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『Nintendo Switch』が日本のコンソール市場を救ったとアナリストが指摘

2026年09月18日 | #その他 | GamesRadar+

『Nintendo Switch』が日本のコンソール市場を救ったとアナリストが指摘

『Nintendo Switch』の成功は、任天堂の業績だけでなく、日本のコンソールゲーム市場そのものの存続を左右していた可能性があるようです。分析会社Kantan GamesのCEO、Serkan Toto氏は、もしWii Uに続いて本作も失敗していれば、日本のコンソール市場は「完全に消滅していた」とThe Game Businessに語りました。

Wii Uの不振で任天堂が置かれていた状況

任天堂は、Wiiで大きな成功を収めた一方、次世代機のWii Uでは期待に応えられませんでした。Wii Uの累計販売台数は1400万台未満にとどまり、任天堂の歴代ハードの中でも特に販売不振だった機種の1つです。次のハードまで振るわなければ、任天堂だけでなく、日本におけるゲーム機市場全体の立場が大きく揺らいでいたとToto氏は見ています。

同氏によれば、任天堂は日本で単にコンソール部門をリードする企業ではなく、地域のゲーム産業を支える柱でもあります。そのため、もう1台売れないハードが生まれていれば、ユーザーはスマートフォンやPCへさらに流れていた可能性があるとのことです。「Wii Uのような失敗をもう一度経験し、本作が実際のような大ヒットになっていなければ、日本のコンソール市場は完全に消滅していたと思う」と、Toto氏は説明しています。

任天堂は日本のゲーム市場で70%のシェア

Toto氏は、任天堂が日本のゲームコンテンツ全体で70%の市場シェアを持ち、コンソール分野を圧倒していると指摘しています。そのうえで、任天堂は市場を支配しているだけではなく、日本のコンソール市場を「救った」とも述べました。これは、本作が単独で売れたという話にとどまらず、ゲーム機で遊ぶという選択肢を国内に残したという見方です。

Wii Uでは、Mario Kart 8やSuper Mario 3D Worldといった主要タイトルが投入されました。一方で、任天堂は次の大作であるSuper Mario OdysseyとThe Legend of Zelda: Breath of the Wildを本作向けに展開し、ハードの普及を後押ししました。人気シリーズの大型タイトルを新ハードの訴求材料として温存する方針が功を奏した、と原文筆者は整理しています。

成功によって広がった任天堂の事業

発売から9年が経過した現在、任天堂が世界的な知名度を持つ企業であることは当然のように受け止められています。本作は歴代で2番目に売れたゲーム機となり、首位のPlayStation 2に次ぐ規模の成功を収めました。任天堂はゲーム機事業に加えて、テーマパークや大ヒット映画にも進出しています。

さらに、後継機のSwitch 2も好調な販売を続けていると記事は伝えています。Toto氏の見解に基づけば、これらの展開は本作が成功した世界線で実現したものです。もし失敗していれば、任天堂が自社タイトルをPC向けに展開する未来もあり得たとされており、本作のヒットが日本のゲーム市場に与えた影響の大きさを示しています。