← 最新記事一覧

独自の戦闘システムを持つJRPG 10作品には、子どもを犠牲にする大砲も登場します

2026年10月14日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

独自の戦闘システムを持つJRPG 10作品には、子どもを犠牲にする大砲も登場します

JRPGには定番のターン制を発展させた作品が多い一方、ひと味違う戦闘システムを取り入れた作品もあります。今回は、カードを使った連携からリアルタイムの弾幕回避まで、戦い方に個性がある10作品を紹介します。なかには、強力な攻撃のために子どもを犠牲にする戦車RPGもあります。

独自の戦闘システムを持つJRPG 10選

10. Baten Kaitos Origins

仲間で共有するカードデッキ

戦闘ではパーティ全員が同じカードデッキを使います。そのため、1人の行動に使ったカードが、ほかの仲間の選択にも影響します。フィニッシュ技を使うと次の仲間が攻撃を引き継ぎ、パーティ全体の連携につなげられます。数字を使ったチェインで攻撃を続ける仕組みもあります。

さらに、戦闘はアクティブタイム制で、行動には時間制限があります。カードを使った戦略に時間の駆け引きやコンボ作りが組み合わさった、かなり個性的なシステムです。

9. Fuga: Melodies of Steel

子どもたちが戦車を動かす

パーティの子どもたちは戦車に乗り、それぞれ異なる能力や役割で戦闘を支えます。ここまでは、ほかのRPGにもありそうな仕組みです。

しかし、この戦車には「ソウルキャノン」という強力な武器があります。使うたびに子どもを1人犠牲にしなければなりません。JRPGの戦闘を根本から変える新発明というわけではありませんが、巨大な大砲を撃つために子どもを犠牲にする作品は、そう多くありません。

8. Clair Obscur: Expedition 33

ターン制に回避や照準を組み合わせる

タイミングに合わせた攻撃やアクティブディフェンス、狙いを定める仕組みは、過去のRPGにも登場してきました。本作はそれらを現代的なターン制バトルに組み込み、洗練された演出とともにまとめています。最初から最後まで完璧と評されるのも納得です。

プレイヤーは敵の攻撃を回避したり、パリィしたりできます。また、敵の弱点を狙って攻撃することも可能です。こうした要素が、戦術や戦略を重視する従来型のターン制に重なり、新鮮で手応えのある戦闘を生み出しています。筆者はこの仕組みを高く評価し、ターン制への愛着が再び強まって、より古典的なターン制も楽しめるようになったと述べています。

7. Valkyria Chronicles

ターン制の指示をリアルタイムで実行

BLiTZシステムでは、ターン制のコマンドで行動を決めたあと、戦場で兵士を直接操作します。行動にはコマンドポイントが必要で、同じ兵士を何度も選ぶと消費が増えるため、複数の兵士を組み合わせて動かすことが重要です。兵士をリアルタイムで移動させ、照準を合わせて射撃できます。

移動中も攻撃を受けるため、遮蔽物や距離、タイミングを考えて進路を選ばなければなりません。歩兵、偵察兵、工兵など、兵種ごとに役割も異なります。ターン制ストラテジーのように計画を立て、リアルタイムで実行するタクティカルRPGです。

6. Radiant Historia

敵の位置と行動順を操る

戦闘の舞台は3×3のグリッドで、敵の位置によって脅威度や弱点の突きやすさが変わります。敵を別のマスに移動させたり、1か所に集めたりする能力もあります。さらに、行動順を動かして味方や敵のターンを並べ替え、コンボにつなげることもできます。

グリッド、行動順の操作、敵の移動、複数の敵をまとめる仕組みは、それぞれならほかの作品にもあります。本作はそれらをコンボ重視のシステムとしてまとめており、独自の手触りが生まれています。面白い戦闘システムを備えた作品だけに、過小評価されすぎていると感じられます。

5. Vagrant Story

攻撃を続けるほど高まるリスク

本作の戦闘には、リアルタイムの移動、部位を狙う攻撃、タイミングを合わせた連続攻撃、そして戦いが長引くほど危険になるリスクシステムがあります。個々の要素はほかにも見られますが、組み合わせ方が興味深く、ほかの作品ではなかなか見られません。

攻撃や防御技を繰り返すと、RISKが上昇して命中率が下がります。そのため、コンボを長く続けることには実際のリスクがあります。また、「ブレイクアーツ」はHPを消費するため、強力な攻撃と生存を両立させなければなりません。武器の特性やRISK、属性の弱点などを考慮する必要がある戦闘です。PlayStation屈指のJRPGの1つとも評されています。

4. SaGa Scarlet Grace: Ambitions

行動順を操って全員で攻撃

行動順の表示や共有リソースを使う仕組みは、RPGでは珍しくありません。本作では「タイムライン」システムが行動順を大きく左右し、連携攻撃の成否にも関わります。敵の行動順を操作することもできます。

強力な技には、チーム全員で共有するバトルポイントを使います。技によって行動順を変え、敵の攻撃を妨害することも可能です。味方の行動をうまく並べれば、全員で攻撃する「ユナイトアタック」が発動します。行動順を操る仕組み自体は新しくありませんが、本作ならではの組み合わせが見どころです。

3. Breath of Fire: Dragon Quarter

竜の力を使いすぎると冒険が終わる

本作の戦闘を特徴づけるのは、竜の力に設けられた厳しい使用制限です。使いすぎるとプレイが強制終了し、最初からやり直さなければなりません。

竜の能力は強力で、使う価値も十分にあります。そのぶん、使いすぎて冒険を終わらせてしまうのは大きな痛手です。ただし、選択したオプションによっては、再開時に「シナリオオーバーレイ」で進行状況の一部を引き継げます。このような形でプレイの終了を迫るゲームはほとんどなく、独特のシステムになっています。

2. Resonance of Fate

銃撃を軸にした実験的な戦闘

Resonance of Fateは、Star OceanやValkyrie Profileで知られるtri-Aceが手がけた、PS3向けの比較的知名度が低いJRPGです。銃撃戦を中心に据えた、実験的で独特な戦闘システムを採用しています。

攻撃には2種類のダメージがあり、移動を伴う特殊攻撃も使います。マシンガンは削りダメージを与えますが、敵を倒すには拳銃による直接ダメージが必要です。キャラクターは「ヒーローアクション」を使えますが、行動リソースの「ベゼル」を消費します。このベゼルは、受けるダメージを制限する役割も担っています。攻撃と防御の仕組みが結びついている点が、本作を際立たせています。

1. Knights in the Nightmare

リアルタイム操作と弾幕回避を融合

本作は、タクティカルRPGのコマンド、ユニットのリアルタイム操作、弾幕を避けるアクションを1つの戦闘に組み合わせています。それぞれはほかのJRPGやRPGにも登場しますが、3つを同時に取り入れた作品は珍しいでしょう。

プレイヤーは浮遊するウィスプを戦場で動かし、味方のユニットに触れて指示を出し、攻撃を導きます。敵の弾はリアルタイムでウィスプを狙うため、どの味方を動かすか考えながら弾を避ける必要があります。騎士ごとに装備や能力、役割が異なるので、使いどころも見極めなければなりません。通常攻撃で強力な技に使うリソースを得られるため、複数の戦術判断が互いに関わってきます。こうした要素の組み合わせが、ほかにはない手触りを生み出しています。