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ニンテンドー ゲームキューブのローンチ5作は25年後も色あせない

2026年09月21日 | Polygon

ニンテンドー ゲームキューブのローンチ5作は25年後も色あせない

ニンテンドー ゲームキューブの発売から25年を迎え、ローンチ時に注目を集めた5作品があらためて振り返られています。任天堂の大型タイトルだけでなく、セガやルーカスアーツ、アクティビジョンなどのサードパーティ作品も揃っていたことが、当時のラインナップの大きな特徴でした。なかでも、ハードの性能を示したレースゲームから、現在も高く評価されるアクションゲームまで、個性の異なる作品が並びます。

新ハードの性能を示した水上レース

Wave Race: Blue Stormは、ジェットスキーを題材にしたレースゲームです。マリオのような知名度の高いキャラクターを起用した完全新作と比べると、発売当時の注目度は控えめでしたが、原文筆者はローンチタイトルとして再評価されるべき作品としています。

高速で展開するレースに加え、波の動きや水しぶきを表現する水面エフェクトが大きな魅力でした。新ハードでどのような映像表現が可能になるのかを、プレイ中に実感させるタイトルでもあります。派手な話題性ではなく、堅実に完成度の高いレースゲームとして、ゲームキューブ初期の技術力を示しました。

任天堂らしさとは異なる2本の個性

Luigi’s Mansionは、任天堂のファーストパーティ作品としてゲームキューブの看板タイトルに位置づけられました。発売時には好意的な反応を集めた一方、独特なコントローラーを使った操作方法は、多くのプレイヤーを戸惑わせたと原文筆者は振り返っています。ハードに慣れていない段階で、コントローラーの設計そのものを理解する必要があったためです。

それでも、ルイージを主役に据えたホラー調の探索アクションは、従来の任天堂作品とは異なる方向性を打ち出しました。操作面での取っつきにくさを含めても、個性的で実験的な作品として本作の世代を象徴する存在になったと評価されています。

Super Monkey Ballは、セガが手がけたサードパーティ作品です。プレイヤーが直接キャラクターを動かすのではなく、ステージそのものを傾けてボール状のキャラクターをゴールへ導く、物理演算を軸にしたゲームシステムを採用しています。パズルとプラットフォームゲームの要素を組み合わせた内容は、当時としても独特でした。

カラフルなキャラクターと家族向けの雰囲気が任天堂の作品群にも自然に馴染み、外部メーカーのタイトルでありながら、ゲームキューブのために作られた作品のようにも感じられたと原文筆者は述べています。さらに現在では、スピードランニングの分野で存在感を持ち、記録を競うだけでなく、プレイを観戦する楽しさも評価されています。

今なお記憶に残る大作2本

Star Wars Rogue Squadron 2: Rogue Leaderは、発売時からゲームキューブの代表作として強い存在感を放ちました。Luigi’s Mansionが任天堂の目玉として宣伝されていた一方で、当時のプレイヤーの間では、こちらをローンチ初日に遊ぶことが特別な体験として受け止められていたと原文筆者は説明しています。

本作の中心となるのは、スター・ウォーズの機体を操る激しい空中戦です。現在でもシリーズ屈指の作品とされ、空中戦の面では後年のStar Wars Squadronsが比較対象になるほどでした。それでも本作には、印象的なミッションの数々という強みがあります。なかでもデス・スターへの爆撃作戦に挑むミッションは、スター・ウォーズの世界で戦いたいという願望を直接かなえる内容でした。原文筆者は、その種のファン向けの体験は、現在に至るまで完全には更新されていないと見ています。

Tony Hawk’s Pro Skater 3は、原文筆者が今回の5作で1位に挙げたタイトルです。厳密にはゲームキューブ版の発売より数週間早く、他のプラットフォームで登場していました。そのためローンチゲームに含めるのは技術的な扱いだとしつつも、原文筆者は「史上最高のローンチゲームのひとつかもしれない」と評価しています。

スケートボードゲームとしての人気だけでなく、シリーズ自体が当時の文化現象となっており、本作はその勢いをさらに押し上げました。非常に高いMetacriticのスコアも、その評価を裏付ける材料として挙げられています。ゲームキューブが任天堂の独占タイトルだけで特徴づけられるハードではなく、XboxやPS2向けにも作品を展開していたメーカーが、同じように力を注ぐハードだったことを示すタイトルでもありました。

サードパーティ作品が支えたローンチ

この5作を並べると、ゲームキューブの発売時には任天堂以外のメーカーからも有力な作品が供給されていたことが分かります。スポーツゲームなどを含めて初日から複数のタイトルが用意されていたなかで、Wave Race: Blue Stormは技術デモとしての説得力を、Super Monkey Ballは独創的な遊びを、Star Wars Rogue Leaderは大作映画の世界を再現する迫力を担いました。

そしてTony Hawk’s Pro Skater 3は、当時すでに大きな人気を獲得していたシリーズがゲームキューブにも本格的に参加したことを印象づけました。25年を経ても語り継がれるローンチタイトルが任天堂作品だけで構成されていない点こそ、当時のラインナップを振り返るうえで最も注目すべき部分といえます。