Steam Next Fest参加のサバイバル3作、石炭鉱山のホラーコメディからゾンビ世界、群島の孤島生活まで
秋はサバイバルゲームを遊ぶのに向いた季節です。インディー向けパブリッシングプラットフォームのindie.ioからは、10月26日まで開催中のSteam Next Festに3本のサバイバルゲームが参加しています。いずれも「サバイバル」の意味合いがまったく異なり、遊び方も大きく違います。
1本目は石炭鉱山が舞台の協力型ホラーコメディ、2本目はゾンビ・アポカリプス後のオープンワールドサンドボックス、3本目は24の島からなる群島に1人で漂着するサバイバルです。3本とも今すぐ遊べます。そのうち2本はNext Festで無料体験版が公開中で、残る1本は発売済みで、ハロウィーン向けの大型コンテンツアップデートが配信されました。
『Coal Duty』:声が危険を呼ぶ、雪に閉ざされた炭鉱の協力サバイバル
3世代前に空が凍りつき、炭鉱の町は今も雪に覆われています。それでも州は炭鉱を閉鎖せず、鉱夫たちに坑道の奥へ潜ることを強いています。ディストピア的な設定ですが、本作はこれを笑いの題材にしています。
1~5人で遊べる協力型のエクストラクションゲームで、鉱夫のグループとして坑道の危険をかいくぐり、集めた資源を持って脱出することが目的です。探索のたびに内容が自動生成されるため、仲間と協力して進み方を探っていく必要があります。
協力の鍵になるのが、近接ボイスチャットです。声が届くのは近くにいる仲間だけで、正しいルートを見つけたときの呼びかけや、危険の警告に使えます。ただし、近くにいれば坑道内の敵にも声が聞こえます。おしゃべりが原因で危険なものを呼び覚ましかねません。
危険な存在は数十種類の生物で、それぞれの特徴を見極めて対処法を探ることになります。目が見えないもの、動きが速いもの、石炭に擬態するものなどがいます。仲間が敵に驚いて慌てた結果、悲鳴でさらに敵を引き寄せてしまう場面も、本作ならではの面白さとして紹介されています。
Next Fest期間中は無料体験版を遊べます。体験版はゲームの一部を意図的に切り出したものです。アーリーアクセスは、Next Fest終了翌日の10月27日に始まります。製品版では坑道のフロア、生物、脱出用の機械が追加される予定です。
『HumanitZ』:仲間の勧誘とゾンビ化が加わった大型アップデート
『HumanitZ』は、アイソメトリック視点のオープンワールド・ゾンビサバイバルサンドボックスです。IGNは2月の1.0版リリース時に取り上げており、10月19日にそれ以来で最大のアップデートが配信されました。NPCの勧誘、プレイヤーのゾンビ化、ハロウィーンイベント、ヘッドショット限定モード、新装備などが加わっています。
Radio Towerクエストを終えると、世界で出会うNPCの生存者を仲間に勧誘できるようになります。仲間は探索に同行したり、拠点で作業したり、見張りに立ったり、任務に送り出されたりします。拠点を2つ追加で建てられ、必要に応じて仲間をその間で移動させることも可能です。NPCにはそれぞれ個性があります。中には仲間になってしばらくしてから明らかになる特性もあり、思ったほど友好的ではないと判明することもあります。この機能はシングルプレイと、ホスト型のマルチプレイで使えます。サーバー型のゲームでは、ほかのプレイヤーがこの役割を担うためです。
もう1つの変更は、ゾンビ(本作での呼称は「zeek」)や感染によって死亡すると、自分のキャラクター自身がzeekとして蘇ることです。zeekになった自分は所持品を持ったまま世界をさまよいます。居場所を突き止めて倒せば、アイテムを取り戻せます。
ハロウィーン向けには、テーマに沿ったコスメティック、クエスト、武器、ワールド上の小道具が追加されました。ヘッドショット限定モードは名前のとおり、頭を撃たなければzeekを倒せず、難易度が上がります。新装備にはレバーアクションライフル、ネイルガン、ポンチョ、バラクラバ、略奪可能な大型工具箱があります。
これまで遊んだことがある人も、再プレイを考えるに値する規模のアップデートだと紹介されています。未プレイの人にとっては、始めるきっかけになりそうです。Steamでは4,400件を超えるレビューで「おおむね好評」の評価を受けています。
『Mayday: The Survival Island』:24の島を渡る、1人きりの漂着生活
IGNは8月から9月初めにかけて、gamescomとPAX Westで公開された体験版を取り上げていました。その後、体験版は大きく変更され、現在もSteamで無料で遊べます。
更新された体験版では、不具合の大幅な修正と品質向上により、製品版のゲームプレイに近づきました。ハウスビルディングのシステムも拡張され、まとまった量の新コンテンツも加わっています。体験版のセーブデータは、11月2日の製品版リリース時に引き継げます。そのため、製品版を先行して始めるような感覚で遊べます。
物語は、乗っていた船が墜落し、謎の島に流れ着くところから始まります。この島は、巨大な群島を構成する24の島のひとつです。島は開発元のPequi Studiosの小規模チームがすべて手作業で作っており、自動生成ではありません。島ごとに環境、集められる素材、見つかる宝が異なります。
素材から道具を作り、狩り、釣り、農作物の栽培を行い、最終的には自分の住まいを築きます。生きるために必要なことを一通りこなす流れです。各島で拠点づくりにどれだけ時間をかけるか、次の島へいつ進むかは自分次第です。進めるうちに、群島の秘密や、なぜここに来たのかが明らかになっていきます。元の世界に帰れるのかどうかも、物語の焦点になります。