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ディズニー期のスター・ウォーズゲームをランキング化、最高評価は大型アップデートで復活したBattlefront II

2026年09月16日 | #レビュー | DualShockers

ディズニー期のスター・ウォーズゲームをランキング化、最高評価は大型アップデートで復活したBattlefront II

ディズニーによるルーカスフィルム買収後に発売されたスター・ウォーズのゲームを、ゲームプレイや物語、キャラクター、リプレイ性から順位付けしたランキングが公開されました。最下位にはVR作品やサービス終了済みタイトルが並ぶ一方、Star Wars Battlefront IIは発売時の大きな問題をアップデートで乗り越え、現代のスター・ウォーズ向けマルチプレイ作品として高く評価されています。なお、対象はディズニー期に発売されたコンソールおよびPC向け作品が中心で、モバイルゲームと旧作のリマスター版は含まれていません。

ディズニー期のスター・ウォーズゲームをめぐる背景

原文筆者は、ディズニーが2012年にルーカスフィルムとスター・ウォーズの権利を取得して以降、映画やドラマ、コミック、小説だけでなく、ゲームでも新たな世界観を展開してきたと整理しています。その一方で、買収に伴ってルーカスアーツが閉鎖され、開発中だった複数のゲームが中止されたほか、それまで親しまれていた作品やシリーズの多くが正史ではない「レジェンズ」として扱われるようになった点も指摘されています。

それでもディズニー期には、映画と関連する作品だけでなく、新たな設定を掘り下げるゲームも登場しました。ランキングでは、テーマパークを自宅で体験するVR作品から、オープンワールドの犯罪社会を描くアクションアドベンチャー、宇宙戦闘に特化した作品まで、方向性の異なるタイトルを比較しています。

13位から10位はVR作品とサービス終了タイトル

13位はStar Wars: Tales from the Galaxy's Edgeです。ディズニーランドとディズニー・ワールドに展開されたテーマエリア「Star Wars: Galaxy's Edge」の舞台、惑星バトゥーをVRで体験する作品で、映画Star Wars: Episode IXの前に起きた出来事が描かれます。プレイヤーはバトゥーを訪れ、店主のシーゼルスラックやムーボら住民に協力します。

原文筆者は、VRゲームを初めて遊ぶ人にとっては無難な入門作としながらも、内容の中心がブラスターによる射撃と簡単なパズルに偏っていると評価しています。テーマパークで味わえる体験と比べても物語は単純で、ゲームプレイのバリエーションが乏しいことから最下位となりました。

12位はStar Wars: Beyond Victory - A Mixed Reality Playsetです。銀河帝国の支配下を舞台に、ガレージ経営者のヴォロ・ボラスが、ポッドレーサーとして成功しようとする物語です。かつての有名レーサー、セブルバから指導を受けながら、プレイヤーはピット・ドロイドたちとポッドを修理し、現実の空間に表示したコースでレースに挑みます。

本作は、セブルバの登場からStar Wars: Galactic Racerの前日譚のようにも見えると原文筆者は述べています。ただし、現実の空間を使うミックスド・リアリティの仕組みによって視点が頻繁に変わり、操作が複雑で方向感覚を失いやすい点が足を引っ張ったとのことです。ポッドレースを題材にした物語自体は、ファンにとって楽しめる内容とされています。

11位のStar Wars: Huntersは、賞金稼ぎやさまざまな出自の戦士たちがアリーナで戦う基本プレイ無料のヒーローシューターです。イウォークが小型AT-STを操縦するキャラクター、改造ドロイデカをメカとして使うウーグノート、自分をフォース感応者のジェダイだと信じるドロイドなど、個性的なデザインは原文筆者も評価しています。

しかし、対応プラットフォームの制限、開発上の問題、単調なゲームプレイによって評価を落としました。Nintendo Switch、iOS、Androidでのみデジタル配信されていた本作は、2024年のサービス開始から1年あまりでオンラインサーバーが停止しています。原文筆者は、これをディズニー期における数少ない明確な失敗例の1つと位置付けています。

10位はLEGO Star Wars: The Force Awakensです。映画Star Wars: Episode VII - The Force Awakensの出来事をLEGOシリーズらしいコメディーとして再構成した作品ですが、過去のLEGO スター・ウォーズ作品から大きく方向転換し、完全な音声付きの会話やカバーシューター風の戦闘を導入しました。

中心となるのはほぼ1本の映画の物語で、チュートリアルではStar Wars: Episode VIの終盤も扱われます。ハン・ソロとチューバッカがラットターを捕まえる場面や、C-3POが赤い腕を手に入れた経緯を描く追加ステージなど、映画を補足する内容には面白さがあるとされています。一方で、限られた物語を引き延ばしたように感じられるステージも多く、原文筆者はシリーズの前後の作品と比べると、映画の人気に便乗した急ごしらえの作品に見えると厳しく評しています。

9位から7位はシリーズの再始動と大型LEGO作品

9位は2015年発売のStar Wars Battlefrontです。かつてのStar Wars: Battlefront IIを手がけたPandemic Studiosのシリーズが高く評価されていたため、続編Star Wars: Battlefront IIIの中止とルーカスアーツの閉鎖にファンは失望していました。そこへ、Battlefieldシリーズで知られるDICEが新たなBattlefrontを開発すると2013年に発表され、映画Star Wars: Episode VIIの公開時期に合わせて本作が登場しました。

映像表現については、今なお非常に優れた作品の1つと原文筆者は評価しています。ただし、旧三部作の惑星、勢力、キャラクターだけを収録し、キャンペーン、クラス制、宇宙戦闘を実装しなかったため、従来のファンが求めていた続編とは大きく異なりました。それでも、一人称視点と三人称視点を切り替えられるマルチプレイシューターとしての完成度はあり、強力なDL-44ブラスターで戦う場面や、Walker Assaultで味方と前進する展開、Heroes vs. Villainsの混沌とした対戦は好意的に受け止められています。

8位はVader Immortal: A Star Wars VR Seriesです。映画Rogue Oneの前にあたる時期を舞台に、プレイヤーはフォース感応者である密輸業者となり、ダース・ベイダーの城がある惑星ムスタファーへ向かいます。ベイダーに捕らえられた後、惑星の住民と協力し、古代の遺物をめぐるシス卿の計画を阻止することになります。

物語はエピソード形式で提供され、ブラスター、ライトセーバー、フォースを実際に操る体験が軸になっています。ムスタファーの過去や、ベイダーが城と惑星に仕掛けた計画を掘り下げる点も評価され、原文筆者はVR向けスター・ウォーズ作品の中で本作を最良と位置付けています。ボリュームは長くありませんが、ベイダーやムスタファーの設定に関心があるファン、VRヘッドセットを持つプレイヤーには体験する価値があるとのことです。

7位はLEGO Star Wars: The Skywalker Sagaです。メインシリーズ9作品すべてをLEGO流のユーモアで再構成した作品で、100台以上の乗り物、探索可能な25の惑星、操作できる約400人のキャラクターを収録しています。惑星にはオープンワールドに近いエリアもあり、映画本編だけでなく、ピアニストのマックス・レボーのような脇役に関わるサイドクエストも楽しめます。

原文筆者は、過去のLEGO作品が繰り返しの多い内容になっていたなかで、本作はシリーズ最大級の規模に挑戦した意欲作と評価しています。協力プレイに対応し、スタッドやカイバー・ブリックを集めながら、9作品分の物語を新たな形で振り返れる点が強みです。ただし、乗り物ステージは意外に少なく、有名な宇宙戦闘の多くがカットシーンに置き換えられています。旧作を思わせる無言演出を再現する「Mumble Mode」も、後から付け加えたような未完成さがあると指摘されています。

6位から4位は広がる銀河と評価を覆した作品

6位はStar Wars Outlawsです。EAが独占的にスター・ウォーズのゲームを手がけていた契約が2023年に終了したことで、Ubisoftや開発会社Massive Entertainmentのような新たな企業も作品を制作できるようになりました。本作はStar Wars: Episode VとStar Wars: Episode VIの間を舞台に、賞金稼ぎを目指すケイ・ヴェスが犯罪社会で成り上がろうとする姿を描きます。相棒は、マーガルと呼ばれる生物のニックスです。

ジェダイやシスを操作しない現代のスター・ウォーズ作品として、ゲームプレイの中心となるのは4つの犯罪組織との評判システムです。パイク・シンジケート、ハット・カルテル、クリムゾン・ドーン、アシーガ一族との関係は個別に変化し、評判が上がれば利益を得られる一方、別の組織から不利益を受けることもあります。帝国統治下の裏社会を掘り下げたいプレイヤーには適した作品とされる反面、野生動物と交流できない、スピーダー同士の衝突が状況に反応しない、ステルスを強制される場面が多いといった制限が、傑作になることを妨げたと原文筆者は述べています。

5位はStar Wars: Squadronsです。帝国軍と新共和国のスターファイター・パイロットを体験する一人称視点の宇宙戦闘ゲームで、PCとPS4ではVRにも対応しています。Aウイング、Bウイング、Uウイング、Xウイング、Yウイングに加え、TIEファイター、TIEインターセプター、TIEボマー、TIEリーパー、TIEディフェンダーなどを操縦できます。

各機体のコックピットを細部まで再現した没入感が大きな魅力ですが、原文筆者が特に評価しているのはシングルプレイキャンペーンです。Star Wars: Episode VI後の時代を舞台に、新共和国のヴァンガード中隊と帝国軍のタイタン中隊が、それぞれの旗艦とともに相手の計画を阻止しようとします。別の三部作に登場する勢力や機体、大気圏内のドッグファイトはありませんが、宇宙戦闘およびフライトゲームとして非常に優れており、過小評価されている作品の1つとされています。

4位はStar Wars Battlefront IIです。2015年版で不足していた要素を補うため、全3部作に登場するマップ、ヒーロー、勢力を収録し、クラス制、宇宙戦闘、キャンペーンを復活させました。しかし発売当初は、特定のヒーローやヴィランを使う権利が課金や進行に結び付けられ、勝敗にも影響し得るマイクロトランザクションが問題になりました。強い批判を受け、政府による調査にまで発展した結果、EAはルートボックスを中心とした進行システムを停止しています。

キャンペーンについても、帝国軍の特殊部隊インフェルノ・スクワッドを長く描くように宣伝されていたのに、実際には早い段階で部隊が新共和国へ寝返り、同陣営のヒーローたちを支援する展開が中心だったとして、ファンから不満が出ました。それでも、その後の無料アップデートによって評価は大きく変化しています。アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、グリーヴァス将軍、ドゥークー伯爵、惑星ジオノーシス、Capital Supremacyなど、人気キャラクターやマップ、乗り物、ユニット、モードが追加されました。

原文筆者は、発売時の問題を抱えながらも、継続的な無料アップデートによって本作が現代のスター・ウォーズ向けマルチプレイゲームとして最良の存在になったと評価しています。シリーズのファンが求めていた要素を後から大幅に拡充し、発売時の印象を覆した点が、4位に選ばれた最大の理由です。