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任天堂元マーケティング責任者のKit Ellis氏、PlayStationのディスク生産終了を受け任天堂がパッケージ版に関する発信を「明らかに修正した」と指摘

2026年10月21日 | #その他 | GamesRadar+

任天堂元マーケティング責任者のKit Ellis氏、PlayStationのディスク生産終了を受け任天堂がパッケージ版に関する発信を「明らかに修正した」と指摘

任天堂の元マーケティング責任者Kit Ellis氏が、YouTubeのショート動画で、同社がパッケージ版ソフトに関する対外的なメッセージを、PlayStationを巡る現在の混乱を受けて意図的に調整したとの見方を示しました。PlayStationが2028年に物理ディスクの生産を終了すると発表したことで、競合である任天堂の姿勢にも注目が集まっています。

Ellis氏が指摘した「修正されたメッセージ」

Ellis氏が分析したのは、現在任天堂のラテンアメリカ事業を統括するBill van Zyll氏の発言です。van Zyll氏は最近、任天堂に「パッケージ版を手放す予定はない」と述べ、その理由として「ファンがパッケージ版も楽しんでいると分かっているから」と語っていました。Ellis氏はかつての同僚であるvan Zyll氏のこの発言を、PlayStationの一件に乗じる戦略の一環だと見ています。

Ellis氏は「これはBillがその場で思いついて話したものではありません。インタビューを受ける人全員が叩き込まれ、必ず口にする、事前に承認された任天堂のメッセージです」と述べています。続けて「まず、Sonyがパッケージ版から離れつつある状況を受けて、最近明らかに修正されたメッセージだと感じます」と指摘しました。

さらに「『ファンがパッケージ版を好きだと分かっている』という言い方は、口にした時点で、競合よりも良い解決策を持つ立場に自分を置くことになります」とも話しています。

任天堂が置かれた有利な立場

原文筆者は、任天堂が2025年に発売したSwitch 2が、デジタル専用モデルのないパッケージ版対応の本体である点を挙げ、この文脈では広報面ですでに有利な立ち位置にあると説明しています。現行世代のPlayStationとXboxには、ディスクドライブのないモデルがあります。筆者は、任天堂がメッセージを厳格かつ慎重に管理してきた会社だとも述べています。

ゲームキーカードを巡る議論

一方で、任天堂のパッケージ版への取り組みにも議論の余地があると、原文は指摘しています。ゲームキーカードは、パッケージ版として購入したケースの中に、Switch 2がインターネット経由でゲームキーをダウンロードするためのカードが入っているという、物理版とデジタル版の中間のような形式です。ソフトの全データはカードに入っていないため、物理版を所有する意義が一部で薄れると筆者は述べています。

Switch 2向けのパッケージ版ソフトの大半は、現在も従来型のカートリッジで出荷されています。ただし、『Assassin's Creed Shadows』『007: First Light』『Borderlands 4』のような大型のAAAタイトルでは、ゲームキーカードが増えているとのことです。