『ホグワーツ・レガシー』にDLSS 5が11月追加、新モデルは従来版の2倍高速とNvidia
『ホグワーツ・レガシー』に、画像処理技術DLSS 5が11月に追加されます。Nvidiaによると、新モデルは従来版より高速です。公開された映像では見た目の変化は控えめですが、実際の性能向上はまだ確認されていません。
Nvidiaは新モデルの処理速度が大幅に向上したと説明
NvidiaはブログでDLSS 5の新モデルを発表しました。同社によると、先月NBA 2K27に導入されたモデルの2倍の速度で動作し、9月時点のモデルと比べても2倍、技術を初公開した当初と比べると10倍高速です。NBA 2K27にも新モデルを追加する更新が配信される予定で、11月には『ホグワーツ・レガシー』とWhere Winds Meetにも導入されます。
記事の筆者は9月にDLSS 5を試した際、RTX 5090を使って4Kで動かすとフレームレートが大きく落ちたと報告しています。2026年3月のGTCで初披露されたときは、快適に動かすためにRTX 5090を2枚必要とし、利用できる範囲も限られていました。新モデルで実際に性能が改善したかどうかは、筆者もまだ検証していません。
『ホグワーツ・レガシー』では見た目の変化は控えめ
Nvidiaが公開した『ホグワーツ・レガシー』の映像では、キャラクターの外見を大きく変えるというより、照明や肌の内部で光が散乱する表現を調整しているように見えます。DLSS 5の初公開時に見られた大幅な変化や、改造によって過剰な加工を加えた例と比べると、かなり控えめです。
Xでは、DLSS 5のオン・オフを切り替えた画像比較を見たユーザーから、違いが小さいのに性能への負荷が大きいなら、誰が使うのかという疑問が出ました。一方で、控えめな変化を評価する声もあり、「大げさなAI加工を重ねず、自然な改善にとどめるのが正しい使い方だ」といった反応もありました。
DLSS 5の見た目は、開発者が調整できる項目によって変わります。自然な仕上がりにも、Midjourneyで作った悪夢のような見た目にもできます。NBA 2K27と『ホグワーツ・レガシー』では、少なくとも開発者が元の作品の雰囲気を保とうとしているようです。
DLSS 5はゲームから提供される形状や色のデータを基にしながら、AIでゲーム画面を描き直す技術です。その仕組みを理由に敬遠する人もいるでしょう。ただ、見た目の変化が控えめで、性能もこのペースで改善するなら、対応作は1、2本にとどまらず増えていく可能性があると筆者は見ています。