Xbox Series XでNintendo Switchのゲームが起動、開発者モード上のエミュレーターで確認
2026年10月17日 | #ゲーム紹介 | Digital Trends Gaming
Xbox Series Xで、Nintendo Switchのゲームを動かす実験的なエミュレーターが登場しました。Xboxの開発者モードを利用するもので、スーパーマリオ オデッセイなどが起動する様子を捉えた初期の映像が公開されています。ただし、あくまで初期段階の実験です。
開発者モードで動くSwitchエミュレーション
映像では、スーパーマリオ オデッセイ、スーパーマリオブラザーズ ワンダー、Metroid Prime Beyondの3本がXbox上で起動しています。このプロジェクトは、コミュニティ主導のSwitchエミュレーター「Eden」を、Xboxの開発者モードで動くように調整したものとみられています。開発者モードは、対応アプリを通常の製品版環境の外で動かすための仕組みです。
短期間で形になった点も注目されています。このエミュレーターは、UWP(Universal Windows Platform)版を使って既存のエミュレーション成果をXboxに持ち込んでいるとの噂があります。ただ、実際にどのような過程で開発されたのかは明らかになっていません。UWP版の利用は、現時点では推測にとどまります。
起動できても、快適に遊べるとは限らない
ゲームが起動することと、不具合やカクつき、クラッシュなしに遊べることは別の話です。公開された映像からは、安定したフレームレートや、Switchのソフト全般への幅広い対応、長時間プレイしたときの安定性は確認できません。現状では、Xboxで任天堂のソフトがすぐに遊べるようになったわけではなく、将来性を感じさせる初期の実験という位置づけです。
エミュレーションの実験場になりつつあるXbox
Xboxでは、このほかにもエミュレーションの試みが続いています。最近では、PlayStationのソフトをXboxのハードで動かす取り組みもありました。Xbox上でのSwitchエミュレーションをめざす別のオープンソースプロジェクトもあり、グラフィックスの変換や性能の改善が進められています。ただし、これらは別々のプロジェクトです。そちらの成果が、今回の映像のエミュレーターの性能を示すとは限りません。
なお、エミュレーションそのものが直ちに違法になるわけではありません。ただし、著作権やソフトの所有状況、ファームウェアやゲームデータの入手元が問題になります。Xbox本体の持ち主も、すぐに任天堂のソフトが遊べる環境を期待しない方がよいでしょう。それでも、ライバル機向けのゲームが別の本体で動くという事実は、ハードがメーカーの想定を超えて使われうることを示しています。