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ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの労組、生成AIの推進停止を要求

2026年10月07日 | #その他 | IGN

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの労組、生成AIの推進停止を要求

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』やマジック:ザ・ギャザリングに関わるチームが労働組合への参加を発表し、親会社Hasbroと同社の経営陣に生成AIの導入推進をやめるよう求めています。アリーナチームを中心に発足した組合が対象を広げる動きです。

組合の対象を複数チームに拡大

オンライン版マジック:ザ・ギャザリングを担当するアリーナチームは4月に組合を結成し、その後の組合選挙にも勝利しました。組合「Wizards of the Coast-CWA(UWOTC-CWA)」は10月8日、ダンジョンズ&ドラゴンズのチームと、マジック:ザ・ギャザリングおよびデュエル・マスターズを担当するTeam Xを加える予定です。

組合はウィザーズ・オブ・ザ・コーストに対し、拡大後の組合を10月13日までに自主的に承認するよう求めています。アリーナチームだけだった時点では会社が自主承認しなかったため、今回も交渉は難航する可能性があります。

生成AIの導入停止と創作物の権利を要求

承認に先立って公開された請願書では、経営陣がチームの意向を顧みず、大規模言語モデル(LLM)や生成AIの導入を推し進めていると指摘。「これは止めなければなりません。チームの目標や価値観に沿った、実効性のあるAI方針が必要です」として、AI利用に関する方針の策定を求めています。

また、組合は勤務時間外に作ったものの権利を従業員が持てるようにすることも要求しています。請願書によると、現在の規定では、従業員が在職中に制作した知的財産について、ウィザーズの作品とは無関係なものも含め、会社が権利を主張できるといいます。

この要求は、組合が4月に結成された際の声明でも示されていました。組合は、勤務時間外に自分の資源で作った創作物は会社ではなく従業員自身のものであるべきだと主張しています。

Hasbroが拡大後の組合を自主承認するかは、今後明らかになります。承認されない場合、組合は全米労働関係委員会(NLRB)に申し立てたうえで、改めて組合選挙に勝つ必要があります。