米アリゾナ州フェニックスでAtari Hotelが着工、eスポーツ会場やクリエイタースタジオを備え2028年末から2029年初頭の完成予定
Atari Hotelsが米アリゾナ州フェニックスで正式に着工しました。完成は2028年末から2029年初頭を予定しており、米国で次の主要なeスポーツ会場になる可能性があるとIGNは伝えています。
ハイテク客室とeスポーツ会場を備える複合施設
Atari Hotelsは2020年1月に発表されたプロジェクトで、最先端の技術、これまでにないエンターテインメント、宿泊サービスを組み合わせて米国の利用客に提供するとしています。今回の着工は、その最初の案件が動き出したことを意味します。
IGNに共有されたプレスリリースによると、起工はフェニックスのRoosevelt Rowで今週始まります。ホテルには「ハイテクな客室」やクリエイタースタジオのほか、2000人以上を収容できるeスポーツ兼コンサート会場が入る予定です。このほかスポーツブック、「何層にも重なる没入型バー」、ショッピング、「没入型体験」、レストランも計画されています。
現在は第1段階にあたり、敷地内にある既存の建物を解体し、新しいホテルの基礎工事に入ります。これが終わると、まもなく第2段階が始まります。パートナーや著名人の出資者には、FaZe Adaptやアメリカのプロレスラーのヘンリー・セフードの名前もあります。原文はFaZe Adaptの参加を「奇妙」と記しています。
関係者のコメント
Intersection Developmentのパートナー、Jordan Taylor氏は声明で、「Atari Hotelsのフェニックスの施設を『スタート』させ、他に類を見ない会場というビジョンを現実に近づけます」と述べました。さらに、地元にこうした体験型の会場をAtariという素晴らしいパートナーと建てられることは光栄であり、地域の人々と節目を祝えることを喜んでいると語っています。
AtariのChairman兼CEOであるWade Rosen氏は、Intersection Developmentが描く、ゲームをポップカルチャーの柱として表現する構想を信じていると述べました。そのうえで、このプロジェクトはAtariブランドを、ファン、観光客、フェニックスの地元住民に向けた新しいエンターテインメント体験の中心に据えるものだとしています。
設計と当初のコンセプトとの違い
設計は、自らを「愛と形と革命の融合を体現する前衛的な建築スタジオ」と称するräkkhausが手がけます。Atariのライセンスを受けたホテルとして、ゲームとホスピタリティを組み合わせ、「ゲーム、スポーツ、エンターテインメント、ポップカルチャーが交わる領域の成長」を取り込むことを狙っています。
最初のコンセプトアートは2020年10月に公開されました。Night Cityから抜け出したようなサイバーパンク調の外観で、建物はAtariのロゴの形をしており、未来的なロボットの像や鮮やかなネオンの照明が描かれていました。一方、新しい画像は異なる印象で、現在の時代にふさわしい見た目だと原文は述べています。