BioWare閉鎖を受けたMass Effect存続署名が5万筆を突破、EAに別スタジオでの開発継続かIPライセンスを要求
EAが水曜日にBioWareを閉鎖し、開発中だったMass Effectの新作を中止しました。その後、現在はMass Effect Universeと呼ばれるタイトルのトレーラーがネット上に流出し、シリーズの存続を求めるファンの署名活動に人が集まっています。署名は閉鎖から数日で5万筆を超えました。
署名活動の内容
「#SaveMassEffect」と題された署名は、BioWareが閉鎖された当日に開始されました。記事執筆時点で52,783筆に達しており、当初の目標だった3万筆を上回っています。
署名はBioWareの復活を求めるものではありません。EAに対し、別のスタジオにシリーズを任せて次回作の開発資金を提供するか、IPをライセンスして作品を存続させるかのどちらかを求めています。
発起人のJoe Smith氏は、Mass Effectは世界中の何百万人ものプレイヤーにとって特別な存在だと訴えています。シェパード司令官がノルマンディー号の仲間を率いる、豊かで没入感のあるSF世界が長年ゲーマーを魅了してきたと述べました。一方で、EAが開発リソースを減らし、開発計画も不透明なままであることから、シリーズの将来が脅かされていると主張しています。
実現は難しいとの見方
こうした署名が企業の方針転換につながることは、通常はほとんどありません。BioWareの元幹部は、閉鎖後にEAがBioWareのIPを売却する可能性が高まったとの見方を示していますが、アナリストは異なる意見です。
アナリストのJoost Van Dreunen氏はIGNの取材に対し、BioWareのIPは最近売却された他のスタジオと同じ状況にあると述べました。知名度は高いものの、ほとんどの買い手にとっては高額すぎるという見立てです。さらに、CD Projekt Redのような力のあるパブリッシャーも、自社のプロジェクトで手一杯だとしています。
カナダ政界からの動き
カナダ政府がBioWare従業員によるスタジオの買収を支援すべきだと考える政治家も、少なくとも1人います。実現すれば、理論上はMass Effect Universeの開発を続けられます。ただし、IGNはこれを可能性の低い話とし、実現するとしても数年かかるだろうとしています。
IGNは、Mass Effectが存続する可能性は低そうだと見ています。それでもシリーズを残そうとする熱意は大きく、ファンはSNSでBioWareの終わりを惜しんでいます。仮にMass Effectが戻ってこなくても、その精神はExodusやThe Expanse: Osiris Reborn といった作品に受け継がれるだろうとも述べています。