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レーシングゲーム8選、批評家スコアを上回るユーザースコアに注目

2026年09月17日 | #レビュー | DualShockers

レーシングゲーム8選、批評家スコアを上回るユーザースコアに注目

レーシングゲームでは、発売当時の批評家評価が伸びなかった作品でも、プレイヤーの遊び込みによって長く愛される存在になることがあります。今回取り上げる8作品は、いずれもMetacriticの批評家スコアをユーザースコアが上回っており、発売時の評価だけでは見えにくい魅力を持つタイトルです。アーケード的な爽快感、豊富なカスタマイズ、友人と遊んだときの盛り上がりなど、原文筆者は各作品がファンを引きつけた理由を紹介しています。

8位から6位まで、個性的なアーケードレース

8位は、批評家スコア68に対してユーザースコア7.7を獲得したJuiced 2: Hot Import Nightsです。Need for Speed Undergroundの人気を受けた2000年代半ばのストリートレース作品ですが、原文筆者は単なる追随作ではなく、独自の個性を持つタイトルだとしています。操作感には緩さがあり、ゴムバンド式のように感じられるAIには不満が残り、注目を集めたDriver DNAシステムも期待どおりに機能していないとのことです。

一方で、車両のカスタマイズは本作の大きな長所として挙げられています。ごく普通の車を用意し、外観を少しずつ変えながら、Hot Import Nightsのステージに並べても違和感のないマシンへ仕上げていく過程に満足感があると原文筆者は評価しています。ドリフトも、車体をコーナーで大きく横滑りさせながら制御するアーケードゲームらしい楽しさがあり、失敗しても再挑戦しやすい点が魅力です。

7位はExcite Truckで、批評家スコア72、ユーザースコア7.7となっています。一般的なレースゲームのように理想的なライン取りを追求するのではなく、巨大なトラックを高速でジャンプさせ、コース上にどれだけ派手な混乱を生み出せるかが中心の作品です。Nintendo Wii向けに発売されたタイトルで、Wiiリモコンを横持ちし、傾けて車両を操る操作が大きな特徴になっています。

一見すると、Wiiらしい一時的なギミックに見える操作方法ですが、原文筆者によれば、慣れると意外に自然に扱えるとのことです。Mario Kart Wiiほどの収録内容や奥深さはないものの、Wiiリモコンを手に取って、大型トラックを猛烈な速度で空中へ飛ばすという目的には十分応えてくれる作品だとしています。緻密なレースよりも、短時間で豪快なアクションを楽しみたいプレイヤー向けの魅力が評価されています。

6位のMario Kart Wiiは、批評家スコア82に対してユーザースコア8.6を記録しました。シリーズの知名度を考えれば、このランキングへの登場は意外に見えるかもしれません。しかし、アイテムのバランスや簡略化されたバトルモードについて、発売当時の批評家から厳しい見方があった一方、プレイヤー側の評価はより高くなっています。

原文筆者は、友人たちと実際に遊ぶ場面では、そうした不満がそれほど重要ではなくなると説明しています。Wiiハンドルによって、普段レースゲームを遊ばない人でも操作を理解しやすく、誰でも参加しやすい点も本作の強みです。キャラクターと車両の種類が多く、新規コースと過去コースを合わせて32コースを収録していることも、長期間遊ばれる理由として挙げられています。後発のMario Kart 8やMario Kart Worldが登場した後も、独特の雰囲気を失っていない作品だと原文筆者は述べています。

5位から3位、シリーズの魅力を押し出した3作品

5位はSonic & Sega All-Stars Racingです。批評家スコア75に対し、ユーザースコアは8.3でした。見た目はMario Kart系の作品に映るものの、原文筆者は実際にプレイすると、開発元のSumo Digitalが基本的なフォーマットから多くの楽しさを引き出していることが分かるとしています。

ドリフト、ブースト、武器、混沌としたコースを理解していくと、もう1レース遊びたくなる中毒性が生まれます。カートレースの仕組みそのものを大きく変えた作品ではありませんが、操作に慣れるほど面白さが増すタイプのタイトルです。Sonic、AiAi、Amigo、Ryo Hazuki、Dr Eggmanなど、セガ作品のキャラクターが同じレースに集まるファンサービスも大きな魅力とされています。原文筆者は、無茶に見えるクロスオーバーが予想以上にうまく成立している点を評価しています。

4位のBurnout Dominatorは、批評家スコア76、ユーザースコア8.0でした。Burnout 3: TakedownやBurnout Revengeと比較すると、収録コンテンツの量が少なく、シリーズで重要な存在になっていたCrash Modeが削除されています。そのため、批評家からは過去2作に比べて後退した作品と受け止められたとのことです。原文筆者もシリーズのファンとして、これらの違いを大きな弱点として認めています。

それでもユーザー評価が高いのは、Burnoutの核となる楽しさが残っているからだと原文筆者は分析しています。猛烈な速度で走り、交通車両の間をすり抜け、ブーストを蓄え、連続してBurnoutを決め続けるという基本は健在です。特にManiac Modeは本作独自の個性として挙げられており、攻撃的な運転を促しながら、完璧な走行が一度のミスで崩れる緊張感を生み出します。シリーズの要素をすべて盛り込んでいなくても、スピードと危険な運転に集中した作りがプレイヤーに支持された形です。

3位はFlatOut 2で、批評家スコア73、ユーザースコア7.3となっています。高速で気持ちよく走れるだけでなく、周囲で車両が破壊され、ドライバーが投げ出される混乱そのものが作品の記憶に残るタイトルです。相手の車を壊して自分や相手のドライバーを飛ばしたり、順調だったレースが1つのコーナーで大破に変わったりする展開が、アーケードレースの面白さを際立たせています。

3種類の車両クラスが用意されているため、キャリアモードでは進行に応じて感触が変わります。さらに、デモリションダービーでは混乱の中で相手を破壊するための判断が求められ、スタントチャレンジではラグドール物理を理解して高得点を狙うことになります。通常のレース以外にも、破壊とスタントを軸にした遊びが用意されていることが、本作を単なるスピード勝負とは異なる作品にしています。原文筆者は、とりわけStone Skippingというスタントイベントの難しさにも触れています。

2位と1位、懐かしさだけではない長期的な支持

2位はMidnight Club 3: DUB Editionです。批評家スコア84に対し、ユーザースコアは8.9に達しています。原文筆者は、Rockstarが今後このシリーズの新作を作ったり、何らかの形で再訪したりすることはないだろうと考えており、そのことへの惜しさも語っています。PS2時代を過ごしたプレイヤーにとって、強い郷愁を呼び起こす作品だとしています。

本作では、車を少し走らせるだけのつもりで始めても、気づけば街中を高速で駆け抜け、交通車両をかわし、ショートカットを探し、ガレージで車両の調整を続けることになります。3つの都市は、覚えた路地やジャンプ台、近道をレース中に活用できる、巨大な遊び場のように機能します。コースを暗記するのではなく、都市そのものを理解するほど有利になる設計が、原文筆者の記憶に残っているとのことです。

カスタマイズの対象が車だけに限られない点も特徴です。バイクやHummer Jeepも用意されており、原文筆者は初めて遊んだMidnight Club作品でこれらの車両に触れたことに驚いたとしています。自由に走れる都市、近道を発見する楽しさ、幅広い車両の調整要素が組み合わさり、ユーザーから高い評価を受けた作品です。

1位はNeed for Speed: Underground 2で、批評家スコア82に対してユーザースコア8.6を獲得しました。原文筆者は、Bayviewの街を今でも自分の居場所のように感じると表現しており、記事作成時点でもUG2.net modpackを使って再訪したとしています。この改修パックによって新しい要素が追加され、作品全体が大きく活性化されているとのことです。

本作の中心にあるのは、車を自分だけの1台へ作り変えていく感覚です。性能パーツやボディキットに加え、ビニール、リム、スポイラー、ハイドロ、さらには強烈な外観変更まで、幅広いカスタマイズに対応しています。地下レースの雑誌の表紙を飾れるような車を目指して、外観と性能を少しずつ整えていく過程が、原文筆者にとって長く印象に残る要素になっています。

サウンドトラックも本作の記憶を支える要素として挙げられています。メインメニューでSnoop DoggやThe Doorsの楽曲に迎えられ、Queens of the Stone AgeやRise Againstの曲を聴きながら街を走れる構成が、プレイ体験と強く結びついているとのことです。原文筆者は、発売から長い時間が経過した現在でも、これらの楽曲を聴きながらストリートを走ると当時の感覚がよみがえるとしています。批評家スコアだけでは測りにくい、カスタマイズ、都市の探索、音楽、そして繰り返し遊びたくなる感覚が、ユーザー評価を押し上げた8作品に共通する魅力です。