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忘れられた奇作8選、『エアガイツ』から『Seventh Cross: Evolution』まで

2026年10月26日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

忘れられた奇作8選、『エアガイツ』から『Seventh Cross: Evolution』まで

新作が次々と発売される今でも、古いゲームの中には当時ですら珍しく、現在ではさらに見かけなくなった個性派が数多く眠っています。海外メディアDualShockersが、時とともに忘れられつつある8本の奇妙で個性的なゲームを紹介しました。ここでは8位から1位の順に、その内容をまとめます。

8位:Ehrgeiz: God Bless the Ring

1998年3月1日に発売された対戦格闘ゲームで、対応機種はPlayStation、PSP、PS3、PS Vitaです。『ファイナルファンタジー7』の翌年に登場した作品で、同作ファンへのサプライズが用意されていました。

スクウェアが、知名度の低いスタジオと組んで作ったアリーナ型の格闘ゲームです。アーケード版と家庭用の両方にクラウド、ティファ、セフィロスが参戦し、PS1版ではヴィンセント、ユフィ、ザックスまで使えるようになります。記事の筆者は、レッドXIIIも計画されていたが外されたのではないかと推測しています。また、現在『Sonic Racing: CrossWorlds』でFF7関連の要素が展開されているのも、似たコラボ手法だと指摘しています。

7位:Takeshi's Challenge

1986年12月10日にタイトーから発売されました。開発はNova Co. Ltd.です。日本のコメディアン、ビートたけしさんが手がけたとされる極めて難しいレトロゲームで、現在は忘れられつつあるといいます。

物語は、宝の地図を手に入れたサラリーマンが妻と離婚し、宝を求めて出航するというものです。ゲームは2つ目のコントローラーのボタンを押して上司にあいさつするところから始まり、ゲームオーバーを避ける条件も非常に分かりにくくなっています。現在は攻略情報が多く出回っていますが、『ファミ通』からは駄作と評価されたことでも知られています。それでも、ゲームとしては象徴的な存在だと筆者は述べています。

6位:Elemental Gimmick Gear

PS2がJRPGで人気を集めていた時代、ドリームキャスト向けにも独創的な作品が数多く作られました。E.G.Gと略される本作もその1本で、遊びやすいJRPGとは言えないものの、非常に特別な作品だと紹介されています。

主人公は「眠れる者」と呼ばれる男で、彼を掘り出した社会がE.G.Gと名付けた卵形のマシンの中で発見されました。古代の邪悪な存在が社会と自然を破壊し始めたことで目覚めた主人公は、遺跡の探索や世界の情報収集を通じて自身の謎に迫ります。たくさん回転する要素もあるようです。スプライトと手描きのグラフィックは、90年代後半のアニメのような雰囲気で、筆者はノスタルジーを感じたと語っています。

5位:Resonance of Fate

実験的な作品が数多くあった時代の象徴として、筆者が挙げる1本です。バトルは『マトリックス』に影響を受けており、デザインは2000年代前半らしい雰囲気を持っています。

戦闘、六角形のマップ、いかにもアニメらしいストーリーなど、要素は盛りだくさんです。筆者はこの作品を複雑で、ばかばかしく、おかしなゲームだと評しつつ、だからこそもっと注目されるべきだとしています。映画のような演出で戦う爽快感が銃撃戦で味わえ、最初は少し抜けて見えるキャラクターにも愛着がわき、マップを効率よく進むための計画性も求められます。筆者は不満を並べているように聞こえるかもしれないと断ったうえで、数時間遊べば味が出てくると勧めています。

4位:Puyo Puyo Gaiden: Puyo Wars

1999年8月27日にCompileから発売されました。開発もCompileです。ゲームにかかる資源が今より少なかった時代は、企業が「面白そう」という理由だけで思い切った企画を形にできたと筆者は説明しています。

本作は、『ぷよぷよ』と『アドバンスウォーズ』、『ファイアーエムブレム』を混ぜ合わせたようなストラテジーです。ぷよ自身が操縦するTectorというメカを動かして戦います。筆者は、このゲームが存在していること自体が最も驚きだとしたうえで、機体のカスタマイズや属性システムの奥深さにも触れています。日本でのみ発売されたゲームボーイ向けの隠れた名作だと紹介されています。

3位:Napple Tale: Arsia in Daydream

2000年10月19日にセガから発売されました。開発はChime Company Ltd.です。ドリームキャスト向けの作品で、明るい色彩の楽しげな見た目とは裏腹に、時の流れや人生の変化がもたらす内省を扱うJRPG風のプラットフォームゲームです。

『NiGHTS』や『クロノア』のように、カラフルで意味深い物語を持つ作品が多かった時代に、愛情を込めて作られた冒険だと筆者は評価しています。サウンドトラックはすべて菅野よう子さんが手がけています。

2位:Captain Rainbow

2008年8月28日にWii向けに発売された、アクションアドベンチャーです。開発はSkip Ltd.、発売は任天堂で、『ちびロボ!』を手がけた開発陣による作品です。筆者は、現在の任天堂なら企画段階で検討されないような1本だと述べています。

主人公のニックは、タイトルにもなっているキャプテン・レインボーに変身できる男で、ミミン島という場所の運命に巻き込まれます。島の住民は任天堂のマイナーなキャラクターたちで、その願いをかなえていくのが目的です。アートデザインが優れており、『大神』のいとこのような雰囲気だと筆者は紹介しています。ただし、西洋圏には難しすぎると判断されたのか、ローカライズはされませんでした。

1位:Seventh Cross: Evolution

1998年12月23日にドリームキャスト向けに発売されました。古めかしい美的感覚や芸術的なテーマではなく、他では味わえない奇妙さが魅力の作品です。タイトルどおり進化がテーマですが、当時のドリームキャストユーザーでも扱いきれないほど難解だったと筆者は述べています。

ゲームは、さまざまなステータスを色に割り当てるところから始まります。その後、アメーバとして海に放り出され、できるのは食べることだけです。レベル3程度になるまで倒せない、追いかけてくるカニの敵にも注意が必要です。進化の仕組みでは、割り当てた色を使って体のパーツを自分で作ります。色はグリッド上に配置され、どの色をどこに置けばパーツが得られるかを見つけ出し、最終ボスを倒せるまで成長させていきます。筆者は、本作を「他にはない何か」と評しています。