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Take-TwoのゼルニックCEOとソニーグループの十時社長、「創造性は人間のもの」とAIによる代替を否定

2026年10月21日 | #その他 | IGN

Take-TwoのゼルニックCEOとソニーグループの十時社長、「創造性は人間のもの」とAIによる代替を否定

Take-Two InteractiveのStrauss Zelnick氏と、ソニーグループのHiroki Totoki氏が、ニューヨークで開かれたPaley International Summitの講演で、AIはエンターテインメント業界で人間に取って代わらないとの考えで一致しました。一方で両氏は、AIを有用な道具として捉えていることも説明しています。

十時氏「創造性は人間のもの」

Totoki氏は、特にエンターテインメント分野では創造性が重要であり、それは人間のものでありAIのものではないと述べました。そのため、AIが人間を置き換えられるとは考えていないとのことです。

技術の使い方が大切だとも語っています。自社の従業員にはある程度の範囲でAIの利用を促している一方、権利や権利者、クリエイター、アーティストを守る姿勢も保つとしました。

ゼルニック氏「データセットはヒットを生めない」

Zelnick氏は、ある部門長が部下に伝えたという言葉を紹介しました。「AIに置き換えられることはないが、注意しなければ、AIの使い方を知っている人に置き換えられる」という内容です。

同氏はAIを、データセット、計算資源、大規模言語モデルの集合体だと説明しています。データセットは性質上、過去を振り返るものにすぎず、優れた創造性は未来を見据えるものだという考えです。

例として挙げたのが、最初の『Grand Theft Auto』です。制作当時は、Grand Theft Autoという言葉が現在のような存在になるとは考えていなかったと振り返りました。

続けて、20th Century Fox(現20th Century Studios)で社長兼COOを務めていた時代の経験を語っています。同氏が担当した最大級の作品の1本が『Home Alone』です。この作品は当初Warner Bros.で制作が始まったものの、撮影開始から4日で製作が中断されたといい、同氏は「そんなことは普通ありません」と述べました。当時は誰もが失敗作になると考えていたものの、結果的にコメディ映画として史上最高の興行収入を記録したそうです。

そのうえで同氏は、ヒットが予想外のものである以上、データセットがどれだけ流暢でも、そこにたどり着くことはできないと語りました。

業界で議論が続くAI活用

ゲーム、映画、テレビの制作工程でのAI利用は、議論を呼ぶ話題となっています。IGNによると、今週はXboxのビジネスストラテジストが「ゲーム業界はAIを使っていないふりをしている唯一の業界だ」という趣旨の投稿をして削除しました。また、Steamのユーザーからは、次回のSteam Next FestでAIによる低品質なコンテンツを禁止するよう求める声が上がっています。先週には、Epic Gamesの新しいストアランチャーがバイブコーディングで作られたことも明らかになりました。