2026年の秋に遊びたいストラテジーゲーム10選、『Into the Breach』が筆者の1位に
2026年10月16日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
秋が深まるにつれて、落ち着いて遊べる作品への欲求が強まります。DualShockersは、そうした時期にぴったりのジャンルとしてストラテジーゲームを挙げ、2026年の秋に遊びたい10本を選びました。経営や熟考、判断を求める作品は、季節の変わり目と相性がよいとのことです。現実の変化は負担や不安を伴いますが、ゲームでは変化が満足感の高い仕組みとして楽しめると筆者は語っています。
10位 Railway Empire
自分だけの鉄道王国を築くという分かりやすい題材を、手に取りやすい形で奥深く描いた作品です。カジュアルなこのタイプのゲームに慣れた筆者にとっては、簡単すぎず、論文のように難解でもない絶妙な複雑さだったとのことです。
線路や建物を配置して列車の効率を高めるという基本を、開発のGaming Minds Studiosが細部まで掘り下げています。そのため、難しいのは始めることではなく、やめることだと筆者は述べています。人によっては複雑に感じるかもしれないものの、対象の層に合えば秋のあいだずっと遊べる1本としています。
9位 Cataclismo
筆者がお気に入りのインディースタジオとして挙げるDigital Sunによる作品です。ダークファンタジーさながらの敵の大群に立ち向かう内容ですが、ブロックを1つずつ積み上げて堅牢な砦を築く楽しさが、居心地のよさにつながっているといいます。
タワーディフェンスを思わせる都市建設ゲームで、創造力が求められる一方、システムが簡略化されているため負担は軽く、押し寄せる敵が倒れていく様子を楽しめます。筆者自身は可能性を使い切れるだけの創造力がないと述べています。ベテランよりもジャンルの初心者向きとしつつ、独自性があり、どんな状況でも楽しめる作品と評価しています。
8位 ISLANDERS
奥深さよりも気軽な楽しさを優先する流れで紹介されたのが、島の都市づくりを描いたミニマルな作品です。遊びも見た目も細部を絞り、資源や建物、空間は厳選されています。島は自動生成ですが、判断すべき範囲は狭く絞られています。
鍵になるのは最適化です。資源は増えていきますが、あるものだけでやりくりするという考え方は変わらず、いかに効率を高めるかに集中できます。島ごとにパズルのように遊べるため、気軽さとジャンルの基本的な面白さの両方を満たす作品と筆者は評価しています。
7位 Kingdom Rush
タワーディフェンスは、受け身の気楽さと能動的な高揚感のバランスがよく、秋に向いているといいます。その代表として挙げられたのが、シリーズ第1作の『Kingdom Rush』です。どの作品も秋に向いていますが、温かみのある色彩の中世ファンタジーという原点の雰囲気は、純粋に楽しみたいときに勝るものがないとしています。
複雑すぎるスキルツリーも、極端に長いステージも、膨大な建物もありません。課題とユニット、敵の数がちょうどよく、気づけば時間が過ぎているそうです。インターフェースやデザイン、見せ方がインディーゲーム黎明期を思わせ、秋らしい懐かしさも味わえる点も魅力とされています。
6位 Loop Hero
カードにローグライトと経営の要素を組み合わせた作品で、筆者がこれまで遊んだ中でも特に夢中になった1本だといいます。エンディングを迎えるまで抜け出せなかったとのことです。
遠征では、タイル状の周回路で自動戦闘が進みます。プレイヤーは各マスの地形や敵を変えることで、特定の資源や経験値を得ます。遠征から戻ると拠点があり、集めた資源で少しずつ築いていきます。拠点づくりと戦いへの出発が好循環を生み、これが非常にうまく機能していると筆者は述べています。進行は緩やかながら確かな手応えがあり、挑戦するたびに目標に近づく感覚があるそうです。難易度、学習、楽しさの曲線も、遊びやすく整えられているとしています。
5位 Hearthstone
筆者は、一人で遊ぶ作品を求める読者が多いと考え、こうした企画でマルチプレイゲームを勧めることは普段あまりないといいます。それでも『Hearthstone』は秋にぴったりだとしています。
酒場で暖炉の火にあたりながらカードを楽しむ姿が秋を象徴し、この作品は10年以上デジタルカードゲームの王者であり続けているとのことです。毎年のように自らを刷新する力も見事で、筆者は昔ほどは遊んでいないものの、ランク戦でもカジュアル戦でもバトルグラウンドのようなモードでも、戻ってくると安心できる作品だとしています。ゲームの奥深さ、継続的な更新、テーマ性、快適さを兼ね備えたカードゲームが現れるまでは、第一の推薦作であり続けると述べています。
4位 Age of Mythology: Retold
ネットカフェで友人と遊んだ人が多かったことで大きな人気を得た作品が、20年ほど経った今も楽しめるのかと思うかもしれません。筆者は、本作がそれを裏付けていると語っています。
忙しい日々の中、自室で一人遊んでも、懐かしさが強く押し寄せる一方で、なじみ深さと新鮮さが同時にあるそうです。グラフィックの向上だけでなく、遊びの細かな調整によって、2000年代の名作に新しい息吹を与えています。当時遊んだ人は進化した姿を体験すべきで、遊んでいない人は子どもの頃の自分に借りがあるほどの、必ず体験すべき作品だと筆者は強調しています。
3位 Death Howl
死や別の世界への移行、喪失の悲しみを描いた作品で、そのテーマが秋にいっそう雰囲気を高めると筆者は述べています。主人公のRoが息子を探して死後の世界を旅する物語は、壮大で悲劇的です。夢のような世界の荘厳な地形をさまよいながら嘆く姿は胸を締めつけ、そこに住む者たちも同じ状態にあるといいます。
デッキ構築とグリッド上の戦闘を組み合わせた点が優れており、素晴らしいデザインと手ごわい仕組みを持つ多彩な敵が、戦略の見直しを迫り続けます。ピクセルアートの美しさ、自由度の高いカスタマイズ、優れた演出により、この10年を代表するインディーゲームの1つであり、喪失を受け入れることの難しさを思い起こさせる作品と評価しています。
2位 Inscryption
小屋を訪れることは秋の過ごし方にふさわしいといいますが、本作では老人に連れ去られ、無理やりカードを遊ばされます。ホラーと居心地のよさという2つの仮面を使い分けながら、物語、遊び、雰囲気の何層にも重なった謎めいた冒険へ導くローグライクです。ネタバレなしにはどこが優れているのかを説明しにくいと筆者は述べています。
開発者のDaniel Mullinsは、第四の壁を破る演出やメタ的な物語、没入感のあるシステムを極限まで突き詰め、プレイヤーを作品世界に引き込みます。誘拐され、体力が歯で表され、カードが話すという内容がなぜ素晴らしいのかは自分で確かめてほしいとしたうえで、人生が変わる作品であり、もう後戻りはできないと断言しています。
1位 Into the Breach
秋はさまざまな楽しみ方ができる季節ですが、人生を存分に味わえる余暇を求めるなら『Into the Breach』が選択肢になるといいます。ほかの作品のような深い物語や物悲しい音楽はないものの、日の光が少ない午後に毛布にくるまって過ごすのに最適な、ストラテジーの傑作と評価されています。
従来のキャンペーンはなく、メカを組み合わせて次第に複雑になる課題をこなす面白さが中心です。ターン制で、グリッドが戦場となり、エイリアンの侵略に対処することと同じくらい、人的被害を最小限に抑えることが重要になります。部隊の種類が多く、可能性を探るには多彩な工夫が必要で、毎日何時間も数か月遊んでも満足しきれないほどだそうです。筆者は今後数週間、最新作を合間に挟みつつも、自由な時間の大半を本作に注ぐつもりだと述べています。