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現行機への移植が待たれるJRPG 8選、海外未発売作から旧世代機の名作まで

2026年09月22日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

現行機への移植が待たれるJRPG 8選、海外未発売作から旧世代機の名作まで

『Terranigma』やLufia I & IIの現行機向け移植が動き出すなか、いまだ旧世代ハードに取り残されている、あるいは海外展開されなかったJRPGにも再び光が当たろうとしています。原文筆者は、大規模なリメイクやグラフィック刷新ではなく、現代の機種で正規に遊べるようにするだけでも十分価値がある作品として、8本を挙げています。

Clear River Gamesは、2027年にTerranigmaを現行機向けに発売すると発表したほか、Lufia I & IIの移植も明らかにしました。いずれも派手な追加要素を前面に出した企画ではないものの、入手困難なJRPGを怪しい手段に頼らず遊べるようにする取り組みです。原文筆者はこの流れを受け、旧ハードや日本国内に閉じ込められた作品を新たな世代へ届ける移植の候補として、以下のタイトルを紹介しています。

海外発売を逃したスクウェア系の異色作

Bahamut Lagoonは、海外発売されなかったこと自体が惜しまれる作品です。原文筆者はかつてファン翻訳パッチを使ってプレイした経験に触れ、アイテム説明の一部やドラゴンに与える食べ物の説明がうまく理解できない箇所がありながらも、十分に楽しめたとしています。

本作は、のちに登場するFinal Fantasy Tacticsに先行する作品としても語られています。実際、当初はFinal Fantasy Tacticsという名称になる可能性があったとされますが、クリスタルを軸にした別のタクティカル作品が正式に形になったことで、現在のタイトルになりました。スクウェア・エニックスが近年、Live A Liveのような日本未発売作を含む過去作の復活に取り組んでいることを考えれば、Bahamut Lagoonにも現代のプレイヤーが触れられる機会があってよい、というのが原文筆者の見方です。

Treasure of the Rudrasも、日本国内にとどまったスクウェア作品の中でも特に再評価が望まれる1本です。3人の主人公から選び、それぞれの物語を切り替えながら進める構成が特徴で、ある主人公の行動が別の主人公のルートにも影響します。原文筆者は、この仕組みが当時としては前例のないほど先進的だったと評価しています。

戦闘時のアニメーションは高品質なドット絵で描かれ、さらに「マントラ」システムという独特の魔法作成要素も備えています。プレイヤーが文字を入力すると、それが魔法へ変換され、効果と消費MPが決まる仕組みです。効率よく戦うには、敵やNPCから得た言葉を使って有用なマントラを見つける必要がありますが、当時はインターネットで最適解を調べることもできませんでした。現在なら強力な組み合わせが簡単に共有され、本来の試行錯誤を飛ばしてゲームバランスを崩すこともできますが、文字入力をそのまま魔法システムに結びつけた発想は、今見ても特異です。

PS1時代の実験的なアクションJRPG

Brave Fencer Musashiは、スクウェアが得意としてきた創意工夫のあるアクションJRPGを象徴する作品として挙げられています。原文筆者は日本語版でプレイしたため、物語を十分に理解できる形で遊び直したいと考えており、移植に必要なのは大規模な作り直しではなく、改訂されたローカライズ台本と本編を動かす環境だとしています。

主人公ムサシは、LuminaとFusionという2本の剣を使い分けます。Luminaは冒険の進行に合わせて属性能力を獲得し、その力は戦闘だけでなくパズルの解決にも利用されます。一方のFusionは敵のスキルを吸収してコピーする武器です。武器の成長と敵能力の取り込みが直接ゲームプレイへ結びつくため、PS1時代の作品でありながら、戦闘と探索の変化に富んだ設計になっていました。原文筆者は、この仕組みなら現在の作品としても魅力を失わないと見ています。

Shadow Heartsは、単純な移植でも購入したいと原文筆者が考える、旧世代機に強く縛られたJRPGです。リメイクであれば全面的な作り直し、リマスターであればビジュアルの更新を望みつつも、ゲーム内容を保ったまま移植されるだけでも歓迎できるとしています。

本作の個性を支えるのが、タイミング入力を要求するJudgment Ringと、重い題材の中に盛り込まれた独特のブラックユーモアです。これらを残したまま現代機で遊べれば十分だという一方、権利を持つUniversal Entertainment Corporationは、現在では主にパチンコやアーケード機を手がけ、伝統的な家庭用ゲームから距離を置いている企業です。そのため、原文筆者は本作が現行機へ移植される可能性を「ほとんどない」と厳しく見積もっています。Shadow Heartsに近い精神的後継作としてPenny Bloodへ期待した背景にも、こうした状況があります。

ドリームキャストやPS3に残る名作

Skies of Arcadiaは、長年にわたってリマスターやリメイクの噂が繰り返されてきた作品です。原文筆者はGameCube版を少し遊んだだけで、本編を十分に体験できていないため、主人公Vyseの冒険が現代のハードへ戻ってくることを望んでいます。

Segaは近年、過去のシリーズをクラシックコレクションなどで復活させる動きを見せています。原文筆者は、Shining Forceをモバイル版とSteam版の両方で購入した経験にも触れ、Skies of Arcadiaだけが移植されない理由を疑問視しています。旧作特有の構造や移植上の技術的な問題、開発コストなどが障壁になっている可能性はあるものの、現行機で再登場すれば大きな反響を呼ぶ作品だとしています。

Eternal Sonataも、Xbox 360とPS3にとどまり、再発売の見通しが立っていないタイトルです。原文筆者はPS3版を事前の期待なしに購入したものの、色彩豊かで、どこか物悲しく、それでいて親しみやすい世界観に惹かれたと振り返っています。戦闘はターン制の戦略性とリアルタイムアクションを組み合わせており、作品の音楽的なテーマとも結びついた独自の手触りを持っています。

開発を担当したtri-Crescendoは、他社作品の音響面を支援することが多かったスタジオで、本作では作曲家フレデリック・ショパンの生涯に着想を得たゲームを作り上げました。スタジオ自体は現在も活動していますが、原文筆者は、同社が自ら移植に乗り出す可能性は高くないと考えています。外部スタジオへソースコードのライセンスを供与する形なら実現の余地があるとして、現行機版が出れば発売初日に購入するとしています。

ファンの再構築に託される2作品

Xenogearsについては、公式のリマスターやリメイクよりも、まずは原作をそのまま遊べる移植が現実的だと原文筆者は考えています。近年は、単なるエミュレーターではなく、クラシックゲームを現代のゲームエンジン上で再構築し、新しい機種でネイティブに動作させようとするファン主導のリバースエンジニアリングが登場しています。原文記事では、その新たなプロジェクトにも触れていますが、プロジェクト名は記載されていません。

本作の後半、とりわけ急いでまとめられたことで知られる第2ディスクを、公式リメイクで扱うには大規模な再構成が避けられない可能性があります。だからこそ、原文筆者は内容を完全に作り直すのではなく、原作をそのまま現代機へ移すほうが期待に応えやすいとしています。哲学的で思索的な物語、大胆な設定、独自の世界観を備えた作品として、原文筆者は本作をJRPG史上最高峰の1本と位置づけています。

リストの最後に挙げられたBreath of Fire IIIは、原文筆者が最も強く復活を望んでいるタイトルです。シリーズではBreath of Fire IVがSteamやGOGなどのPCストアに登場していますが、同作には過去からPC向けのネイティブ版が存在していました。一方、Breath of Fire IIIには中国向けを除いてネイティブPC版がなく、移植作業はより難しくなるとされています。

原文筆者は、シリーズ全作品を収録した決定版コレクションをCapcomが発売することを望んでいます。その中でもBreath of Fire IIIを最優先に挙げる理由は、物語の途中で訪れる大きな時間経過、印象的な仲間たち、そしてシリーズの中でも特に優れたドラゴン変身システムです。必要なのは大幅な改変ではなく、現代のコンソールで正規に所有できる手段だとしています。

今回の8作品には、海外発売を逃した作品、特定の旧世代機にしか存在しない作品、権利や技術的な事情から再登場が難しい作品が含まれています。原文筆者は、必ずしも最新グラフィックや追加トロフィーを求めているわけではなく、現在のプレイヤーが正規の方法で触れられる入り口こそが必要だと訴えています。