← 最新記事一覧

PS5のジェイルブレイクでPS2・PS3ディスクの直接読み込みが可能に、GamesRadar+は「最初から後方互換は可能だった」と指摘

2026年10月20日 | #その他 | GamesRadar+

PS5のジェイルブレイクでPS2・PS3ディスクの直接読み込みが可能に、GamesRadar+は「最初から後方互換は可能だった」と指摘

PS5のジェイルブレイクによって、コミュニティ開発者がPS2やPS3などのエミュレーターをPS5向けに公開しました。GamesRadar+は、PS5のディスクドライブにPS2やPS3のディスクを入れて遊べるようになったことを踏まえ、Sonyが許可していないだけで、PS5は最初から旧世代機との後方互換に対応できたはずだと指摘しています。

PS2・PS3ディスクをそのまま読み込めるエミュレーター

数週間前にPS5の大規模なジェイルブレイクが公開されて以降、さまざまなホームブリュー開発が進んでいます。海賊行為に関心がない人にとって特に興味深いのは、エミュレーターの追加だと原文筆者は述べています。

PS2向けの「PS5SX2」は、PC用の定番PS2エミュレーターPCSX2をPS5に移植したものです。PS5のディスクドライブにPS2のディスクを入れると、エミュレーターがそれを読み込みます。ディスクから直接動かすとカクつく場合があるようですが、ゲームをハードディスクにインストールすれば、より滑らかに動作するとされています。

なお、PS5SX2の移植ではClaudeが最大の貢献者として記載されています。原文筆者はこれを、いわゆるバイブコーディングがレトロゲーム界隈に与える影響の一例だと捉え、うんざりした調子で触れています。そのうえで、筆者自身はPS2ディスクを直接読み込める点のほうに関心があるとしています。

PS3向けの「RPCS3-5」は、PS3エミュレーターRPCS3の移植版です。こちらも純正のディスクドライブに入れた元のディスクでPS3ゲームを動かせます。PS3のエミュレーションは高性能なPCでも苦労することがあるため、過度な期待は禁物としつつも、現行機でゲームが動くこと自体が小さな奇跡だと筆者は評価しています。

従来の方法との違いとPS1への対応

以前のジェイルブレイクでもPS2ゲームの動作は可能でした。ただし、Sony公式のエミュレーターを改造したものを使い、ゲームごとにパッケージ化する必要がありました。通常の後方互換タイトルのように、ディスクを入れてそのまま遊ぶことはできませんでした。

PS1用のエミュレーターも、ジェイルブレイクしたPS5向けに登場しています。ただしPS5のディスクドライブのレーザーはDVDとBlu-rayしか読み取れず、PS1のCDを読むためのCD用レーザーがありません。このため、CDで発売された一部のPS2ゲームも対象外です。解決策として、安価で入手しやすいUSBディスクドライブをPS5に接続すれば、PS1にも対応できると筆者は紹介しています。

Sonyはなぜ対応しなかったのか

筆者は、なぜSonyが最初からPS5でPS2ゲームを遊べるようにしなかったのかと疑問を呈しています。ディスクドライブはこれらのDVDに元々対応しており、Sonyはプレイステーションストアで配信するゲーム向けに独自のPS2エミュレーターも作っています。それにもかかわらず長年この機能が使えなかったのは、PS Plusに加入し続けて旧作ライブラリを利用してほしいからではないか、という見方です。

筆者は、この見方が非常に皮肉なものにならざるを得ないと認めています。ただ、Sonyは今世代で最悪の想定をしたくなるような対応を重ねてきたとも述べています。また、PlayStationのディスクが終わりに近づくなか、Sonyの本当の狙いは全面デジタルの市場を完全に掌握することだと分析する声もあるといいます。筆者は、PS1、PS2、PS3のディスクはSonyが利益を得られない中古市場の一部であるため、同社の経営判断をする人々にとって対応する魅力は大きくないのではないかと推測しています。これらは原文筆者の意見であり、Sonyが理由を説明したわけではありません。