PS5ジェイルブレイク環境向けPS2エミュレーター「PS5SX2」、バージョン2.01でディスク自動起動機能をベータ追加
2026年10月12日 | #アップデート | Digital Trends Gaming
開発者のSword氏が、PS5向けPS2エミュレーター「PS5SX2」にディスクの自動起動機能を追加しました。ジェイルブレイクしたPS5に手持ちのPS2ディスクを挿入すると、ゲームが起動するようになります。ただし機能はベータ版で、公開時点で動作確認が取れているのは初期型PS5の1台のみです。ほかの環境での結果はまだ分かっていません。
ディスク自動起動のしくみ
この機能はバージョン2.01で追加されました。PS2ディスクを挿入すると、PS5SX2はそのゲームがすでにコピー済みかどうかを確認します。未コピーの場合は、ディスクの内容をストレージに吸い出してから起動します。コピー済みのゲームは吸い出しを省くため、2回目以降は再度ダンプする必要がありません。
自動起動は、エミュレーターを開いていても閉じていても動作します。ディスクを取り出すと、ゲーム選択画面に戻ります。不良セクターのためにコピーが途中で止まった場合、不完全なゲームは一覧に残りますが、自動では起動しません。
PS5SX2はPCSX2をベースにしており、エミュレーションはすべてPS5上で実行されます。処理も描画もPS5本体で行い、PCから映像を配信する必要はありません。
グラフィックスの設定
ゲームはPS2本来の解像度より高い解像度で描画でき、4Kディスプレイへの出力にも対応します。対応タイトルでは、ワイド画面化やフレームレート向上のパッチも使えます。
どこまで設定を引き上げられるかはゲームによって異なります。解像度を上げすぎると動作の滑らかさが損なわれることがあります。また、4K出力にしただけで、昔の名作がリマスター作品のような見た目になるわけではありません。設定はプレイ中にスマートフォンから変更できるため、結果を見比べながら調整しやすくなっています。
利用に必要なもの
ディスクドライブがあるだけでは動作しません。PS5には、対応するジェイルブレイクとホームブリュー用のソフトが必要です。PS5SX2にはBIOSが含まれていないため、自分のPS2から吸い出したBIOSも用意する必要があります。
動作確認済みのゲームは、プロジェクトのテスト済みリストで確認できます。ただし、問題なく遊べる保証はなく、更新によって不具合が直ることもあれば、新たに出ることもあります。
対応環境を整えたユーザーにとっては、PS2ディスクのコピーや起動にかかる手間が減ります。改造していないPS5では利用できないため、手元のディスクを遊ぶには別の方法が必要です。