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EAの現役・元社員がVertical Sliceに証言、レイオフ後は秘密主義が横行し士気も最悪の状態と語る

2026年10月29日 | #その他 | Eurogamer

EAの現役・元社員がVertical Sliceに証言、レイオフ後は秘密主義が横行し士気も最悪の状態と語る

EAが先週、複数のスタジオで400人を削減し、プロジェクトの中止と主力事業への集中を進めると発表しました。この一環でBioWareスタジオも閉鎖され、約50人いた残りのスタッフの大半が解雇されています。Vertical Sliceの取材に応じた現役・元社員は、レイオフをめぐる秘密主義と社内の士気の低さを語っており、Eurogamerがその内容を伝えています。

解雇の事実が同僚にも知らされない

取材に応じた複数の関係者によると、EAではレイオフの対象者が誰なのか、残ったチームが欠員を抱えてどう進めるのかについて、明確な説明がないといいます。

ある元女性社員は、直接一緒に働いていた同僚たちが、自分の解雇をLinkedInで初めて知ったと話しました。報道によると、これは「影響を受けた人のプライバシーを守る」というEAの方針によるものです。ただ、働く側の受け止めは異なります。

関係者の1人は「解雇された人を孤立させるためではないかと疑っています。レイオフの規模によっては、立て直して今後の動きを把握するまでに1~2週間、あるいはそれ以上かかります」と述べています。

影響は業務にも及びます。進行中のプロジェクトは、残った少人数のメンバーが引き継ぐことになります。しかし別の関係者によれば、EAがその具体的な内容を伝え、進め方を示すまでに数週間かかることもあるそうです。

チャットも無効のZoomで通告

解雇の通告方法も、現代の企業ではよく耳にするものだと記事は指摘しています。複数の関係者によると、対象者はチャット機能が無効で、ほかの参加者も表示されないZoom通話に招かれます。そこで解雇を告げられ、質問することも、同僚に別れを告げることもできません。

関係者の1人は「解雇されるのは、リスト上の数字にすぎないからです。実際に取り組んでいるプロジェクトが理解されることはありません」と話しています。

利益優先と士気の低下

関係者は、EAがこれまで以上に、社員の幸福よりも利益を優先していると語っています。背景には、投資家コンソーシアム(中心はサウジアラビアのPublic Investment Fund)による550億ドルでのEA買収があります。この結果、EAは200億ドルの負債を抱え、その回収手段を探さなければならない状況です。

別の関係者は「士気は最悪でした。『少なく、より良く』という言葉を何度も聞きましたが、実際には少ない人数で同じ量の仕事をしている感覚でした。上層部はClaudeや生成AIの可能性に大いに期待していましたが、私のチームは困惑していました」と述べています。

記事は、西側最大のゲームパブリッシャーにとって残念な状況だとしつつ、社内の多くの人にとって衰退は以前から進んでいたと伝えています。ある関係者は、組織変更を知らせた最近のメールがロボットの書いた文面のようだったことがEAを最もよく表しているとして、次のように語りました。「経営陣が最後の1セントまで搾り取り、残された私たちは家族を養えるかを心配するしかない、冷たく死んだような場所が、ゆっくり朽ちつつあります」

業界全体でも続くレイオフ

ゲーム業界ではほかにも、Xboxの部門が複数回のレイオフを進めており、合計で3,200人を削減する計画です。業界のレイオフを追跡しているRaj Patel氏は最近Blueskyで、2026年は影響を受けた人数が記録上で最悪の年になるペースだと明らかにしました。