堀井雄二氏の新作『Interrogation Room Komiya』、生成AIで約30分で制作
ドラゴンクエストシリーズの生みの親として知られる堀井雄二氏が、新作ゲーム『Interrogation Room Komiya』を公開しました。堀井氏はXで、生成AIを使い、約30分で制作したと紹介しています。
AIへの指示で取り調べゲームを制作
本作は、容疑者に罪を認めさせるため、プレイヤーが複数のテキストから質問を選ぶゲームです。堀井氏は「ブーストボタンは押さないでください」とも呼びかけています。
堀井氏は、かつてPC向けのポートピア連続殺人事件を制作した際には、物語や絵、プログラムをすべて自分で手がけたと振り返りました。今は絵を描いたりプログラムを書いたりできなくても、AIに指示を出せば、ひとりでそれなりのゲームを作れるとして、その進歩に驚きを示しています。
以前からゲームへのAI活用に関心
堀井氏は以前から、生成AIをゲームに取り入れることに関心を示していました。2025年の韓国のゲームイベント「G-Star 2025」では、クイズや犯人を探すミステリーゲームにAIを活用できれば面白いと発言。部下との会話から犯人を見つけたり、AIが容疑者を取り調べた内容をプレイヤーに伝えたりする案を挙げ、会話を通じて事件を解決できれば楽しそうだと語りました。
Automatonの当時の報道によると、インタビュアーから将来のゲームにAIを取り入れる考えがあるか尋ねられた堀井氏は、「はい」と答えたとされています。
ゲーム開発での生成AI活用をめぐっては、盗用への懸念や、生成物の品質が低いという見方から議論が続いています。一方、開発費の削減や制作期間の短縮を目指し、AIを活用する開発者もいます。