Ubisoft、生成AI計画の社内名称を「Motherbrain」として商標出願
2026年09月29日 | #その他 | Eurogamer
Ubisoftが、社内で進める生成AIの取り組みを「Motherbrain」と呼んでいるようです。商標出願から、ゲームやインタラクティブコンテンツの制作にAIを使う計画がうかがえます。
商標出願に記されたAIの用途
The Game Fileの報道をKotakuが紹介したところによると、最近の複数の商標出願に「Motherbrain」の名称が使われています。出願には、AIを使ってゲームやインタラクティブコンテンツを制作するダウンロードソフトや、データ分析と人との対話に使うAIサービス、AIソフトウェアの研究・設計が記載されています。
Ubisoftは、これまで「Motherbrain」について公表していません。社内だけで使われている名称とみられます。任天堂のMetroidシリーズに登場する、邪悪なスーパーコンピューターから不気味な瓶詰めの脳の怪物になったMother Brainを思わせる、ずいぶん不穏な名前です。
Ubisoftが進めてきた生成AIの活用
Ubisoftは、賛否のある生成AI技術とゲーム開発への応用に、以前から積極的な姿勢を示してきました。2023年には、ゲーム内のNPCの背景会話を開発者が考えるのを支援する生成AIツール「Ghostwriter」を発表しています。
2025年末には、CEOのYves Guillemot氏が生成AIは全社に導入されたと述べ、2Dゲームから3Dゲームへの移行に匹敵する「革命」と表現しました。また2026年夏には、同社初の「プレイ可能な生成AI体験」とうたうシューター『Teammates』への投資を加速すると発表しています。
この取り組みが、いずれトゲトゲ頭で片目の脳に変貌するのかは、今後を見守るしかありません。
スタジオ閉鎖や人員削減も続く
こうした動きの背景では、Ubisoftの大規模な再編も進んでいます。同社は2026年1月、2つのスタジオを閉鎖し、6つのプロジェクトを中止したほか、開発者を解雇しました。さらに数カ月前には別の2スタジオを閉鎖し、3つ目のスタジオを再編。その際、およそ380人の雇用が削減されました。