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Bloober TeamのCEO、グラフィックの大幅な進化は難しくなり、画質向上がゲーム体験の改善につながるとは限らないと発言

2026年10月20日 | #その他 | DualShockers

Bloober TeamのCEO、グラフィックの大幅な進化は難しくなり、画質向上がゲーム体験の改善につながるとは限らないと発言

Bloober TeamのCEOであるPietr Babieno氏と、Broken Mirror Gamesの新エグゼクティブディレクターのTymon Smektala氏が、GamesRadarのインタビューで現代のゲームグラフィックの進歩について語りました。Babieno氏は、映像や音響の目に見える向上はすでに頭打ちになっていると述べています。

技術進化の停滞とAAA開発の現状

今回の発言は、Switch 2向けの『Onyx: The Dark Grip』の話題に合わせて語られたものです。同作はSwitch 2で初のサードパーティ製ホラーゲームで、携帯モードで最適な体験になるよう作られています。

Babieno氏によると、現在は映像や音響の忠実度で実感できる向上が難しい状況にあります。新技術は膠着状態にあり、プレイヤーや開発スタジオからの反発もあるとしています。AIやDLSS 5をめぐって業界の意見が割れていることもあり、同氏は今後コンソールがどこへ向かうのか分からないとも述べました。

また、特にAAA分野の開発は、リスクを取って限界に挑むことよりも、締め切りに向けた作業や最適化が中心になっているとのことです。Babieno氏は、グラフィックを改善すればゲームは見栄えがよくなるものの、現時点ではゲームそのものの体験を高めることにはならないとの考えを示しています。

原文では、ここ数年はPlayStation 1から2への進化のような大きな飛躍がなく、PlayStation 3から4への改善も2Dから3Dへの転換ほど劇的ではなかったと指摘されています。

高価になるハードとプレイヤー層への影響

原文は、メモリ不足による品薄と価格上昇で、プレイヤーが新しい機器を手に入れにくくなっていると伝えています。日本ではPS5 Proの予約が殺到した場合に備えて、抽選方式が導入されたとのことです。メモリ不足は家庭用ゲーム機から完成品のPCまで、あらゆるゲーム機器の部品価格に影響しています。

古い世代の機種を使い続けるプレイヤーは、最新世代のハードが品薄で高価なため、最新技術を使ったゲームを体験できません。それでも、そうした人々がゲーマーとして劣るわけでも、ゲームへの関心が低いわけでもないと原文は述べています。Smektala氏とBabieno氏が投げかけているのは、現在の市場環境で大きな技術的飛躍を目指す意味があるのかという問いです。

パッケージ版を続ける姿勢

Smektala氏は、自身とBabieno氏が、体験がより物理的だった時代のゲーマーであると語りました。そのため同世代にはコレクターズアイテムの愛好者が多く、パッケージ版にこだわる傾向があるとしています。この思いが、『サイレントヒル』のリメイク作品をできる限り長くディスクで提供し続けたいという意向につながっているとのことです。

原文によると、SonyはDisc版を2028年までに廃止する方針とされ、Xboxはパッケージ版の将来を管理する専門家を採用しています。そうした中で、Bloober Teamもパッケージ版の販売を続けると述べています。

Bloober Teamの今後のタイトル

Bloober Teamは現在、来年発売予定の『Onyx: The Dark Grip』をSwitch 2向けに開発しています。また、高い評価を得た自社制作のホラー『Cronos: The New Dawn』の直接の続編となる『Cronos: Lazarus』も発売時期に入りつつあります。