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ブラジル政府、ゲーム開発を文化助成や2億レアルの支援対象に

2026年10月15日 | #その他 | DualShockers

ブラジル政府、ゲーム開発を文化助成や2億レアルの支援対象に

ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は10月14日、ゲームを文化作品として位置づける法律の運用を定めた政令に署名しました。政府による資金支援や作品の認知向上につながる施策が盛り込まれています。

ゲーム開発に文化助成を活用

2024年5月に成立した「電子ゲームの法的枠組み」を具体化する今回の政令では、ゲームを映像作品および文化製品として認めています。これにより、ブラジルの開発者は、これまでほかの創作分野で利用されてきた公的支援制度を通じて、資金を得られる可能性があります。

対象となる制度には、「Lei Rouanet Games」、「Lei do Audiovisual(ブラジル映像法)」、映像分野の基金「Fundo Setorial do Audiovisual」などがあります。また、より有利な金利や返済条件で融資を受けやすくすることも、枠組みの目的に含まれています。

「Lei Rouanet」は、承認された文化事業が税制優遇を通じて資金を集められる、長年続く文化振興制度です。ただし、政令によってすべてのスタジオに自動的に資金が支給されるわけではありません。開発者は各制度の要件を満たし、審査を受ける必要があります。

作品の紹介やスタートアップ支援も

政府は、国内で開発されたゲームを紹介する公共プラットフォーム「Game Brasil」も発表しました。初期投資額は140万レアル(約25万米ドル)で、ブラジル産ゲームの認知を高める場を設ける計画です。

科学技術イノベーション省は、イノベーション・研究助成機関Finepを通じて、ゲームなどのデジタル分野に取り組むスタートアップ向けに2億レアル(約3500万米ドル)の公募型支援を実施する予定です。教育省は、国内5地域の連邦大学にゲーム関連の学士課程を設ける計画で、合計230人分の定員を予定しています。

2024年成立法の運用を具体化

今回の政令は、ブラジルで初めてゲームの法的枠組みを設けるものではありません。2024年5月に成立した法律が土台となり、今回の政令で制度の運用や支援策が具体化されます。ブラジルは今月選挙期間中で、ルーラ大統領は再選を目指しています。

公的支援の対象にゲームが加われば、Unsighted、Horizon Chase、Mullet Madjack、Kaze and the Wild Masks、Blazing Chromeなどを手がけたブラジルのスタジオにとっても、作品の制作や発信を後押しする選択肢となる可能性があります。