ゾンビ終末の店舗経営ゲーム『The Walking Trade』がXbox Series X|S向けに本日発売
2026年10月27日 | #発売情報 | Xbox Wire EN
ゾンビが蔓延する世界で店を切り盛りする店舗経営ゲーム『The Walking Trade』が、本日Xbox Series X|S向けに発売されました。棚に商品を並べ、価格を決め、訪れる生存者に接客し、ゾンビが襲ってきたときには武器を手に取って戦います。開発者は、ショップシミュレーターを一度も遊んだことがないまま、本作をひとりで制作したと明かしています。
一から積み上げる感覚を目指して
開発者は2000年代前半にタイクーン系のゲームで育ちました。特に好きだったのは『RollerCoaster Tycoon』と『The Sims』で、チートコードを使わずに初めて遊んだときの体験が強く記憶に残っているそうです。手軽に稼げる近道がないため、どちらも「ゼロから何かを築き上げる」感覚を味わえたといいます。『The Walking Trade』でも、同じ感覚を届けたいと考えたとのことです。
数年後、ショップシミュレーターが人気を集めるのを見て、開発者は興味を持ちました。従来のタイクーン系が大きな視点で経営を扱うのに対し、ショップシミュレーターは、補充が必要な棚や会計を待つ客といった日々の営みを描きます。その奥深さに惹かれた一方で、設計上とてもまったりした体験であり、自身が遊びたいのはリスクや危険のあるゲームだったといいます。そこで既存作は遊ばず、自分が遊びたいショップシミュレーターを作ることにしたそうです。
守る価値のある店
開発者は、戦闘を本格的に取り入れたショップシミュレーターは見たことがなかったと述べています。ポストアポカリプスの世界は、その2つをゲームシステムとして結び付けるのに最適だと考えました。物資がそろった店は、まさに守る必要がある場所だからです。
プレイヤーは店のレイアウトを設計し、どの棚に何を置くかや販売価格を決めます。そこへ定期的にゾンビの群れが押し寄せ、近接武器や銃器、手近にあるものを使って店を守ることになります。クラフトステーションを解放すると、薬、武器、道具、店の強化アイテムに加え、ゾンビを食い止める防御設備や罠も作れます。生存者を雇って接客や物資の調達、見張りを任せることもでき、装備を整え、やる気を保たせるのはプレイヤーの役目です。
商売のやり方も自由です。周囲のコミュニティを助けることも、価格をつり上げたり、利益のために客を殺したりすることもできます。評判によって、店を訪れる相手が変わります。
生存者のロビンに込めた思い
開発が始まったのは2024年10月です。当時、開発者はインディーゲームパブリッシャーでソフトウェア開発者として働いていましたが、まもなく解雇される状況でした。同じ頃、妻との間に初めての子どもが生まれることも分かったそうです。それから約18カ月後に、PC版が発売されました。
ゲーム内では2日目に、ゾンビから逃げてきたロビンという生存者が店に駆け込んできます。ロビンは最初の従業員となり、彼の登場を通じて戦闘とスタッフ管理が紹介されます。ロビンは開発者の息子の名前でもあります。
PC版の発売後、開発者はYouTubeやTwitchで、プレイ中ずっとロビンを生かそうと手を尽くす人々を目にしました。人々がロビンを本気で気にかけてくれる様子に心を打たれたと語っています。
開発者は、何もない状態から店を育て、どんな店主になるかを選び、そしてロビンをぜひ生かしてほしいと呼びかけています。
作品情報
『The Walking Trade』の発売元はPlayWay S.A.です。Xbox Series X|S版のストアページに記載された価格は11.99ドルで、10.79ドルの表示もあります。ストアページでは、店のスペースや見た目、機能性のバランスを考えて設計すること、棚を整理して価格を設定すること、襲撃や群れから店を守ること、生存者を雇って物資の調達や接客、警備を任せること、クラフトで武器や道具、店の強化アイテム、バリケードや罠を作ることなどが紹介されています。