アクションゲームとしての基礎を高い水準でまとめています。原文筆者は、実際の品質と知名度の間にこれほど差があるハック&スラッシュ作品は珍しいと指摘し、驚きや高揚感、賞賛が次々に押し寄せる作品として紹介しています。

Asura’s Wrath

Asura’s Wrathは、アクションゲームの基本である操作の手触りよりも、物語の規模と映像的な迫力を優先した作品です。一般的なアクションゲームとは異なる方向性を選んだことが、発売当時の評価を難しくした一因でした。戦闘は比較的 straightforwardなベルトスクロール型アクションに近く、プレイヤーが細かな操作で敵を圧倒するというより、壮大な演出を見せる場面が多くなっています。

その一方で、家族の悲劇を宇宙規模まで拡大した物語は、ストーリー重視のゲームと比べても引けを取らないほど大仰です。登場人物、音楽、スケール感、巨大なボスとの戦い、映像演出が一体となり、通常のゲームでは味わいにくい過剰な体験を作り上げています。クイックタイムイベントも非常に派手で、原文筆者はこれほど大規模な演出を持つ作品は貴重だとしています。

ただし、真のエンディングがダウンロードコンテンツに収録されている点は、明確な問題として批判されています。それでも、物語の結末まで見届け、巨体の敵と戦い、作品全体の大げさな演出を味わう価値はあるというのが原文筆者の見解です。知名度の低さを理由に避けるのではなく、独特のゲーム体験を求める人なら一度試してほしいタイトルとして、10作品の最後に挙げられています。