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サイバーパンクのローグライト『ReBlade: The Death Spiral』、パリィ中心の戦闘が約2時間のデモで好印象

2026年10月21日 | #ゲーム紹介 | IGN

サイバーパンクのローグライト『ReBlade: The Death Spiral』、パリィ中心の戦闘が約2時間のデモで好印象

パリィを軸にした戦闘が特徴のサイバーパンク・ローグライトアクション『ReBlade: The Death Spiral』のデモを、IGNが2時間以上プレイしました。パリィの爽快感と中国神話風のサイバーパンクな世界観は好印象だった一方、ローグライトとしての作り込みや物語の深みについては、製品版での改善に期待が示されています。

中国神話を取り込んだ近未来の巨大都市

パリィは近年のアクションゲームに大きな影響を与えてきた要素で、攻めにも守りにも使えます。『Sekiro』や『Lies of P』、最近の『Onimusha: Way of the Sword』のように、パリィを軸にした戦闘は多くのアクションファンに受け入れられてきました。『ReBlade: The Death Spiral』も、その流れに連なる作品として、ローグライトの枠組みの中で敵の防御を崩す手応えを味わえそうだといいます。

開発元はChillyRoomで、ダンジョン探索型のローグライトと、テンポの速いアクションブローラーを組み合わせています。舞台は、サイボーグのギャングや、神々や神話上の人物として描き直された軍閥が支配する、遠い未来の巨大都市です。プレイヤーは、ゴミ捨て場から這い出した名もなきアンドロイドを操作します。損傷を負いながらも戦う意志を失わない主人公は、ネオンに照らされた非情な都市を進み、暴力の連鎖を止めて自身の出自の真相を探ろうとします。

筆者は、この設定を『Alita: Battle Angel』と『Cyberpunk 2077』を混ぜたようだと評しています。ディストピアSFらしい要素がそろっており、ローグライトのブローラーとしては珍しく、しっかりした土台になっているとのことです。

主人公は、自動生成される都市の上層部を突き進みます。道中ではチェインライトニングや炎の爆発といった能力を持つ新武器を集められ、能力を高めるチップも入手できます。サイボーグの怪力を生かしたフィニッシャーや、爆弾を敵に蹴り返す動きも可能です。

アクションRPGのローグライトとしておなじみの要素は一通りそろっています。そのうえで、サイバーパンクの意匠と、高速でパリィを多用する戦闘によって、ほかの作品とは違う味わいが生まれているそうです。ただし、デモで見た範囲では物語はかなり控えめで、雰囲気と環境描写で世界観や主人公の動機を伝える作りでした。これが大きな欠点とは言えないものの、複数回プレイしても、旅に入れ込む理由や背景がもっと欲しいと筆者は感じています。

『Hades』風の視点で味わう、スピーディーな戦闘

本作は、各回のプレイの中心となるアクションに重きを置いています。巨大都市の下層から始まり、低級のマシンドローンから、各階に潜む巨体の強敵まで、さまざまな敵と戦います。『Hades』のようなアイソメトリックの見下ろし型アクションブローラーに近い流れで、戦闘の速いテンポがよく伝わってくるそうです。

コンボ攻撃、サブウェポンのスキル、バフ、そして重要なパリィを使って敵の防御を切り崩します。連続でパリィを決めるのは非常に気持ちよく、敵の光線銃の弾を素早く弾き返して周囲の敵に当てる動きは特に格好よいと筆者は語ります。デモ中、こうした電光石火のパリィを決めるたびに、とても楽しく感じたとのことです。

序盤に支給される低性能の装備でも、戦闘の基本部分から、スタイリッシュさと熟達の感覚が得られます。筆者は速さと威力のバランスがよい標準の剣を主に使いましたが、素早い双剣や、重い斧と盾の組み合わせも楽しめたそうです。ダンジョンや道中のショップで見つかる高性能な武器が、アクションをさらに盛り上げます。バフや特典を装備間で入れ替えて、気に入った武器を強化することも可能です。サイバーパンクらしく、攻撃に特殊効果を加えるチップで自身を強化でき、属性ダメージの増幅や回復力の向上などが選べます。

直線的になりがちなローグライトとの違いとして、進むルートを自分で選べる点も挙げられています。都市の各層では行き先の候補が示され、その多くは一定時間で消えてしまいます。武器や性能の強化、資源集めのステージのうち、どれを先に狙うかを考えられました。マップ上に少数しか現れないショップへ行く前に資金を貯めたい場面などで、欲しい報酬を選べる点が評価されています。

見事なボス戦と、やや甘めの難度

戦闘が最も盛り上がるのはボス戦です。1回の挑戦の中で磨いた攻撃と防御のスキルが試されます。ボスはサイボーグの軍閥と中国神話を融合させた存在で、ハイファンタジーの武侠物語と、硬派なSFアクション映画の境目を行くような戦いになっています。各ボスの見た目や戦闘のデザインに感心したそうで、各層の締めくくりにふさわしい見せ場になっていました。筆者のお気に入りは、サイバー強化された死神のように戦う、幽鬼のようなサイボーグ「The Black」です。

一方で、デモはやや親切すぎると感じる場面もありました。2つの層は苦労なく突破でき、敵を素早く倒せる優秀な武器を見つけた場合はなおさらです。さらに、難しい戦いでやり直しに使える追加の残機も与えられます。これはローグライトでは非常に珍しいことです。筆者は、核となるアクションへの注力を気に入りつつも、少なくともデモの範囲では、ローグライトとしての構造に作り込み不足で、まだ十分に形になっていない部分があると感じています。

それでも、この初期デモには気持ちのよい戦闘が詰まっていました。目を引く世界観と、非常に満足度の高い戦闘とパリィがあり、ChillyRoomのサイバーパンク・ローグライトはアクションRPGとして有望だと筆者は評価しています。製品版ではもっと深い面が見られることを期待しつつも、この様式化された暗い世界は良いスタートを切っており、サイボーグの敵を弾き返して削っていきたい気持ちになったとのことです。