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『Tannenberg』、史上屈指の奇妙な伝説「狼の休戦」を再現するイベントを11月3日まで開催

2026年10月27日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『Tannenberg』、史上屈指の奇妙な伝説「狼の休戦」を再現するイベントを11月3日まで開催

第一次世界大戦を題材にしたハードコアFPS『Tannenberg』で、期間限定イベント「Wolf Truce」が始まりました。開催期間は11月3日までで、マルチプレイの試合中に巨大な狼の群れが出現し、敵味方が協力して撃退するという内容です。全員が休戦を守り抜けば、限定メダルも手に入ります。

実際の戦史に着想を得たイベント

戦争の歴史は、大衆文化で描かれるほど単純ではありません。戦場は刻々と変化し、現地の状況や偶然に応じて歩兵が臨機応変に対応を迫られた結果、非常に奇妙な逸話も生まれてきました。第一次世界大戦の史実や象徴的な要素を作り込んだ『Tannenberg』は、こうした出来事を忠実に再現することが務めだとも言えます。

今回のイベントは、シリーズの公式プロフィールで告知されました。試合中に飢えた狼の大群が現れ、両陣営は通常の戦闘を再開する前に、手を組んで狼を退けなければなりません。ゾンビに頼らず、題材的にホードモードが成り立ちにくい本作へ突発的なホード要素を持ち込んだ、巧みな手法です。

1917年の「狼の休戦」とは

伝説によると、第一次世界大戦の東部戦線でロシア軍とドイツ軍が交戦した際、戦闘の影響でリトアニアやヴォルィーニの森にある狼の巣が壊れたり、住めなくなったりしました。冬は食料も安全な場所も乏しく、狼の群れは森の外へ出ざるを得なくなったとされています。

1917年のある戦闘では、両軍の兵士がいつの間にか巨大な狼の群れに四方を囲まれました。言葉を交わすことなく、全員が狼への対処を優先し、暗黙のうちに一時休戦に入ったといいます。数百頭の狼が撃たれたところで群れは散り、戦闘が再開されたと伝えられています。

ただし、この話が事実かどうかは定かではありません。報じたのはアメリカの報道機関だけで、現場にいたとされるドイツ軍やロシア軍に関わる媒体は伝えていないようです。筆者は作り話かもしれないとしつつ、面白い話だと述べています。

狼を撃って限定メダルを狙う

真偽はともかく、飢えた狼が第一次世界大戦の寒冷な戦場で現実の脅威だったことは事実であり、そのため本作のゲームプレイに取り入れる題材として適しているとのことです。

イベント期間中は、通常のマルチプレイの試合で狼の群れがランダムに出現します。狼は敵味方の区別なく兵士を襲い、ただでさえ混沌とした戦場をさらに騒がしくします。狼と戦うか、無視して敵への射撃を続けるかはプレイヤー次第ですが、伝説と同じように全員が戦闘を中断して狼に対処することが狙いです。

すべての狼を倒すまで、全プレイヤーが敵を攻撃せずに休戦を守ると、試合に参加した全員に限定の「Wolf Truce Medal」が贈られます。しかし、1人でも休戦を破って敵を撃てば、誰も報酬を得られず、狼に襲われるだけで終わります。コミュニティへの自制と連帯を示す機会にもなれば、大勢を一度に困らせる機会にもなる、と筆者は述べています。

『Tannenberg』は2017年11月16日発売で、対応機種はPS5、PS4、Xbox One、Linux、PCです。開発はBlackMill GamesとM2Hが手がけています。