『Wing Commander III: Heart of the Tiger』の30周年記念リマスターが準備中との情報、復元に1万6000本のテープを使用か
2026年10月12日 | #噂・リーク | DualShockers
Portland Retro Gaming Expoで撮影されたとされる流出画像から、EAが『Wing Commander III: Heart of the Tiger』の30周年記念リマスターを準備していると伝えられています。登壇者は、復元作業で計1万6000本のテープを扱ったと説明したそうです。
流出情報が伝えるリマスターの内容
流出画像では、1994年発売のSFフライトシムを現代向けに再発売する計画が示されたとされています。Kilrathi Sagaのボーナスミッションや、コミュニティ制作の強化パッチを収録し、ゲームプレイは60fpsに対応するとのことです。操作やゲームの仕組みにも現代向けの変更が加わるとされています。
Wing Commanderシリーズは、宇宙や惑星を舞台にした一人称視点の戦闘と、実写映像を取り入れたカットシーンで知られています。マーク・ハミルら俳優が出演する映像は当時の大きな見どころでした。実写映像をデジタル背景に重ねるFMVは、復元作業の大部分を占めたと説明されています。
記事では、正式発表の有無や発売時期、対応機種は明らかにされていません。流出した画像や登壇者の説明が伝える範囲を超えて、完成状況などは分かっていません。
長く新作が途絶えていたシリーズ
Wing Commanderシリーズの最終作は、Xbox Live Arcade向けに発売されたトップダウン視点のWing Commander Arenaです。記事はこれをシリーズの中でも評判が振るわなかった作品と評し、シリーズが約20年にわたり新作から遠ざかっていたと説明しています。
今回のリマスターでコミュニティ制作のパッチが取り入れられる点も、記事は歓迎しています。長年のファンが新規プレイヤーにも遊びやすくするために作ってきた改善を活用する取り組みとして、Nightdive StudiosによるThe ThingやSystem Shockの移植・リマスターを好例に挙げています。開発スタジオの技術と、ファンが積み重ねてきた変更を組み合わせたものだとしています。
EAの旧作復活への期待
記事は、スポーツゲームの停滞やBattlefield 6への対応への疑問、Dead Spaceシリーズを事実上放置してきたことなどを挙げ、EAは長らく批判を受けており、評価を取り戻すきっかけが必要だったと論じています。近年はStar Wars Zero Companyなどを通じて持ち直しつつあり、今回の再発売もその助けになり得るという見方です。
企業優先の姿勢が長年ファンの不満につながってきたEAにとって、過去のシリーズに力を入れる姿勢を示すことは、プレイヤーからの信頼を少しずつ取り戻す機会になり得ると記事は評価しています。今回の取り組みが続けば、BurnoutやSporeのような作品も現代向けに再登場するのではないかと、ファンの間で期待や推測が広がる可能性があるとしています。記事は、数カ月以内に予定されるThe Game Awardsなどの発表シーズンも、そうした憶測が盛り上がる場として挙げています。