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『Sword Sage: Awakening』は敵の攻撃方向を見極める回避と反撃が戦闘の要です

2026年10月05日 | #ゲーム紹介 | Eurogamer

『Sword Sage: Awakening』は敵の攻撃方向を見極める回避と反撃が戦闘の要です

中国の民間伝承を題材にしたソウルライク『Sword Sage: Awakening』。明るい雰囲気や休憩所に現れるレッサーパンダの神様も目を引きますが、約1時間の試遊で特に印象に残ったのは、敵の攻撃に合わせて回避し、反撃へつなげる戦闘システムです。

陰鬱さを抑えた妖怪退治の旅

主人公のペイ・サンニャンは、袁公宗の若い弟子です。1年間の修行の旅を終えて戻るところから物語が始まり、妖怪退治を専門とする宗派の一員として、妖怪がうろつく山道「Cypress Path」を進みます。霧に包まれた山には緑が広がり、古びた木の足場や、青空にそびえる塔が現れます。道中に響くのも不気味なうめき声ではなく、穏やかな鳥のさえずりです。

ペイは、はしごを軽快に駆け上がり、華麗な剣技を繰り出します。ジャンプ中にくるりと回るなど、動きにも愛嬌があります。暗く重苦しい雰囲気が続く作品の多いソウルライクの中で、この明るさは新鮮です。ただし、物語を通してこの雰囲気が続くかはまだ分かりません。

道筋は比較的一本道ですが、ときおり脇道に入って探索できます。敵が待ち構える場所には、暗い洞穴に隠れた犬が光る宝物をおとりにしていたり、足場の下に潜む妖怪が飛び降りた相手を背後から襲ったりと、意表を突く仕掛けもあります。道中では、前のエリアへ戻れる近道も見つかります。

光るやかん型の灯籠は、休憩所の目印です。調べるとレッサーパンダの神様「Rosy Roundhound」が即席の茶店を開き、休息や限られた回復薬の補充、敵の再配置ができます。

回避の方向が反撃の好機を生む

敵への攻撃は、連続斬りで相手の「Vital Energy」を削るところから始まります。防御を崩せば、大きなダメージを与える「Vital Strike」を狙えます。回転蹴りで盾や防御姿勢を崩すこともでき、攻撃を防ぐときは武器の耐久度を消費します。

武器はすぐに壊れ、壊れた状態ではガードできず、攻撃力も大きく落ちます。ただし、ボタン操作ひとつでほぼ瞬時に鍛え直せるため、煩わしさは控えめです。武器の修復が、戦闘にもうひとつのリズムを加えています。

戦闘の中心となるのは、敵の攻撃に応じた回避です。ガードボタンを押しながら右スティックを適切なタイミングで操作すると、攻撃をかわす「Evade Cyan」が発動します。さらに、敵の攻撃方向に合わせて入力すれば、回避から強力な反撃「Strike Red」につなげられます。高い位置への攻撃は上、胴体への攻撃は左右、低い攻撃は下へかわす仕組みです。

お守りで能力を高めたり、投げナイフや超常の力を宿した爆竹などの消費アイテムを作ったりもできます。装備中の2種類の武器はいつでも切り替えられ、プレイ中に手に入る武器には、種類ごとにランダムな能力や性能が付くようです。こうした要素が合わさり、戦闘には独自のテンポと軽やかな動きがあります。

中ボス戦で試される立ち回り

通常の敵との戦いでは、すべての技を駆使する必要はありません。しかし試遊が進むと、盾を持つ妖怪と、その盾を踏み台にして飛び込んでくる妖怪の2体を相手にする場面など、敵を引き離して戦う工夫が求められます。酒好きで大きなお腹をした赤毛の中ボスは、Vital Energyを削るために「Strike Red」を使う重要性を教えてくれます。さらに、投射物と素早い連続斬りを繰り出す僧侶のような中ボスとの戦いでは、回避、反撃、武器の修復を切り替える腕が試されます。

試遊の締めくくりとなる大型ボス「Fangxiang Exorcist」は、つま先で踊るように動きながら、不気味な石のようなものを振り回します。横からの攻撃や爪でのつかみかかりに加え、地面へ叩きつけて衝撃波を走らせる技も使います。

Vital Energyが多く、ガードできない強攻撃も頻繁に繰り出すため、攻撃の方向に合わせた回避が欠かせません。反撃を重ねなければ戦闘が長引き、回復薬も尽きてしまいます。素早く敵の動きを見て、回避と武器修復のタイミングを判断する必要があり、手強い相手との攻防は楽しい駆け引きになっています。

全3章、クリアまで12~18時間の見込み

開発元のSword Panda Gamesによると、クリア時間は探索の度合いによって12~18時間ほどです。全3章で構成され、各章には分岐するルートの中に4体のボスが登場します。第3章では、それまでと趣向を変え、自由に探索できるサンドボックス形式になるとのことです。

発売日は未発表で、対応機種はPCとPS5です。開発元は将来的にXboxとSwitch 2にも対応させたいとしています。試遊の範囲では、愛らしいパンダだけでなく、方向を見極める回避と反撃を軸にした戦闘にも期待が持てます。