『Balatro』1.1アップデート、ジョーカー4種以上と新たなバウチャーシステムを追加
2026年09月17日 | #噂・リーク | GamesRadar+
ポーカーとデッキ構築を組み合わせたゲームの大型アップデート1.1について、開発者のLocalThunk氏が自ら「リーク」と称する情報を公開しました。新たなジョーカーを少なくとも4種類追加するほか、バウチャーの出現ルールを見直し、Tier 2バウチャーをより狙いやすくする仕組みを導入するとのことです。一方で、当初の予定から大幅に遅れているアップデートの配信時期について、具体的な約束は示されていません。
開発者が明かした1.1の追加要素
LocalThunk氏は9月14日、Discord上で「本当の意味でのリークをする」と告知し、現在開発中の1.1に関する情報を共有しました。同氏によれば、少なくとも4種類の新ジョーカーが追加されます。ジョーカーの具体的な効果やデザインはまだ公開されていませんが、今回の情報のなかでは、アップデートの規模を示す要素として特に注目されます。
新たなTier 2バウチャーとしては、Lunkerの存在が明らかになりました。公開されたカードアートには、釣り針にかかりながら逃れようとする緑色の魚が描かれています。ただし、LocalThunk氏はLunkerの効果については「リークしない」としており、カードの見た目以外の詳細は伏せています。
このほか、新たな青いステークも開発されています。現行の青いステークは、難度を上げる要素としてディスカード数を1減らしますが、新しい青いステークがどのような効果になるかは明かされていません。LocalThunk氏は、その仕組みには興味深く、通常とは異なる影響があると説明しており、実装にあたってホワイトボードで二次方程式の解の公式を使って計算したとも話しています。
Tier 2バウチャーの出現率を調整
現在のバウチャーは合計32種類で、比較的強力なTier 1と、対応するさらに強力なTier 2がそれぞれ16種類ずつ用意されています。たとえば、最初のアンティでTier 1のPaint Brushを取得した場合、次のアンティでは対応するTier 2のPaletteが出現する確率は1/16です。
しかし、仮にバウチャーが32種類追加されると、Tier 2の候補が増えるため、Paletteが出現する確率は1/32まで下がってしまいます。LocalThunk氏は、今後バウチャーの種類を増やした際に、対応する強化版を探しにくくなる問題を指摘しました。
そこで1.1では、プレイヤーが取得したTier 1バウチャーのうち、まだ対応するTier 2を入手していないものを記録するシステムが検討されています。未取得の対応先が多いほど、Tier 2バウチャーが出現する抽選の対象になりやすくなる仕組みです。たとえばショップ1でPaint Brushを取った場合、ショップ2でPaletteが出現する確率は、バウチャー全体の種類が増えても従来どおり1/16になると説明されています。
この変更は単純に新しいバウチャーを追加するだけでなく、既存のバウチャーとの組み合わせを成立させやすくするための調整です。種類の増加によって特定のカードが埋もれることを防ぎ、Tier 1からTier 2へつながる構成を狙うプレイを維持することが目的とみられます。
新たなカード判定とMODへの配慮
1.1では、「カードが手札に引かれたとき」に発動する新しい仕組みも追加されます。LocalThunk氏によれば、この判定は通常のドローだけでなく、タロットパックやスペクトラルパックを開いた際にも適用されます。どのカードや効果がこの仕組みを利用するのかは明らかにされていませんが、カードを手札へ加える場面全体に関わるシステムになるようです。
また、既存のMODへの影響を抑えるため、1.1のコンテンツを有効にするかどうかを切り替えられるチェック項目も用意されます。1.0向けに作られたMOD制作者が、アップデート後も従来の環境を維持できるようにするための措置です。さらに、現行の1.0バージョンを利用できるSteam上の新しいブランチを、1.1の正式配信より十分前に追加する予定だとしています。
配信時期は未定、性急な公開は避ける方針
1.1は当初2025年の配信が見込まれていましたが、すでにその予定を超えて開発が続いています。今回、複数の追加要素が示された一方、LocalThunk氏は具体的な発売時期を発表していません。同氏は、以前に配信時期の目安を示したことについて「リリース時期を設定すべきではなかった」と振り返っています。
遅延の理由として同氏が重視しているのは、未完成の状態で公開して作品を壊してしまうことを避けることです。LocalThunk氏は「中途半端な状態で出して、急いで作った失敗作にしたくない。自分もこのゲームを愛しているし、楽しく遊べるものにしたい」と説明しています。したがって、今回のリークは配信日の予告ではなく、開発が継続していることを示す進捗共有という位置づけです。
今後については、追加の進捗報告や断続的な情報公開を続けるとしています。LocalThunk氏は、この1年間の開発作業が自身にとって非常に充実した仕事だったとも述べており、完成度を優先しながら1.1の調整を進める姿勢を示しています。