『Fate/Extra Record』はカードを組み合わせる戦闘が魅力のリマスター作品です
2026年09月26日 | #ゲーム紹介 | Game Informer
『Fate/Extra Record』は、2011年発売のFate/Extraを拡張したリマスター作品です。東京ゲームショウでの試遊では、カードを組み合わせて戦うバトルに手応えがあり、1月28日の発売に向けて期待が高まりました。
手札とデッキを活用するターン制バトル
バトルはターン制で、毎ターン手札に加わるカードを使って攻撃します。カードにはそれぞれコストがあり、試遊版では1ターンに使えるAPは3でした。コスト0のカードで敵にダメージを与え、追加されたコスト0の「ローズ」カードで次の攻撃を強化。さらに連携を勧めるアイコン付きのカードへつなげるなど、手札とAPの使い方を考えながら戦います。
この流れに慣れると、手札を1ターンで使い切るのも難しくありません。試遊で探索した水中ダンジョンでは、ボスに大ダメージを与えたり、通常の敵を1ターンで倒したりできました。カードの収集やデッキ構築など、戦闘にはさらに掘り下げられる要素もありそうです。筆者は、最初のデッキを手にした後にブースターパックを開け、デッキを大きく強化していく感覚にたとえています。
新要素として、サーヴァントだけでなくマスターも戦闘に参加します。プレイヤーは3つのクラスからサーヴァントを選び、主な戦力として戦います。マスターはカードの手札がうまくそろわないときに、補助的な技を使えます。
月の聖杯戦争を描く物語
試遊では戦闘が中心で、物語の内容はほとんど体験できませんでした。パブリッシャーのXseed Gamesによると、物語は改訂され、大幅に拡張されています。シリーズの中心的な作品に、登場人物の描写や物語の奥行きが加わるとしています。
開発元のType-Moonが紹介する設定では、人類が月に隠されたスーパーコンピューター「ムーンセル・オートマトン」を発見したことで、世界は一変します。ムーンセルが作り出したデジタル世界「SE.RA.PH」では、128人の参加者が、どんな願いもかなえる聖杯をかけて戦います。参加者はマスターとなり、歴史上の人物や英雄を体現するデジタル存在「サーヴァント」と契約します。
記憶を失い、自分がなぜ仮想の戦場にいるのかも分からない主人公は、1騎のサーヴァントとともに、命を懸けた「月の聖杯戦争」に身を投じます。試遊では、次の対戦までに準備できる期間が7日間と示されていました。対戦相手を倒すと次へ進める仕組みです。
PSP版から大きく変わったビジュアル
試遊の舞台は、海賊船の残骸や海の生き物と、ネオンに照らされたコンピューター構造が入り交じる水中のデジタル空間でした。キャラクターデザインを刷新し、HD映像や新しい音楽、日本語のフルボイスも採用されています。見た目や音の面で、PSP版から大きく変わっています。
一方で、筆者は水中ダンジョンにすぐ飽きてしまったと述べています。対戦ごとに新しい場所や環境が登場することを期待しています。
試遊時間は30分で、2011年のPSP版をどう受け継いでいるかを判断するには足りませんでした。それでも、カードバトルや世界の危機をめぐるドラマ、トーナメント形式が好きな筆者は、もっと遊びたいと感じたそうです。新しいビジュアルやフルボイス、発見を待つ秘密もあり、1月28日の発売に向けて注目するRPGだとしています。