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『Militsioner』では、巨大警官の機嫌を整える行動がローグライクの成長につながります

2026年10月09日 | #ゲーム紹介 | IGN

『Militsioner』では、巨大警官の機嫌を整える行動がローグライクの成長につながります

『Militsioner』の体験版では、巨大な警官に監視される町で、さまざまな手段を試しながら脱出を目指します。行動によって警官の機嫌を上げるとポイントが得られ、死亡後に成長へ使えるローグライクの仕組みも明らかになります。

巨大警官に見張られる町で、好きな手段を試す

主人公は、何をしたのかも分からないまま罪を疑われ、身長約15メートルの警官に目の高さまで持ち上げられます。町の中は自由に動けますが、外へ出ることはできません。周囲の人々や町には謎めいた雰囲気があり、巨大な警官に見張られ続ける状況には落ち着かなさがあります。

体験版で印象に残るのは、行動の自由度です。窓から突き出た巨大な腕の知人は、自分を弁護士だと名乗り、町を出るための列車の切符を渡そうとします。しかし、それは主人公を家に閉じ込め、後で食べるための罠でした。レンガでドアを壊して脱出すると、偽の切符や盗んだ現金を手に、町からの脱出方法を探すことになります。

警官に話しかけることもできます。警官は空腹で気分が沈んでおり、ドーナツを欲しがっています。地面で拾ったリンゴを渡すと少し気分は和らぎますが、ドーナツへの望みは変わりません。一方、駅の切符売り場では主人公を殺人犯だと思い込まれ、説明しても信じてもらえません。日中に駅へ忍び込んだときは警官に見つかり、立ち去るよう警告されました。

相手との関わり方も選べます。警官の知り合いだと切符売りに信じてもらおうとしても、本人確認の質問に答えられず失敗します。質屋で持ち物を売れば、自動販売機のドーナツを買う資金を用意できます。ドーナツを渡すと警官との関係に変化があり、主人公はさらに、町を出るために好かれれば逮捕されないかもしれないと考えて警官に言い寄ります。

警官が音楽を聴きたがっていると知り、ギターを探して渡そうとする場面もあります。しかし、贈り物にしても演奏して聞かせても、うまくいきません。町の外れの水辺で、主人公は使い道のないギターを持ち、警官は水につかったまま座っています。結局、ギターは質屋で売ることになります。

死亡後に見えてくるローグライクの仕組み

体験版の残り時間が少なくなり、主人公はベンチで時間を進めてから、夜の駅に再び忍び込むことにします。目覚めると町は洪水に見舞われ、水位は胸の高さまで上がっていました。レンガで鍵のかかったドアを壊し、高台を探しますが、水はさらに増え、逃げ場がなくなります。

死亡後には、警官の機嫌を良くする行動で得ていたポイントを使うメニューが表示されます。ここで本作がローグライクだと分かります。体験版を終えた後も、次は質屋とドーナツを早めに目指す、まだ見ていない場所を探す、駅の切符売りを説得する、下水道から現れる手の正体を調べる、といった次の行動が頭に浮かびます。

町は広く見えないものの、体験版だけではその仕組みや秘密をつかみきれません。主人公は本当に罪を犯したのか、なぜ巨大警官が町を監視しているのか、洪水はなぜ起きたのか。遊び終えると、始める前よりも疑問が増えています。謎めいた町と登場人物、行動の自由度が印象に残る、これまでにない感触の作品です。