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Atari、2021年発売の「Atari VCS」のサポートを終了へ ストアは2027年2月1日に閉鎖

2026年10月23日 | #その他 | VGC

Atari、2021年発売の「Atari VCS」のサポートを終了へ ストアは2027年2月1日に閉鎖

Atariは、2021年に発売した家庭用ゲーム機「Atari VCS」のサポートを終了する計画を発表しました。公式Discordサーバーで、コミュニティマネージャーのCarly Francis氏が明らかにしたもので、ストアは2027年2月1日に閉鎖されます。一方でAtariは、サポート終了後も本体を使い続けられるよう、OSアップデートとホームブリュー用アプリを提供する方針です。

ストアは2027年2月1日に閉鎖

Atari VCSは、1977年に発売された初代Atari VCS(のちにAtari 2600へ改称)を現代風に作り直したゲーム機です。2020年にKickstarterの支援者へ届けられ、翌2021年に一般発売されました。独自のストアとゲームライブラリを備え、LinuxやWindowsを動かせるPCモードも搭載しています。ただ、VGCによると、販売は最後まで限定的で、広く普及することはありませんでした。

Francis氏はDiscordで、サポート体制の変更についてプレイヤーに告知しました。VCSについては「Atariがこの50年以上のあいだに発売してきた数々のゲーム機と並ぶ、確かな地位を築いた」と述べています。もともと単発のKickstarter企画として計画されたものが、2020年から皆で支えてきたプラットフォームになったと振り返り、プレイヤーやクリエイターに感謝を示しました。

VCSのサポートを段階的に終了していくとしており、ストアは2027年2月1日に閉鎖されます。ストアでのゲーム購入は、1月31日まで可能です。

サポート終了後も使い続けられるように

過去にはサービス終了によって、ゲーム機がほぼ動作しなくなった例もあります。これに対しAtariは、サポート終了後もVCSを使い続けられるようにすると説明しています。

具体的には、ストア閉鎖後にOSアップデートを提供します。このアップデートにより、すべての機能をユーザーの手元の本体へ移行でき、認証やソフトウェアに関してAtariのインフラに依存する必要がなくなります。Francis氏によると、この移行が完了した時点で、プラットフォームのサポートを終了する計画です。

あわせて、「Atari Home Brew」アプリをすべてのプレイヤーに配信する予定です。これにより、ストアを介さずに新しいゲームを本体へ追加できます。開発者はVCS向けのアプリを作り続け、コミュニティに共有することもできます。OSの移行手順とHome Brewアプリの機能については、来年初めに案内を公開するとしています。

Francis氏は、今回の発表が歓迎されない知らせだと認めたうえで、コミュニティがVCSを今後も長く使い続けられるよう取り組み、移行を支援していくと述べました。

VGCのレビューでの評価

VGCは過去のレビューで、Atari VCSを「見た目だけで中身がない」と評していました。購入を決めるだけの決め手となる機能に欠けるとも指摘しています。

レビューでは、見た目は魅力的で、さまざまな周辺機器との互換性も優れているものの、人が財布を開きたくなるような独自の特徴は見当たらないとも述べていました。