Epic Games Launcherの新プレビュー版が公開、ストアの起動時間は平均5.47秒と発表
Epic Gamesは、新しいEpic Games Launcherのプレビュー版を公開し、AIを使った「バイブコーディング」で開発したと発表しました。Epicによると、ストアのコールドスタート時の読み込み時間は平均5.47秒で、Steamより46%速いとしています。
AIを使って開発した新ランチャー
Epicは公式サイトで「プログラミングは難しい」と述べ、従来の方法ではなく、AIを使って新しいランチャーを開発したと説明しました。バイブコーディングとは、やりたいことを自然な言葉でAIに伝え、コードの作成やビルド、公開を任せる開発手法です。
Epicによれば、新ランチャーは現行版より動作が速く、反応も軽快になり、外観も新しくなりました。初回リリースは機能を絞ったものの、ショッピングカートなどのデジタル販売機能を備えています。同社は「豪華客船ではなく、スピードボートのようなもの」と表現しました。
ライブラリとストア間の移動がより素早くなり、バックグラウンド動作時のシステム負荷も軽減されるほか、ライブラリやダウンロードの使い勝手も改善したとしています。
これまでの改善計画とAI開発への懸念
AIにコードを書かせる開発手法には、バグやセキュリティ上の問題が生じるリスクを指摘する声があります。コードの仕組みを把握した開発者がいなければ、問題の修正が難しくなる可能性もあります。
Epicは6月のUnreal Festで、現行ランチャーには開発者とプレイヤーの双方が課題を感じており、変更が必要だと説明していました。当時、次期バージョン2はコールドスタートを平均で5倍速くするとしていましたが、AIを使うことには触れていません。
また2月には、Epic Games Storeの副社長兼ゼネラルマネージャーを務めるSteven Allison氏が、ランチャーは「ひどい」と認め、改善を約束していました。同氏によると、画面を移動するたびにバックエンドへ問い合わせるため、通信環境によっては数秒待たされることがありました。改善作業は前年末に始まり、ランチャーの内部を大きく入れ替えるものになると説明していました。