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吉田修平氏、ソニーのPC展開縮小はプラットフォーム事業を優先する判断と推測

2026年10月01日 | #その他 | GamesRadar+

吉田修平氏、ソニーのPC展開縮小はプラットフォーム事業を優先する判断と推測

ソニーが新作の大作シングルプレイゲームをPC向けに発売する動きを縮小するとの報道を受け、元SIEワールドワイド・スタジオのトップ、吉田修平氏は、同社がかつてのようにPlayStation独占を重視する方向へ戻っている可能性を指摘しました。吉田氏は、現在はプラットフォーム事業を優先する考えが強まっているのではないかと推測しています。

独占作品で本体の魅力を高める方針か

吉田氏はThe Vergeの番組「Vergecast」で、PS5向け作品の中にはPCでもよく売れたものがあり、移植も比較的容易なのに、なぜ方針が変わるのかについて自身の見方を語りました。ただし、すでにソニーを離れているため、社内の判断を確実に把握しているわけではないとしています。

今年初めには、PlayStationのスタジオ事業を率いるハーマン・ハルスト氏が、社内で「Saros」やGhost of Yōteiのような物語重視のシングルプレイ作品を、今後はPlayStation専用にすると伝えたとの報道がありました。

吉田氏によると、PS4世代のソニーは、コンソールの利用者に訴求するため、AAA級の自社ゲームをPCで発売しない方針でした。一方、PS5世代では、Helldivers 2のようなオンラインゲームをPS5とPCで同時に発売する一方、Horizon Forbidden WestやMarvel’s Spider-Man 2などの大作シングルプレイ作品は、まずPS5で発売し、後からPCへ移植してきました。

この発売時期の差について吉田氏は、先に遊びたいPlayStationユーザーに独占期間を設けつつ、後からPCにも届けることで、新たなプレイヤーにも自社作品を知ってもらう狙いがあったと説明しています。PCで作品に触れた人が、将来PlayStationのファンになる可能性も考えていたのではないかと述べました。

「プラットフォーム事業」が議論で優勢に

吉田氏は、現在のソニーでは、自社ゲームを幅広い人に届けることより、独占作品でPlayStationというプラットフォームを強化する考えが優勢になっているのではないかと推測しています。プラットフォーム事業側は、常に独占コンテンツを求めるものだとも話しました。

吉田氏は以前、ゲームのPC移植を「ほとんどお金を刷るようなもの」と表現していました。PC展開を縮小するのは不思議にも見えますが、PlayStation本体を持たない人にとっては、購入を後押しする理由になる可能性があります。