『MultiVersus』のファン制作エミュレーターOpenVersus、未採用エモートや新モードを追加へ
2026年10月09日 | #発売情報 | DualShockers
ファン制作のオープンソース・エミュレーターOpenVersusが、『MultiVersus』の新コンテンツを準備しています。初シーズンでは、Chromeの別カラーパレットや元の配信版で見送られたエモート、コミュニティ発案の新モードを追加する予定です。プロジェクトはまだ正式公開前ですが、Discordでは導入方法の案内や対戦相手探しを支援しています。
初シーズンに向けて準備が進むOpenVersus
ワーナー・ブラザースは、ベータ版で高まった期待をうまく生かせず、ほぼ1年後に正式配信した際も十分な支援を行いませんでした。公式から見放された作品を、ファンが引き継いで盛り上げようとしていることは、心強い動きです。
『MultiVersus』は、意外なキャラクターが集うユニークな対戦型プラットフォームファイターでした。アリア・スタークやジェイソン・ボーヒーズのような比較的シリアスなキャラクターが、アニメ作品の登場人物たちと並ぶ意外性も魅力です。個性のある技や、味方の連携を支えるキャラクターも、ジャンルに新しい面白さを加えていました。
4人対戦と新たなネットコード
多くの格闘ゲームが1対1の対戦を中心にするなか、『MultiVersus』とOpenVersusは4人対戦を重視しています。2対2に加え、新たに全員が敵となる「ラストマンスタンディング」形式の対戦も用意されます。また、接続切れや対戦中のストレスを減らすことを狙い、ロールバック方式のネットコードを導入する予定です。ファン制作ながら、長く待たれていた改善のように感じられます。
ファンの手で作品に新たな機会を
ライブサービスのゲームは、運営目標を達成できなければ、本来より早く終了することがあります。近年のゲーム業界ではスタジオの閉鎖も続いており、投資家の影響力が強まるなか、ファンによる改造やコミュニティ制作のコンテンツは、新旧の作品を支える大切な存在になっています。公式サポートが終わったゲームにも、こうした活動が新たな機会をもたらします。