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ゲームキャラクターのファン愛称10選、Steveはファン発の呼び名から公式名になりました

2026年10月08日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

ゲームキャラクターのファン愛称10選、Steveはファン発の呼び名から公式名になりました

ゲームのキャラクターには、プレイヤーの間で生まれ、作品の人気が落ち着いた後も使われる愛称があります。中には作品を象徴する呼び名として定着したものもあります。この記事では、そんな愛称を10例紹介します。一部の作品のネタバレを含みます。

10位 ウィスパー――「タイム・ジャニーズ」(Time Jannies)

ファイナルファンタジーVII リメイクは、原作の物語をそのまま描く作品だと予想されていました。しかし実際には、物語が原作と異なる方向へ進む場面がいくつもあります。そうした場面では、フードをかぶった影のような存在が現れ、出来事を元の流れに戻そうとします。公式名はウィスパーですが、発売後まもなく「タイム・ジャニーズ」という愛称が広まりました。

この呼び名は、4chanでサイトのモデレーターを指す俗語「ジャニー」に由来します。クラウドが歴史の筋書きから外れたとき、ウィスパーたちが現れて「片付けろ、時間の管理人たち」と叫ぶ、という冗談がユーザーの間で生まれました。やがてこの呼び名はインターネット上に広まり、リメイク三部作の後続作でもウィスパーの愛称として使われています。

9位 BB――「ファンキーな胎児」(Funky Fetus)

デス・ストランディングは、ひと言では説明しにくいほど風変わりな作品です。レインコートを着たサム・ブリッジズが、胎児を胸に抱えて運ぶ姿は強い印象を残しました。この赤ん坊はブリッジ・ベイビー、通称BBです。作品が話題になるにつれ、BBには「ファンキーな胎児」という愛称がつきました。

ノーマン・リーダスの名字が「胎児」を意味する英単語に似ていることから、「ノーマン・リーダスとファンキーな胎児の冒険」という冗談が広まったのです。デス・ストランディングの奇妙さを考えれば、よく似合う呼び名です。ノーマン・リーダスがP.T.で小島監督との仕事を発表した頃から、この言い回しが使われていたという噂もありますが、確かなことは分かっていません。

8位 真のXIII機関――「ノーツ」(The Norts)

キングダム ハーツ 3Dでは、ソラたちが倒した当初のXIII機関は仮の組織であり、その後に「真の」XIII機関が結成されたと明かされます。新たな機関を率いるのはマスター・ゼアノートです。ほかのメンバーも、ゼアノートの過去の姿か、彼の闇を植え付けられた元メンバーで構成されています。

つまり、メンバーは全員ゼアノートです。そこでファンは、真のXIII機関を「ノーツ」と呼ぶようになりました。ゼアノートの本質を植え付けられたり、闇に取り込まれたりすることも「ノートされる」と表現されます。キングダム ハーツIIIの発売前に「アクアがノートされた」とファンが騒いでいたのも、この言い回しによるものです。

7位 マインクラフトのプレイヤー――「スティーブ」(Steve)

「スティーブ」は、今ではマインクラフトの標準キャラクターの正式名です。ジャック・ブラックもそう呼んでいたので、最初から名前があったと思う人もいるでしょう。しかし、マインクラフトが広まり始めた頃、プレイヤーキャラクターに名前はありませんでした。

2010年頃、開発者のマルクス・ペルソン、通称Notchは、自身のTumblrでプレイヤーキャラクターをSuper Meat Boyにゲスト出演させる案を考えていました。その際、ありふれたプレイヤーキャラクターにふさわしい、一般的な響きの名前として「スティーブ」を選んだそうです。ファンの間でこの名がすぐに定着し、その後のバージョンでは標準スキンの正式名になりました。

6位 明智吾郎――「パンケーキ・ボーイ」(Pancake Boy)

物語の序盤、怪盗団はテレビ局の廊下で、近くのテーマパークと名物のパンケーキについて話します。そこへ通りかかった探偵の明智吾郎は会話を耳にして、聞き間違いだと思ったようです。しかし、パンケーキの話をしていたのはモルガナでした。普通の人には聞こえないモルガナの声を明智が聞いていたことで、彼がペルソナ使いだと怪盗団に知られてしまいます。

この失態から、明智は「パンケーキ・ボーイ」と呼ばれるようになりました。ペルソナ5 ザ・ロイヤルでは、明智が仲間になった後、メメントスを探索中に「パンケーキ」という言葉を二度と聞きたくないとこぼす場面があります。ほかの怪盗団メンバーは、当然のように彼をからかいます。

5位 ウィリアム・アフトン――「パープル・ガイ」(Purple Guy)

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズシリーズの中心的な敵役は、ウィリアム・アフトンです。彼はフレディ・ファズベアーズ・ピザのアニマトロニクスを使って子どもたちを殺害した連続殺人犯で、幽霊に取りつかれたアニマトロニクスがプレイヤーを襲う原因にもなっています。第1作では姿を見せず、第2作のピクセルアートのミニゲームで初登場しました。

その場面でアフトンは、不気味な笑みを浮かべた、背の高いやせた紫色の人影として描かれています。正式名が明かされたのはファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ:シスター・ロケーションの発売後だったため、それまでは見た目どおり「パープル・ガイ」と呼ばれていました。名前が判明した今も、アフトンを指す呼び名として広く通じます。

4位 マリル――「ピカブルー」(Pikablu)

1999年の子どもになったつもりで考えてみましょう。ポケットモンスター 赤・緑を遊び、ほかに新作が出るとは思っていなかったところへ、新しいポケモンが登場するという噂が流れます。ぼやけた宣伝写真に写るポケモンは、青いピカチュウのように見えました。それなら「ピカブルー」と呼ぶしかありません。

金・銀の発売前、マリルは姿が広く知られた第2世代のポケモンの1匹でした。当時は今ほど情報が豊富ではなく、名前も出自も分かりませんでした。ピカチュウから分かれた進化形ではないかと考える人もいて、「ピカブルー」という呼び名が広まります。ゲームやアニメでマリルという正式名が明かされると、やがて使われなくなりましたが、当時のポケモンファンには今も記憶に残っています。

3位 サンズ――「サンズ・アンダーテール」(Sans Undertale)

Undertaleが広く知られる前は、登場人物について検索しても情報を見つけにくいことがありました。特に「サンズ」だけでは一般的な検索結果や、同名のフォント「Comic Sans」が表示され、会話でも誰のことか伝わりにくい場合がありました。そこで、キャラクターを区別するために「サンズ・アンダーテール」と呼ぶ人が現れました。

もちろん、「アンダーテール」はサンズの名字ではありません。作品の登場人物の多くに名字はないため、誰を指しているか示すための呼び方です。現在では冗談として使われることが多く、ゲームを象徴する存在になったサンズにはふさわしい愛称とも言えます。Deltaruneに登場しても、ファンは彼を「サンズ・アンダーテール」と呼び続けています。

2位 ダンテ――「奇声を上げるピザ男」(Wacky Woohoo Pizza Man)

デビル メイ クライを遊ぶ前は、ダンテを非常にシリアスな人物だと思っていたという人もいます。初期作品のパッケージを見れば、そう思うのも無理はありません。しかし実際のダンテは、超人的な力を持つ子どもっぽい男で、騒がしく振る舞い、ピザを好みます。まるでミュータント・タートルズです。

特にデビル メイ クライ3、4、5での言動から、「奇声を上げるピザ男」という愛称が定着しました。デビル メイ クライ5では、年を重ねて風格が増しても相変わらず陽気なダンテの姿から、「奇声を上げるピザおじさん」という派生形も生まれています。ゲームを遊ぶ前にこの呼び名を知っていた人も、ダンテが本領を発揮する様子を見れば、すぐに納得するでしょう。

1位 タイラント――「ミスターX」(Mr. X)

初代バイオハザード2とリメイク版では、レオンとクレアがラクーンシティ警察署の中で、トレンチコート姿の巨大な怪物に追われます。公式にはタイラントと呼ばれるこの怪物は、初代作のスペンサー邸でアンブレラが実用化に向けて試作していた生物兵器の完成形です。しかし、ゲームの配信で姿を現すと、視聴者は「タイラント」ではなく「ミスターX」と呼びます。

この呼び名の由来は少し変わっています。初代バイオハザード2の攻略本としてGamefan Booksが出版した本に加え、1999年の小説版『Resident Evil: City of the Dead』にも登場しました。どちらもカプコンの制作物ではないため、カプコンの公式名として認められたことはありません。それでも、リメイク版が出るまでは怪物の名前がはっきりしなかったこともあり、「ミスターX」が定着しました。タイラントよりもこちらの方が似合う名前ですし、見た目にもぴったりではないでしょうか。