デブラ・ウィルソン、ゲームで自分の顔が使われ続けることに否定的な考えを語る Wolverineではタトゥーのスキャンも提案されたという
『Star Wars Jedi: Fallen Order』『Wolfenstein: The New Colossus』『God of War Ragnarok』などで知られる俳優のデブラ・ウィルソンが、GameSpotのインタビューで、ゲームのキャラクターに自分の顔が使われることを好ましく思っていないと語りました。開発側が顔の使用を決めており、自分に似ていない役を演じたいとも述べています。
「カメラの前で演じているのと変わらない」
ウィルソンは、顔が使われることについて「あまり好きではありません。それならカメラの前で演じているのと変わりませんから。没入するのが難しくなります」と語りました。ファンの反応は二つに分かれているそうです。「どのゲームにも出ている」と驚く人もいれば、「ゲームに集中したいのに、デブラ・ウィルソンのことを考えてしまうから、顔を見るのはもううんざり」と感じる人もいるといいます。
こうした声はゲームコミュニティで一種のミームになっており、ウィルソンの顔が出てくるたびに没入感が削がれるとの不満も上がっています。ウィルソンはこれに対し、「私も同じ気持ちなので、責める気にはなりません」と述べました。
Wolverineではタトゥーのスキャンも提案される
ウィルソンは具体例として、Suicide Squadのアマンダ・ウォラー、Wolfenstein: The New Colossusのグレース・ウォーカー、そして新作のWolverineでのカリストを挙げました。いずれも自分の顔が使われているとのことです。
Wolverineでは、開発側からウィルソン本来のタトゥーもスキャンしたいと言われたそうです。ウィルソンは「さすがにやりすぎだと思いました」と振り返っています。そのため、演じるキャラクターが欧州系であるゲームの仕事には感謝しているとも話しました。
契約条件にはしたくない
インタビューの後半でウィルソンは、顔を使わないことを契約条件に加えたいとは考えていないと述べました。アーティストには、好きな方法で物語を語れるようであってほしいからです。一方で、悪魔やドラゴンなど人間ではない存在も数多く演じてきた俳優として、顔が使われるだけでは自分の表現力が十分に生かされないとも語っています。
また、ゲームによって事情は異なるとも話しました。Death Stranding 2ではウィルソンの容姿が使われましたが、ほかのほぼすべての俳優も同様だったそうです。ウィルソンは「皆が本人の姿をしているので、その選択に不満はありません」と述べ、小島秀夫氏については「求めるものが分かっていました。単なる監督以上の、アーティストです」と評価しました。
ウィルソンは最近、Ace Combat 8: Wings of Theveでジェシカ・パイク役、Marvel's Wolverineでカリスト役を務めました。Modern Warfare 4では背景の声も担当しています。