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『Turok: Origins』が協力プレイで新世代の恐竜ハンターを狙う

2026年09月18日 | #発売情報 | IGN

『Turok: Origins』が協力プレイで新世代の恐竜ハンターを狙う

30年前にN64で登場した恐竜狩りFPSが、かつてのファンだけでなく、シリーズを知らない若いプレイヤーにも届く作品を目指しています。Saber Interactiveが重視する新たな入口は、最大3人で楽しめる協力プレイです。1人でのプレイにも対応しつつ、友人と恐竜や巨大ボスに挑む体験を前面に押し出します。

協力プレイを新規プレイヤーへの入口に

Saberの開発責任者Tim Willits氏はgamescom 2026で、若いゲーマーにとって友人と一緒に遊べることが非常に重要だと説明しました。そこで同社は、1人で進められるゲームに協力プレイを後付けするのではなく、最初から友人と遊ぶ選択肢を作品の重要な要素として組み込んだとしています。

本作では、プレイヤー3人のチームで恐竜と戦えます。Willits氏は、シリーズを知らない新規層にも魅力を伝えるため、「1人でも、友人1人とでも、友人2人とでも遊べるゲームにしたい」と話しています。協力プレイを選ばなければならないわけではなく、単独プレイと友人とのプレイをユーザーが選べる点が特徴です。

この方針の背景には、ゲームを単なる1人用の娯楽ではなく、友人同士がつながるための場として利用する若い世代の存在があります。Willits氏は、若いプレイヤーは自身や取材者の世代よりも、ゲームを社会的なつながりとして使う傾向が強いと説明しました。世代によってゲームとの接し方が変化していることを踏まえ、新規プレイヤーが自然に参加できる形を目指しています。

過去作の要素と新しい遊びやすさを両立

一方で、シリーズの過去作を知るファンを置き去りにする考えではありません。Willits氏によれば、初代を思わせる要素としてCerebral Bore銃などを用意しており、旧作プレイヤーが懐かしさを感じられる要素を取り入れています。さらに、視点は1人称と3人称を切り替えて遊べるとのことです。

Saberが目指しているのは、過去作への目配せと、新規層が手に取りやすい現代的なゲーム体験の両立です。Willits氏は、従来のファンが評価できる要素を加えながら、シリーズ未経験者にも見た目が魅力的で、操作して楽しい作品を作ることが開発の指針になっているとしています。

旧作を知らない層の具体例として、Willits氏は自身の子どもたちを挙げました。22歳の子どもたちでさえTurokの名前を聞いたことがないという状況を示し、シリーズの知名度が世代によって大きく異なることを説明しています。そのため、過去作の知識がなければ楽しめない作品ではなく、初めて触れるプレイヤーにも内容が伝わるゲームを目指しているとのことです。

巨大ボスと収集要素でチームプレイを演出

協力プレイの中心となるのが、恐竜との戦闘と巨大なボス戦です。Willits氏は本作のボスについて、規模の大きな戦いを強くアピールしており、プレイヤーが次々とボスに挑むような感覚を持つゲームだと説明しました。具体的なボスの種類や攻略方法は明かされていませんが、レーザーを使って恐竜を相手にする、チーム向けのアクションが軸になります。

同氏はそのゲームプレイを、Space Marine 2で敵勢力と戦う構図になぞらえながら、本作では相手がTyranidsではなく恐竜になると表現しました。過去作のような恐竜ハンティングの魅力を残しつつ、複数人で敵の群れや大型の敵に立ち向かう現代的な体験へと広げています。

また、プレイヤーはEchoesを集めることでTurokの能力を解放できます。Echoesの具体的な配置や能力の詳細は明らかにされていませんが、戦闘を進めながら収集し、キャラクターの力を高めていく要素として用意されています。協力プレイ、巨大ボス、能力解放につながる収集要素を組み合わせることで、友人と挑戦を続ける動機を作ろうとしているようです。

業界で広がる「友人と遊ぶ」ゲーム体験

Saberの判断は、近年のゲーム市場に見られる流れとも重なります。シングルプレイ作品の人気は依然として高い一方、友人同士が会話しながら遊ぶタイプのゲームも大きな市場を形成しています。PUBGやFortniteのようなバトルロイヤルは、複数人で参加し、プレイ中の交流を楽しむスタイルを広げました。新型コロナウイルスによる外出制限の時期には、Warzoneのようなゲームが社会的な交流の場として利用される流れも強まったと原文筆者は説明しています。

Escape from TarkovやArc Raidersなどのエクストラクションシューター、友人同士の混乱や協力を楽しむHelldivers 2も、複数人で遊ぶこと自体が魅力の一部となった例です。Steamでは、友人と一緒に遊ぶことを前提にした作品や、Roblox系のゲームも大きな存在感を持っています。

BulkheadのWardogsも、友人とのプレイを軸にしたシューターの例として紹介されています。同社のJoe Brammer氏は、重要なのはゲームモードの名称ではなく、プレイヤーが自由に動けることだと述べ、制約が多いほど楽しさは減るとしています。原文筆者は、本作がWardogsやバトルロイヤルと同じジャンルだと主張しているわけではないものの、友人と遊ぶことで体験が広がる作品として共通点があると見ています。

対応機種と発売時期

本作は2027年春に、PC、PS5、Xbox Series X|S、Switch2向けに発売される予定です。記事内では、協力プレイの人数や1人称・3人称視点への対応、Cerebral Bore銃、Echoes、恐竜の巨大ボスといった要素が示されていますが、価格や詳しい発売日は発表されていません。シリーズファン向けの懐かしい要素と、新規プレイヤーが友人と始めやすい協力プレイをどのように両立させるのかが、今後の注目点になりそうです。