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元Disco Elysium開発者のSummer Eternal、プレイヤー参加団体がスタジオ株の5%を保有する体制を発表しました。

2026年10月14日 | #その他 | Eurogamer

元Disco Elysium開発者のSummer Eternal、プレイヤー参加団体がスタジオ株の5%を保有する体制を発表しました。

元Disco Elysium開発者が立ち上げたスタジオSummer Eternalは、プレイヤーが運営に参加できる仕組みを明らかにしました。スタジオの商品を購入した人は、スタジオ株の5%を持つ非営利団体Players Non-Profitに参加できます。ゲーム開発にプレイヤーの意見を取り入れる、珍しい試みです。

購入者が参加できる運営組織

Summer Eternalによると、Players Non-Profitがスタジオの株式の5%を保有し、残る95%はフルタイムの従業員、フリーランサー、投資家が分け合います。スタジオは「すべてのプレイヤーが理事会の一員となる」仕組みだと説明しています。持ち分は5%と小さいものの、団体は総会を招集し、議題について話し合えます。

団体の役割は、スタジオの運営を透明にし、信頼を寄せた人が意見を伝えられる手段を設けることだといいます。ゲームの機能や仕組み、登場人物、場面に異議がある場合、開発者に声を届けられます。また、団体はゲームの収益を使ってイベントを開いたり、労働組合の活動を支援したりできます。収益の使い道は、会員全員で構成する総会が決めます。

記事の筆者は、スタジオが開発の終盤まで情報を公開しないことが多く、早期アクセスも必ずしもうまくいくとは限らない現状に触れています。そのうえで、こうした共同体を中心とする開発はさらに珍しく、刺激的な取り組みだと評価しています。

500ページのアンソロジーで構想を紹介

Summer Eternalは、スタジオの考え方をまとめた500ページのアンソロジーも発表しました。ゲーム開発の新しいあり方や、2026年のゲーム制作をめぐる政治的な論考に加え、開発中のゲームRed Roosterの開発日誌を収録しています。経済学者のヤニス・バルファキスとリチャード・ウルフ、作家のテッド・チャン、BioWareの元スタッフであるマーク・ダラーとデビッド・ゲイダーへのインタビューのほか、労働者が運営する団体の事例も掲載されています。

スタンダード版は69ユーロ、レコードと追加グッズが付属するDeluxe Firestarter版は99ユーロです。どちらかを購入すると、Players Non-Profitの会員になれます。