『Cyberpunk TCG』第2弾「Edgerunners: Burn Bright」の新カード2枚のイラスト公開、アニメ序盤の悲劇を描く
2026年10月21日 | #ゲーム紹介 | Polygon
『Cyberpunk Trading Card Game』の第2弾セットで、アニメ『Cyberpunk: Edgerunners』が大きく取り上げられます。開発元のWeirdCoは火曜日の朝、第2弾にして最初の拡張セットとなる「Edgerunners: Burn Bright」を正式に発表しました。発売は2027年春で、CD Projekt REDとTRIGGERが手がけたNetflixのアニメに登場するキャラクターや武器、サイバーウェア、名場面がカードとして登場します。Polygonは、新カード2枚のイラストを独占公開します。アニメのファンにとって忘れがたい場面を突いてくる内容です。
2枚のイラストが描く、ナイトシティの暴力
今回公開されたのは「Caught in the Crossfire」と「Adam Smasher — Story Ends Here」の2枚です。どちらもナイトシティの容赦ない暴力を、異なる形で表現しています。1枚はシリーズを代表する恐ろしい存在を描き、もう1枚はデヴィッド・マルティネスがエッジランナーになる道へ進むきっかけとなった悲劇を振り返る内容です。
Caught in the Crossfire:デヴィッドの母が倒れた高速道路の事故
Studio Grafitがイラストを担当した「Caught in the Crossfire」には、デヴィッドの母グロリア・マルティネスが描かれています。割れたガラスと燃える車に囲まれ、血を流して道路に横たわる姿です。アニメ第1話で、帰宅途中の何気ないドライブが悲劇に変わる、あの事故の直後だと分かります。構図はアニメにかなり近く、倒れた母を見つめるデヴィッドの視点にカメラが置かれているようです。ただし、場面をそのまま再現しているわけではなく、このカードではグロリアの顔が見えます。それが、より胸を締めつける印象を生んでいます。
事故の前、グロリアとデヴィッドはアラサカ・アカデミーでの将来をめぐって口論になります。グロリアは息子を学校に通わせ続けるために働き詰めで、教育が安定した企業での暮らしにつながると期待していました。一方のデヴィッドは、裕福な同級生たちの中に自分の居場所を見いだせずにいます。そんな2人の車が、自分たちとは無関係な銃撃戦に巻き込まれました。
暴力そのものは無差別ですが、その後の展開はいっそう残酷です。Trauma Teamは駆けつけたものの、2人が契約の対象外だったため治療をせずに去ります。デヴィッドはグロリアを病院へ運びますが、グロリアはその後、負傷がもとで亡くなります。優れた技術があふれる街でも、命が助かるかどうかは支払える金額に左右されます。グロリアがどれほど懸命に働いても、マルティネス家は決して裕福ではありませんでした。
Adam Smasher — Story Ends Here:悲劇というより暴力の化身
Erik Lyが描く「Adam Smasher — Story Ends Here」は、悲劇性よりも暴力そのものを体現した1枚です。煙と残骸の中にアラサカ自慢のサイボーグ、アダム・スマッシャーが立ち、その足元には押しつぶされた遺体が転がっています。筆者は当初、アニメ第1シーズン終盤でデヴィッドと対峙した直後の場面かと思いました。しかし、戦場には3体以上の遺体があるように見え、舞台が似ていてもその場面ではないようです。
『Cyberpunk』の物語の多くは、ナイトシティで名を上げ、伝説になれるかを描いています。「Story Ends Here」というカード名は、その試みに対するそっけない反論です。スマッシャーは、そうした夢を文字どおりにも比喩的にも踏みつぶす存在だからです。
カードの性能は未公開、筆者は予想
今回はイラストの公開にとどまり、2枚の効果はまだ分かりません。筆者は、Adam Smasher — Story Ends HereはLegendカード、Caught in the CrossfireはProgramではないかとみています。スマッシャーは、純粋な力と攻撃性を表す赤に合うと感じているそうです。Caught in the Crossfireは用途の幅が広そうですが、戦闘に干渉する効果を持つ緑ではないかというのが筆者の予想です。これらはあくまで推測です。
Burn Brightの概要と発売情報
WeirdCoによると、Burn Brightでは新しいメカニクスと競技向けの戦略が加わります。フォイルやテクスチャー加工の仕様に加え、後日明かされる新しい最高レアリティも用意されます。
WeirdCo共同創設者のエリオット・クック氏は、発表で次のように述べています。「Cyberpunk TCGへのコミュニティの反応は、これまでのところ驚くほど素晴らしいものでした。だからこそ、第2弾ではさらに心躍るものをお届けしたいと考えています。『Cyberpunk: Edgerunners』は、メカニクスとアート、その両面でこのゲームを意味ある形で進化させる機会を数多く与えてくれます。それをプレイヤーの皆さんに早く届けたいです」
「Edgerunners: Burn Bright」は2027年春に英語版とフランス語版が発売され、中国語版は後日対応する予定です。ブースターパック、ブースターディスプレイ、プレリリースキットは専門の ホビーストアで取り扱われます。プレリリース大会は、セットの店頭発売の1週間前に開催されます。